個人的低価格オーディオインターフェイスの考え方(モ)
木曜日担当のmoti-です。
今日はがっつりと妙な分野のオタクトークします。
・低価格帯オーディオインターフェイスの話
お誕生日のお祝いをしたらこんな言葉が返ってきました。
なので書きます。
といっても、私は森羅万象テキトーな理解なのでひょっとすると詳しい人からしたら「それ完全に間違ってますよ?」される可能性があります。「ほんまけ?」と思いながら見てもらいたいですね……。
【はじめに】
結論から言ってしまえば、2019年後半以降に発売されたオーディオインターフェイスはどれもだいたい優秀です。
なので出力ゲイン(出せる音量に関わってくる)とマイクプリのノイズ(音量上げたときのノイズの大きさに関わってくる)、ドライバの精度(専用のソフトで何ができるかとか)、あとはバンドルソフトウェア(買ったときにDAWとか音源とかエフェクトとか付いてくるやつ)を見て選択するのが吉だと思います。
悩みたくない方にはおすすめの機種置いておきます。といっても基本的に定番ですが……。
一応イロモノ的な部分での採用も一つ混じっているので、後述する詳細を読んでからどれを買うのか決めていただけると助かります。
用途と値段帯で分けているので、それぞれ考えているトピックの部分を見ていただければと。
まず、始めにオーディオインターフェイスを選ぶときに考えることとしては、
・用途
・価格帯
でしょう。
用途の場合、すごく大まかに考えて「配信用途」か「宅録用途」かですね。DiscordがXLRマイクに対応したことを考えると「通話用途」も場合によっては入る可能性がありますが、それは「配信用途」に含むことにします。
更にどちらの用途も若干ツリーが伸びます。といっても「分け撮りをするか」ですが。簡単に言えば、弾き語りなどで一度に二本のマイクを使うか……。
一言では「必要Ch数」になるでしょう。とはいえその場合は紹介するものの上位機種を購入していただければいいだけなので……(えーっ)。
詳しい話をするなら「クロック精度」みたいなものもありますが、吸音とかマイクプリとか高マイクとかやっちゃう上級の宅録ニストにでもならないと気にすることはないでしょうから無視してかまいません(よくはない)。
その層に向けたお話ではありません。そういう層はRMEとか買っておけばいいんじゃないですかね(テキトー)
あとサンプリングレートとかもありますがこれについてはマジで気にしないでいいです(良くはない)。一般的な音源ソース公開場のサンプリングレートは44100HZでしょうし高bit高レートにしたところでたいがい聞き分けなんてできません。
最初から覚えておく必要はないので忘れましょう。
16bit44100Hzの時点で人の可聴域は超えているので、それ以上は本当に必要がないと思っています。とはいえ撮ってない音はいじりようがないので、それを防ぐために高くすることとかは当然あると思います。
これについてを簡潔にたとえると、CD音源とハイレゾ音源の違いの聞き分けの話になります。
イヤホンとかヘッドホン使ってる人とかはMP3とwaveの違いでも難しいでしょー?
つまり数十万とかのスピーカーを使わない宅録用途でそんなことしてても違いはわからないです。
わかった人は耳がずば抜けて良いイカれたエンジニアかなんかヤバいな機材を使ってるかもしくはプラシーボによる勘違いです。オーディオは勘違いによって変化してるように感じることがよくあります。
少なくとも私は違いがわかりません。
価格帯はまぁ言うまでもないです。
値段が下がるにつれAD性能やマイクプリの性能も厳しくなっていくので、最低でも1.5万くらいの投資は考えておいたほうがいいと思います。
現在のオーディオインターフェイスは動画などによるマイク需要などもあり、両者の垣根も薄くなっています。とはいえそれぞれに向けたラインナップがあることも事実ではあるので、転用するとなるとどちらにも若干のハードルがあることは否めません。(Out数問題やプリアンプの質問題、ソフトへの最適化やループバック問題など両者にある)
しかし配信用途のものを宅録転用するほうがどうにもならないと思います。なぜならハードウェア的な問題なので。設計の問題ならさすがに厳しいものがある……。
宅録用途のものを配信運用するのにも設計の問題があることがあるにはありますが、そこはどうにかなることが多いですし(ほんまけ?)
でもあんまりこだわらないなら配信向けを宅録運用しても問題ありません。ドライバの関係とかあるけどたしか普通に無料ASIOとかあるし面倒を承知ならWASPI排他とかあるし……。
あ。
ADチップの性能などを購入評価に入れていますが、個人的に宅録環境や低価格オーディオインターフェイスを視野に入れる人にはあまり関係ないと思っています。
一応AD性能(アナログからデジタルに録音物を変換する性能)が良ければたぶんマイクプリアンプを別途用意するときによくなりますが、これは近代のものだと基本大体良いやつなので特に問題ないと思っています。
良くて損することはないですが。しかしながら音質の大部分への影響はやはりアンプになるでしょう。自宅環境ではマイクの性能を十全に発揮できるわけがないのでAD/DAコンバーターはあまり気にすることはないです。おそらく……。
それよりかは回路とかが問題になるかなぁ。
さすがに現代的な部分ではここがよっぽどひどいことはない……はず……。少なくともスマホより良くないと困りますね……。
そしてある程度マトモであった場合、やはり気にする必要はないと思います。環境が整い機材が増えれば考えるべき事項になってきますが、オーディオインターフェイス単体で使う場合はあまり影響がありません。
とはいえこれはある程度聞き用機材の考え方を流用してるので間違っている可能性も十分あります。同じオーディオ機材だからある程度考え方は同じになると思っていますが、上流にあたる録音性能についてはひょっとするともっと繊細の可能性があります。
でもそんなこといってたら歌撮り目的の場合はオーディオインターフェイスで悩むより歌うまくなるほうがよっぽど良い結果になるでしょ(ちくちく言葉)
なるべく初心者の方に向けて単純に書いていますが(※当社比)、私も実質初心者みたいなものなので詳しい方は間違いなどあれば指摘をお願いします。
ということで、前置きはおいておいてそれぞれの用途について必要な事項と個人的なおすすめ機種を話していこうと思います。
といってもすべてマシンスペックや使用感などを見た上での感想なので、話半分で読んでいただければ助かります。
【配信用途】
配信用途でのオーディオインターフェイスは個人的に、
・設定が簡単
・できることが多い
の2つが求められるんじゃないかなーと思います。ループバック(PCの音声とマイクの音声のタイミングをリアタイ同期できるやつ)とかあればいいとも聞きます。
でも私は話す音と動画の音のズレが許されないような状況じゃないとループバックとか必要ないと思っているので、歌枠をやらない人はループバックとかいらないんじゃないかな。
で。
ついでにエフェクトが簡単にかけられるなんかもあるとなんとなくいいかなーとか。要はDSP搭載ですね。
あとはまったく何もわからない人の場合にはゲインの調整が自動だったりクリップガード機能があるとOBSにリミッターをつけなくてもよくなるのですごく良い。めっちゃいい。まじでいい。
脳死したい人はエフェクトなんかよりもこっち2つがあるものを探したほうが絶対にいいですね。
ついでに初心者さんが配信用途でオーディオインターフェイスを買おうっていう場合には部屋鳴り対策をしてないことが多いと思うので、コンデンサーマイクの使用が難しい人も多いでしょう。
ということはダイナミックマイクを使えるくらいマイクプリの出力ゲインが高いモデルがあればいいですよね……。
ということで、個人的なおすすめ配信向けオーディオインターフェイスは
・Elgato Wave XLR
になります。
ちょっと仕様を見てドン引きした。アマゾンレビューを見てたら専用ソフトウェアについて書いてる人がいて、言ってることも相当ヤバくて「つ、つえー……」としか言えなくなった。
要は仮想ミキサーなんですが、PCの音声を分離して個別に調整したりVST(音声編集とか系統のプラグイン)をかけられます。やばー。
OBSでもVSTプラグイン実行できるじゃないかと思う人はいるかと思いますが、OBSだとだいたいのVSTが正常に作用しないんですよね。こっちでも作用しなかったら困りますが、そこらへんの作り込みはちゃんとしてると信じましょう。
ついでにそれだとDiscordにプラグイン適応ができませんし。
だから分離した音声にVSTを使えるこのインターフェイスはちょっとドン引き。
ひょっとしたらもっと良い配信用機材もあるかと思いますが、これは専用ソフトウェアのヤバさと出力ゲインの優秀さ(75dbとかいう良い意味で狂ったゲイン)(メーカー公表なので実測値は違う可能性がある)、プリアンプのノイズレベルもまぁまぁ(実測視聴による個人的判断)なので低感度のダイナミックマイクもドライブできるという利点があります。
ついでにクリップガードもある! つよい!
めっちゃコンパクトなところもいいですね。手のひらに収まるくらいです。オーディオインターフェイスは結構場所をとりがちなので、このレベルだとほんとに優秀。
欠点は3.5端子でしか外部出力できないことですかね……。
あとPS5で使えるみたいな話があったので標準ドライバで動く=ASIOがないかも? ってことくらいです。
ASIOがないとどうなるかというと、録音されるタイミングに遅延が起こったりします。音ズレが訪れてしまう……。わりとやばい。
ループバックは知らん! 私はループバックとかまったく知らんのですよ!
(ところで本当に素人に優しいのはみんな使ってて情報が出揃いまくってるAG03じゃないかとも思うけれどメジャーすぎて情報まったく仕入れてないのでここでは紹介しません。さらば……)
この商品を開発したElgatoはドイツのメーカーです。ドイツの音響メーカーというと、個人的にも高評価をしているゼンハイザーなんかが有名ですかね。私の好きなヘッドホンのHD650を作っているメーカーです。
印象としては手堅くものを作る国ってイメージなんですけど、その印象のとおり良いとこ突く商品を作るなぁーって思いました。めちゃ便利だよこれ。
専用ソフトがヤバすぎるのでかなり気になってます。
レビュー動画を見てみたところ、「機能に対して値段が高すぎる」みたいな意見がみられましたが、専用ソフトウェアの仕様を考えるとむしろ2万円程度でこの性能なので安いです。
ダイナミックマイクのゲインにも悩まないでいいので安いです。
そもそも2万円とか安いでしょ!!!!!!!!!!!!!!!
そのくらい払え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鎮まり給えー。
はい……。
きっと私の金銭感覚が狂ってるだけなんだ……。
とはいえ、コンセプトが最強すぎるとはいえ音響メーカーというわけでもないので全体的に成熟してないとかあるっぽいです。不具合の話が散見されます。
あと外部出力関係が貧弱なので、配信用途に絞ったうえでの選択ならありですが、DAWで使うのは難しいと思われます。
あとこれはマイクを一つしか接続できません。友人とかと集まって音声を撮りたい! っていう場合にはAUDIENTのEVO4か8っていうやつがおすすめです。こっちはループバックもあるしマイク入力も多いし。
8の場合は4本XLRケーブルを挿せます。それでいて2万円くらいなのでオフラインスマブラ対戦とかを全部録音できちゃうね。
つよい。問題があるとしたらマイクプリのゲインが心配なところ。
【宅録用途】
こっちはかなり細分化できるので、いくつか挙げていこうと思います。
まず最初にも述べたんですが、2019年以降(特に2020年以降)に発売したオーディオインターフェイスはどれも性能として申し分ないです。
少なくともそれ以前に発売していたインターフェイスを使っている場合からの移行でははっきり違うと思われます。
なぜ特に2020年以降としたかといえば、配信需要や巣ごもり需要でノウハウを持ってる会社が(ギリギリ)エントリーの帯に降りてきたことが挙げられます。
最近ではDSPで有名なUNIVERSAL AUDIOなんかも低価格のインターフェイスを出していましたし(昔からメジャーな会社です)。
ということで、近年発売した製品であればある程度どれを選んでも問題ないと思います。
ただしある程度は信頼できる会社でないと安定性が悪いことがあったりするらしい……。
そんなわけなので、一応そこらへんに配慮した価格帯別おすすめでも……。
【1万円代】
この価格帯ならFOCUSRITEのScarlettシリーズ(Gen.3)がおすすめです。
もしくはUNIVERSAL AUDIOのVOLT1、2もいいでしょう。
(2chのものへのリンクを貼っています。1chのものが見たい場合はお手数ですがバリエーションから変更してください)
どちらも性能と値段帯が近く、マイクプリのエミュレートによる撮り音の質感調整も可能です。
それに大手の会社で信頼性も高いので、プリアンプエミュレーターの差やその他仕様の差によってどちらを選ぶかを選択するべきだと思います。……といってもどちらでも問題はないと思いますが。
外見上のインターフェース完成度もおそらく似たようなものですが、VOLTのほうは2021年末に発売されたということで設計が新しいものとなっています。
仕様の簡単な違いを箇条書きすると、
・MIDI端子の有無
・外部電源の有無
・電源スイッチの有無
・付属ソフトの違い
になります。有無の部分はVOLTは全部あり、Scarlettは全部なし側になります。
外部電源があると動作が安定するので、(推定)セルフパワーとしても使えるVOLTはかなり考えられてる仕様だと思います。バスパワー動作もできます。楽~。
ただし、新しい製品なぶん安定性に欠ける可能性もあります。国内ではレビュー情報も少ないですし。これすごい良いと思うんだけどなぁ。やっぱ後述する別エディションのほうが人気なのかな。
そういう手間が面倒な場合はScarlettを選んだほうがいいと思います。海外宅録存在の動画とかを見たらたいがいFOCUSRITEのインターフェイスを使っていたりします。
メジャーなものがよければこちらを選択したほうがいいかも。
あとは付属ソフトの違いですが、これはどちらも優秀だと思うので好みで選べばいいと思います。
両方にピッチ補正ソフトついてますし。Auto-TuneとMelodyne。
ScarlettはボーカルのMIX-マスタリングに扱えるものが多く付属しているので、「インターフェイスとマイク以外には一切金をかけずに歌ってみたとかやってみたい!」みたいな人はこれ買ったらだいたい解決すると思います。リバーブとかないけど……。
コンプとEQとピッチ補正とマスタリング用プロセッサーあるならだいたいどうにかなるしね……。
ここらへんはフリーだと選別や勉強も大変だし品質の問題もあるので、有料のものが一気に入手できるならそれに越したことはないです。
一方のVOLTはどちらかというとInstの方に視点が向いているように見えます。アンプとかとか。あと有料のドラム音源とベース音源が付属してるのはめちゃくちゃ助かりますね。ここらへんもフリーだとちょっと厳しいことになりがちなので(一応フリーにもあるはあるが若干の手間がある)、手札が増えるのはとにかく便利。
リバーブプラグインがバンドルされてるのも助かります。
以上を見て、自分に向いていると思うものをどっちか選択すればいいと思います。
個人的に買うならVOLTのほうがいいかなと思いますが。
歌ってみたい~とかならScarlettをおすすめしておきます。
あとはPRESONUSのStudio 24cなんかはDAWや音源を持っていない人が買うのにちょうどいいと思います。
Studio OneのArtistがついてくるしizotopeのNeutron Elementsとかもついてくるしとにかく扱いが楽。
Neutronはいろいろできて万能なのでミキシングツールとして一個持っておくとこれ一本て感じになります。
デジタルEQとしてだけ使うのでもすごく便利なので、プラグインとかDAWとか何も持ってない人なんかはこれを買うところから始めるのもいいかもしれません。
ただしマイクプリのゲインがかなり危うい気がしてます。
ダイナミックマイクの場合はBata58aみたいな高感度のものなら問題ないかなって感じかも……?
Neutronは時たまセールで異常に安くなったり無料になったりもするのでそのときに入手するのが一番ですね。
私はizotopeセットのときにいろいろ付属してるのを5000円で買いました。本格的にやろうって人は、わざわざバンドルでもらうより上位エディションのものをまとめ買いセットで購入するのを視野にいれたほうがいいと思ってます。
そっちのほうが確実に楽できるし投資効果も高い気がする。
【2万円~4万円】
ここらへんはコスパ大戦争の時代ですね。
バンドルとかを全部投げ捨ててパーツの暴力で歴代の高級インターフェイスに並ぼうとするコスパ機が集まりまくってる現場になります。
出せるのなら3万くらいを用意してここらへんのものを買ったほうが質的には満足できると思います。
と、いってもある程度宅録環境が整ったうえでの話なので、既に様々なプラグインを所持しているとかじゃないなら(宅録用途の場合は)さっき紹介したものを買っておいたほうがいいと思います。
逆に、既にプラグインを持ってる人とかはこっちかも。
まず最初に、「インターフェイスぶんだけの投資での録音を考えている場合」は、SSLのSSL2を買っておけばいいと思います。
マイクプリの性能が高くてゲインを高くすることができるし、ノイズもこの価格帯の機種では一番少ないです。マイクプリ特化なのでダイナミックレンジなんかは他機種よりほんのわずかに劣りますが正直わからん。誤差だよ誤差。
内蔵されたアナログ回路を通して録音に色付けなんかもできますし。つよーい。
でもこれ、6千円くらい値上げされちゃったんですよね……。部品の高騰で……。
ギリギリ3万円くらいで買えた以前なら迷わずこれを買う選択肢もありでしたが、今となっては若干厳しいものがあると思います。
じゃあなぜここに入れてあるのかといえば、値上げしたけれどもこのクラスで録音性能が最強だからです。
次に、「すごい優秀なインターフェイスがほしい」っていう人にはカタログスペックがなんかおかしいAUDIENTのiD4mkIIか発売後からやたら話題なMOTUのM2をおすすめしておきます。
iDk4mkIIはマイク入力が1chです。楽器用入力があるので弾き語りなどは可能だと思いますが、マイクを二本使うことはできません。
SSL2もそうでしたが、この二機種もなんかわりとすごいです。
これ単体でも完結するくらい優秀なんですが、この2つはAD/DA性能(音を情報として変換したりする性能)も高いので、マイクプリを購入して接続するなどする際のステップアップも図れます。
つよい。
ついでにiD4は付属DAWがCubase LEなので使用感を確かめるのにちょうどいいかもしれません。
ただしiD4は専用ソフトの幅が狭い問題と発熱問題があります。クラスA回路ならそりゃあそうじゃない? って感じですが、故障などはちょっと気になりますね。
あとUSBC-to-CなのでタイプC端子がないパソコンの場合は別途購入が必要かもだったり……。
USBtypeCは不具合も多いらしいので、スペックはいいんですが、悩むことがあるかもしれません……。
まぁそれを補ってあまりあるくらいのスペックしてるし、不具合も少数のレビューからの発言なので実際は安定してるのかもしれなかったりですし。
最後に、これはアナログ回路で1176系コンプを簡単にシミュしてるので、結構特殊な需要を満たすことができます。
私はこのコンプの質感が好きでこれモチーフのプラグインを使いがちなんですが……それを本体側で使えるなら結構魅力的だと思います。
っていってもコンプがいらない人とかイマイチわかんない人とか「あとでプラグイン差すし……」って人にはあまり意味がないかな……。
それに1万円台のVOLTとコンプ部分以外は共通の仕様なので、同価格帯よりちょっと他性能が劣る部分があります。
これはむしろVOLTが優秀なんでしょうね。
私はロマンあってめちゃ好きですけど……。
人によってはコンプ部分をめちゃくちゃ重視する人もいると思うので、おすすめの中に入れておきました。私はめっちゃ気になってます。うむむむ。
【まとめ】
言いたい……。
いかがでしたかって言いたい……!!
いかがでしたか?
今回の価格帯のオーディオインターフェイスからグレードアップしようと考えた場合、おそらく10万円近くの投資が必要になります。
なので高価格帯環境に足を踏み入れるつもりがない方はこのあたりで一旦足踏みをするのがいいと思います。
理由のほうですが、ここから少し上の帯域はCh数の増加などが主なグレードアップ点になるからです。
オーディオ機器も日々進化です。デジタル系の機材は基本新しいものであればあるほど良いものでありがちなので、一年後くらいに本格的になにかしらの活動をすると考えて、事前投資にはこのくらいでもいいんじゃないかと思います。
全体的に安価で性能が良いものも増えてきました。そのせいで在庫不足に陥りがちですが、その足し引きでもいい時代になったと思います。
これはある意味で企業側からの全力のエールかもしれませんね。
売れるからってところも大きいかもだけど。
でも創作業界が活発なのはいいことだ。人口がいないと進歩は止まって、ものも高くなって、余計に新規も入りづらくなったりしますし。
私のこの記事は、おそらく間違ったことも多く書いてあると思います。この曜日交代制日記「カエシ・モガアブフ」という枠の中で多少機材に詳しくても、結局エンジニアでもなんでもない一般趣味人です。その私の意見なんかも含まれたこの文章は、おそらく普通に間違ってたりもします。
私の意見は聞き専オーディオマニアとしてのものも含まれていますから。聴くのと撮るのでは勝手が違うのは道理ですよね。ひとつひとつの事項についても、エンジニアとして経験を積んできた人と聞き専としてぽけーっと音楽を聴いてきただけの私の意見では違いもあると思います。
なのであまり鵜呑みにしてほしくはないけれど、それでも私が書いたこの文章がちょうど誰かの目に止まり、趣味の向上に役立つのならそれはすごく嬉しいことです。
以上、オーディオインターフェイスの簡単な選び方でした。最後まで見ていただきまして、ありがとうございます。
そして阿澄沿線さんには深い謝罪を……。オタクが昂じてやたら長くなってしまいました……。
・日記
実はこの企画、日記なんです。
なので日記になることを書きます。
先日友人に買わせたヘッドホンのDT990を聴かせてもらいました。中音域が厳しいなーという印象でしたが、購入価格が8000円程度だったらしいのでそう考えると大健闘ですね。ていってもあんまりフラットな質感ではなかったです。音の広がり方より勝ってるけど、音の傾向自体はK240のほうが好きだったり。
低域が良いとは言いますが、私が低域を堪能するときはイヤホンで聴きますから……。
やっぱりHD650ってすごいなーと思いました。
値段帯が違うから仕方ないね。
あとその友人がAK RACING買ってたのでちょっと座らせてもらいました。よかった。
私も高い椅子ほしいかもしれないなぁって思ったりしました。前傾になれるやつがあったらどっかで買いたいかもしれないです。椅子に詳しい人、教えてくれませんか?
・定期化
にゃーん。
働きたくないにゃー。
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