四十にして(真テ)
惑いませんか?
私は惑っています。
「落ち着いている」と比較的言われがちな私ですが、単にめんどくさがりなだけです。心で感じている事に比して、対外的なアクションが乏しいのでしょう。そういう人もいます。
始めましょうか。
和菓子はまだ続く
どら焼きを作りました。
まだ残っていた粒あんとホケミ(ホットケーキミックス)を消費する作戦です。
和菓子屋で作っているものがどうなのかは知りませんが、ホケミその他でもかなり質のいい味ができましたのでお勧めです。
*分量(皮5個分→大きめ4個分)*
ホケミ:120g
きび砂糖(黒砂糖でも):20g
卵:1個
蜂蜜:大匙1
牛乳:100ml
みりん:大匙1
粒あん:好きなだけ
栗の甘露煮やイチゴ、クリームなど:お好み
*工程*
1:ボウルに卵を割って泡立て器でほぐし、きび砂糖と蜂蜜を入れてよく混ぜる。
2:牛乳を入れてさらに混ぜる。
3:ホケミを入れ、粉っ気がなくなるまで混ぜる(混ぜすぎるとふんわりしなくなるっぽいので、ダマがなくなる程度まで)。
4:みりんを加えて混ぜる。
5:フライパンかホットプレートを中弱火で熱して、テフロン加工でない場合はサラダ油少しを敷いてなじませる(大匙半分程度をキッチンペーパーに含ませて全体を拭くといい)。
6:フライパンが温まったら、生地をおたま1杯弱掬って高い位置からフライパンの中央めがけて垂らし落とす。こうすると綺麗に円形に仕上がる。
7:生地の表面に多数の気孔がふつふつしてきたら(約2~3分)フライ返しでひっくり返し、30~35秒焼いて取り出す。
8:粗熱をとれば皮の完成。これに好きなだけの粒あんと、好みで栗などを挟めばどら焼きの完成。
皮さえ上手く焼ければあとは中身の問題なので、フライパンに落とす時の高さと勢い、あとは火加減(強すぎると焦げるので中弱火以下で、ただし弱火だとじれったい)がコツ。
道の駅へ行くなど
昨今、道の駅と言えばその土地の観光スポットでもあるのが当たり前となりつつあります。私は田舎住まいですが、こんな田舎にも近所(車で片道15分くらいかかるけど)に道の駅はありまして。
その内のひとつが近年リニューアルを果たし、小奇麗になり、アピールを始めたので、まぁ観光客誘致という観点からすれば地元民である私などはやや焦点がずれるのですが、そこはそれ地産地消という言葉もございますので。
さて、此度のお目当ては画像にございます「福井のブランド鶏『福地鶏』を使ったソースカツ丼」です。
ここでひとつ、ご存じない方むけにソースカツ丼について少々の講釈を垂れさせていただきます。
「ソースカツ丼」というものは、現在主に二種類がございまして。福島県のそれと、私の福井県のそれです。他に昨今では群馬県でも名物になりつつあるとか。
福島県のものは、会津がその発祥だそうで。丼に白飯を盛り、その上に千切りキャベツを敷いて、カツを載せ。ウスターソースにケチャップや酒を加えたソースをかけるものを指します。
一方福井県のものは、キャベツは入れません。そして、肉を叩いて平たく薄くします。そうしてから衣をつけて揚げます。パン粉は細かく、ザクリとした食感の普通のとんかつとは異なります。
揚がったカツをソースにくぐらせる店もありますし、そのまま飯に載せて、上からかける場合もあるようです。なおソースにはニンニクが入るところが多い、かも。辛さ、スパイシーさ、刺激はマイルドで、甘味が前面に出たソースは豚肉(鶏肉)の脂と相まって、白飯に抜群に良く合います。もちろん、米は福井のブランド米「いちほまれ」。そうでなくともコシヒカリ。
これにセットでおろしそばのミニがつくのが、観光客向けの福井グルメです。
前口上はこの辺に致しまして、画像の話に戻りましょう。
このセットにはおろしそばはついておりませんが、オプションで追加することが(確か)可能です。
カツ丼・味噌汁・漬物のセットで一食1200円です。気持ちお高いとは思いますが、そこはブランド価値ということで。
なお、余談ではございますがソースカツ丼のそもそもの発祥はどこか、という話には諸説ございまして。その中の一つに挙げられる『ヨーロッパ軒』は、元々は東京に店を構えておりましたところ戦火を避けて福井へと疎開してきた、との情報がございます。
以来ヨーロッパ軒はソースカツ丼の店として、福井県民に愛される存在となりました。
そんなパ軒のソースカツ丼セット(画像のものとほぼ同じ内容+ミニサラダ)は、1300円だそうですので。必ずしもお高くはないものだと納得いただけるかと存じます。
テンプレ
Twitterと呼び続ける鋼の意志:tenletters4
pixiv:同上
Misskey io:tele
その他:なし
余談
今回の記事をもちまして私のカエシ・モガアブフへの投稿が40回を数えました。
ただ一度不覚にも投稿を忘れてしまい、後日記事を作成したことはございましたが、ひとまず休載をせずに40回を続けることができましたのはひとえに皆様方と総括あってのことと、改めて感謝申し上げます。
世情にも、また当方にも何が起こるやら読めぬ日々ではございますが、願わくは今後も末永いお付き合いをと祈念申し上げる次第でございます。