WEリーグクラシエカップ決勝に行ってきました
12月29日は人生2回目のWEリーグを観に行きました。
2024-25 WE リーグ
クラシエカップ 決勝
サンフレッチェ広島レジーナとINAC神戸レオネッサのゲーム。
正直、知っている選手は1人もいませんでしたが、そのおかげでかなりフラットな目線で試合を観ることができました。
また、広島vs神戸というカードもなんとなく魅力的でした。今季J1で優勝争いを演じた広島と神戸。クラシエカップでは広島が男子のリベンジをするのか。勝手にそんな視点を持って試合を楽しんでしました。
両チームともなんとなく選手同士の距離が遠く、上手くパスが繋がりませんでした。もしかしたら芝の状態があまり良くなかったのかもしれません。
ここからは両チームの印象です。
サンフレッチェ広島レジーナ
広島はサイドを起点に攻めていました。
ボランチを経由してサイドの深い位置まではいくことができていましたが、その後の崩し、連動がイマイチでした。間に顔を出していた選手はいたのでそこを通せていたら、もっとシュートチャンスが増えていたかもしれないです。
ただ、後半の途中から変更した3CBのシステムがかなり良かったと思います。後半は序盤からLSHに入っていた14番松本選手がかなり低い位置を取らされていましたが、ポジションを整理したことで奪ってからのカウンターも繰り出すことができるようになりました。
気になった選手
NO.6 左山選手
この試合のキャプテン。体格的には少し不利なのかなとみていましたが、神戸のストロングであるCFのスアレス選手から自由を奪っていました。
ヘディングも強かったです。
NO.1 木稲選手
レジーナの守護神。スーパーセーブ2本。
ハイボールの処理も安定していて、かなり安心感、安定感のあるキーパーだなと感じました。
NO.23 柳瀬楓菜
ボールを前に運べるボランチ。
少し厳しいシチュエーションでも前を向いて味方に繋げることができていました。
INAC神戸レオネッサ
神戸は前線の強さとテクニックを生かした攻撃を何度も仕掛けていました。決定的な場面もあっただけに悔しい試合となってしまいました。
パワープレー気味の攻撃を仕掛ける時間帯が少し早かったのかと感じました。広島は神戸のパワープレーをみてシステム変更などを行っていましたし、実際に試合終了が近づくにつれて良い形でシュートを打てる場面が少なくなってしまった印象です。
気になった選手
NO.9 スアレス選手
圧倒的なフィジカルを持ったCF。
神戸はスアレス選手にどうボールを入れるかを常に考えて攻撃していました。チームの要でした。
NO.10 成宮選手
神戸の司令塔。良い判断を繰り返して神戸の攻撃のリズムを作っていました。成宮選手がボールを持つと味方が動き出すというくらい攻撃の中心でした。
広島のサッカー熱
広島のゴール裏にはかなり多くのサポーターが集まっていました。素晴らしい新スタジアムができ、サッカー熱が高まってきているのかもしれません。
優勝おめでとう!
サンフレッチェ広島レジーナ!
イベント
どうやって多くの人に観に来てもらうか。
今回の決勝戦での答えは子連れだったと思います。
親子で楽しめるようなイベントを行い、スタジアムでの1日を楽しんでもらう。
実際に私の周りも親子が多く、
試合中も様々な会話をしながら観ていました。
この試合では2万人以上の客が入りました。WEリーグもJリーグと同じくらい盛り上がって欲しいです。
かなり久しぶりにWEリーグを観に行きましたが、国立競技場で楽しい1日を過ごすことができました。ぜひ、皆さんもWEリーグに足を運んでみてください。