ESTA落ちて観光ビザ取得したお話
●はじめに
2024年2月、ハワイへの旅行出発20日前に申請したESTAが認証されず、アメリカ観光ビザ(B2ビザ)を取得することになりました。
ESTA落ちからのビザ申請について自分が色々と調べていたときに、他の方の書いたブログなどが大変参考になったので、私も私の経験を書き残しておきます。
☆記事の最後は有料となっておりますが、申請の流れ、ビザ面接の様子など、本題はすべて無料です。有料部分では補足的に今回の反省点、私なりの申請ポイント、提出した書類の英訳ファイル、米公的機関からの報告書画像、ビザ配送サービスへの文句を書いています。
●今回の出来事の流れ
2023年秋頃
2024年3月に1週間程度の休暇を取ってパートナーと海外旅行する計画が持ち上がりました。
2024年正月明け頃
行き先をハワイに決定し、飛行機とホテルを予約しました。
2024年2月中旬 Day0
旅行出発予定日の20日前の休日に、旅行保険や現地でのSIMカードを契約し、ESTAの申請にも取り掛かりました。そして、この日、ESTAの認証が下りず、大パニックに陥りました。ESTA関連のヘルプページに従い、関係部署に問い合わせたり、ビザの申請方法について調べたり、即座にESTA再申請およびビザ取得に向けてできることをし始めました。
ちなみに、パートナーは問題ありませんでした。
面接予約 Day2
トラブルもありつつ、観光ビザ(B2)の申請書DS-160を作成し、在沖米国総領事館での観光ビザ面接予約を取り付けました。ここから面接日まで、添付書類の収集や翻訳に動いていました。
ビザ面接 Day10
ビザ面接を受け、承認されました。
ビザ発行 Day15
ビザが発行されたことを確認しました。
パスポートとビザが総領事館を出発 Day18
ビザ面接から8日後、領事に預けたパスポートと発行されたビザが配送センターに向けて発送されたとメールがありました。
パスポートとビザが配送センターを出発 Day21
夕方5時過ぎに東京の配送センターから出荷されました。
パスポート受領 Day22
面接から12日後。ビザ付きパスポートを受け取りました。
●ESTA申請から拒否の詳細状況
旅行出発の2ヶ月ほど前に飛行機の予約などを取った時点で、ESTAの申請もしておかなきゃなと、意識はしていました。
2019年にもアメリカ旅行をしたことがあり、そのときはESTA許可がスムーズに下りていました。なので、ESTA申請サイトや登録を促す画面でよく見る「最低72時間以上前までにご申請ください」という言葉を参考に、出発日がある程度近付いてきたら時間あるときにやればいいかという程度の認識でいました。
・申請から拒否
2月の1回目の三連休最終日の昼下がり。旅行まで3週間を切りました。
ちょうどぽっかりと予定もなく、旅行の準備をするなら今だ!と、パソコンの前に腰を据えて、旅行保険の契約や滞在中のeSIMの申し込みをサクサクと進めておりました。
記入項目多くて面倒なESTAは後回しにして、取り掛かったのは夕方4時ごろ。
アメリカ式の住所形式に少し手こずりました。2019年にも米国旅行していたので、なんかこんなんだったな〜と思い出しながら、30分程度で記入を終えて申請完了。
前回同様すぐに承認されると思ったのですが、”Authorization Pending”(認証は保留中です)と出てきて、首をかしげます。まあ、これが72時間以上前にやってねって言われている理由かな、待てばいいんだよね、と呑気に構えていました。
約30分後、申請ステータスがアップデートされましたとのメールが届きました。
サイトにアクセスしてみると”Travel Not Authorized”(渡航は認証されませんでした)の文字が飛び込んできました。
説明文を読む限り、どうもビザを取らなきゃいけないらしい。
ビザってどういう手続きになるんだ?
え、1~3ヶ月かかる?!
今からホテルキャンセルするとキャンセル料◯十万円!?
大変だ!!!
・申請書の再確認
まずは自分の申請書の控えを見直して何か間違いがないか探しましたが、特に見つかりません。
入力中および改めて見直しているときに不安を覚えた点は下記3点でした。
1.以前のESTAで記入した出生地と今回記入した出生地が異なるかもしれない(今回は県を記入したけど、前回は市を記入したかも)
2. 以前にESTA申請したときと今回で母親の姓が変わっており、自分と異なるものになっている
3.滞在先ホテルの情報は正しいけど、記入形式が合っていないかもしれない(記入時にホテルサイトからコピペしたが、ポップアップで「この住所は無効です」みたいなのが出てきて、サイトと見比べながら記入しても出続けるため、無視して続けました)
上記に注意して記入し直そうと、すぐさま再申請を試みました。
しかし、ESTAページでパスポート番号等を登録すると、すでに申請済みとの旨のポップアップが出て申請続行を止められるので、一旦情報収集に走ることにしました。
・情報収集と問い合わせ
とりあえず、アメリカ関係省庁のFAQや在日アメリカ大使館領事館のビザ案内ページ、その他GoogleでESTAやアメリカビザの情報を検索して出てくるサイトを次々読み込みました。
見えてきたことは以下。
<ESTAに落ちたら基本的には目的に合ったビザを取得するしか渡航する手段がない>
<ビザの申請から取得にはかなり時間がかかる>
<観光の場合に必要なB2ビザを取得するには、申請書の作成、添付書類の収集・英訳、面接、3万円弱*の手数料支払いの必要がある> *185ドル 1ドル149円換算
<ESTAの最後の方の適格性に関する質問で、全てNOと答えるべきところを、間違えてYESと答えてしまった場合は、CBP*に問い合わせれば24時間後に訂正して再申請できる> *CBP: 米国国土安全保障省税関・国境取締局
<出生地はアメリカの敵国生まれじゃないかどうかの確認なので、日本生まれであればあまり関係ない>
<家族の名前はアメリカの方が多様なので本人と姓が異なろうが関係ない>
<ESTA申請から10日経過後に再申請できる>
<再申請はより厳しくチェックされるので許可されるとは限らない>
<本人情報以外の連絡先などの軽微な誤りが理由でESTAが拒否されることはまずない>
<思い当たることがなくてESTA拒否された場合はDHS*に申し立てができる>*DHS: 米国国土安全保障省
<思い当たることがなくESTA拒否される場合、アメリカ政府の要注意人物リストに同姓同名の人がいる場合や、不法滞在の履歴がついている場合に却下となっている可能性がある>
以上。
セキュリティー質問はすべてNOにしていましたし、私が不安を覚えた点はESTA申請が却下される理由にはあまり関係がないようでした。一番気がかりなのは住所無効の件ですが、実際それが原因かどうかわかりません。
パスポートを確認すると、前回アメリカに旅行した際の入国スタンプの滞在期限が入国日よりも過去のものになっている間違いを発見しました。これが原因で不法滞在の記録が作られているかもしれないと思い青ざめました。
アメリカの出入国記録であるI-94の電子記録を閲覧できるサイト*で実際どうなっているか確認したら、正しい滞在期限が登録されていました。この滞在期限の齟齬について電話で問い合わせると、電子記録が正しいなら大丈夫~って感じでした。ただ、ESTA拒否のことを伝えるとCBPにメールを送るように指示されました。* Get Most Recent I-94
とりあえず、CBPとDHSにことの顛末を記して問い合わせを送りました。
ビザの申請にも動き出すことにします。
●B2ビザ申請の詳細状況
・ESTA拒否当日 Day0
上述のようにビザとESTAについてひたすらリサーチして、問い合わせを送りました。
翌日は仕事なので、いつまでも取り組んでいられません。
とりあえず、方針として、ビザ申請の準備を進めること、翌日ESTA再申請可能な時間になったら再申請してみること、再申請がダメだったらすぐにビザ申請することを決めました。
・拒否翌日 Day1 再申請とDS160準備
朝から夕方まで仕事です。お昼休みに証明写真を撮ったり残高証明を請求したりして、ビザに必要な書類の準備をしました。自分が管理職なので源泉徴収票と在職証明は自分で簡単に出せました。
終業後、前日の申請から24時間経った頃に、再度、慎重にESTAを申請してみました。
しかし、また一旦保留になって、今度は10分以内にアップデートされ、認証されませんでした。
観光ビザ申請に舵を切ります。
大使館・領事館の面接待ち日数を見られるサイト*で確認すると、ちょうど最寄りの在沖米国総領事館が5日間と出ていて最短でした。 *Visa Appointment Wait Times
そちらで面接受けることにして、ビザ申請書であるDS-160*の記入を始めました。*DS-160:米国非移民ビザ申請書 申請サイトはこちら Online Nonimmigrant Visa Application (DS-160)
DS-160には苦戦しました。
旅程を調べたり、母校の住所を検索したりして、数分間申請書記入画面を触っていないとすぐに入力が消されてしまうのです。説明では20分でタイムアウトと書かれていますが、実際にはもっと短かったです。
ページ下部の一時保存をこまめに押すようにして、なんとか2時間弱で記入を終えました。
次は、面接予約と支払いです。
面接予約アカウント*を作るところまでは順調でした。*アカウント作成とログインはこちら:米国ビザを申請する
しかし、いざログインしようとすると、エラーが出てアクセスできません。
ブラウザの履歴・キャッシュ消去、ブラウザアプリを変更、PC再起動、別のPCやタブレットなど他の端末を使用、スマホのモバイル通信の使用、色々試してみても同じエラーが出てアクセスできません。
何が突破口になるか分からず、DS-160を記入し直し、面接予約アカウントも一から作り直してみました。しかし、予約サイトにログインできないことに変わりありません。
この時点で深夜でしたので一旦翌日に持ち越すことにしました。
・拒否から2日後 Day2 面接予約
会社の回線とパソコンならもしかしたら面接予約サイトにログインできるかもと思い、出社後、合間を見て面接予約サイトにアクセスしました。
やったー!サクッと行けた!
うきうきしながら面接予約に進みますが、ここで直近の空いている日程が旅行出発予定日よりも後にしかないことがわかりました。面接待ち日数確認サイトは当てにならないようです。
とりあえず近い日付で予約を入れて、緊急リクエストを送ることにします。
ESTA拒否された場合は緊急の面接予約ができると書いてあるので送ってみました。但し書きにはイランなどへの渡航歴がある場合が対象みたいなことが書かれているので、自分には適用されないだろうなとは思いつつのリクエストでした。
航空券のチケットやホテルの予約など面接に持って行けそうな書類をひたすらプリントアウトしました。
・拒否から4日後 Day4 キャンセル枠ゲット
面接予約にキャンセルが出ないか、緊急リクエストが受理されないかと、早起きしてPCをチェックしますが、変わりなし。
お昼休み、仕事終わりと合間合間にキャンセルチェックをします。
予約サイトは短時間に頻回にログインや読み込みを繰り返すとエラーが出て見られなくなるようなので気を付けていました。
夜、寝る前にキャンセルチェックをしてみたら、なんと翌週に空きが出ていました!
これなら出発日まで9日あるから、もしかしたら間に合うかもと思い、すぐさま予約変更しました。緊急リクエストのタブが消えていたので、もしかしたら緊急リクエストが受理されたのかもしれません。(後ほど緊急リクエスト不受理のメールが届いたのでこのときは運良くキャンセルが出たということみたいです。)
ちなみに、なぜかこの日から家の端末でも予約サイトに普通にアクセスできるようになっていました。おかげで予約枠取れたので本当に良かったです。
・拒否から5日後〜面接まで Day5~10 キャンセル待ち
予約が取れたとはいえ、もう少し早められたらそれに越したことはないので、キャンセルチェックを続けます。
面接予約サイトのアクセス制限に気をつけて、朝、昼、夕方、夜の4回に絞って見るようにしていました。
以降、キャンセルは出ず、予約できた面接日まで補足書類の準備や確認など面接の準備を入念にしていました。
補足書類で提出した証明書の英訳ファイルは、有料部分でダウンロードできます。
・面接 Day10
私は離島在住のため、沖縄本島の浦添市にある在沖米国総領事館へは飛行機で行かなければいけません。
面接予約は朝8時、前日終業後に出発し、総領事館付近で前泊しました。
面接当日の朝7時半には総領事館に到着しましたが、警備スタッフから7時45分までは外で待つように指示されました。
領事ナンバーの軽自動車から出てくる大柄な白人男性や、大きなサングラスをかけてスタバカップ片手にSUVから降りてくるアメリカンスタイルなアジア系女性など、総領事館職員の出勤風景を横目に見ながら駐車場をぶらぶらして時間を潰しました。
7時45分までに外で待っている人は、私含めて5組になっていました。
時間になったらぞろぞろと並んで保安検査棟に向かい、順番に手荷物検査を受けます。
入館した順に一組ずつ、受付が行われました。
まず最初の受付で持ってきた書類を全て渡しました。ここでは印刷したDS160と予約票の確認のみで次の窓口に案内されました。
次の窓口ではDS160に記載した情報について質問をされました。「これまで他の名前を名乗ったことはありますか?」という質問に「ないです。」と答えたものの、親とパートナーと私で全員姓が異なるので、その点について入念に確認されました。もしかしたら名前がESTA拒否に関係あったのかもしれません。
その後、指紋採取して、補足書類を返され、面接まで待つようにと指示されました。
5分と待たずに領事に呼ばれて面接です。
面接では、今回の旅行の予定と目的、仕事、住んでいる場所、前回の旅行の期間と目的といった内容で、8問ほど質問されました。次の質問を待っていると、「あなたのビザは承認されました。2週間以内に返却されます。」と唐突に言われました。承認という言葉にホッとするとともに、2週間では間に合わない!と焦りが吹き出します。「3月◯日に出発します。早くできませんか?」と聞いてみましたが「それはここで決める権限がないからなにもできない。」と返されました。「でも…。」「2週間以内には届きます。」のやりとりののち、あまり食い下がってトラブルになるのも怖いなと思い「わかりました。ありがとうございました。」と言って、出口に向かいました。
入館から退館まで1時間もかかりませんでした。
承認されたことは確実に良いことなのだけど、旅行の予定はやはり無に帰すのかと不安が膨らみます。
ここまで色々な方のビザ取得体験談をネットで読み漁ってきて、早い人なら面接から3日で受け取っているし、平均すると1週間・5営業日程度で受け取っているようなので、不安になるよりは楽観的でいることにしました。
面接が終わったらすぐ飛行機で帰って仕事に出なければなりません。
待ち時間にビザ審査状況確認サイト*を見てみるとしっかりと「Approved」と表示されていました。*CEAC Visa Status Check
一度ビザを取れなければ今後もアメリカへの渡航は難しくなるというような話を見ていたので、なにはともあれ承認されたことには本当にホッとしました。
ところで、この日の早朝にDHSからESTA拒否についての調査完了メールが届いていました。
メールの指示に従いDHSサイトにアクセスするとDHSとCBPそれぞれの報告書がアップされていました。
DHSの報告書は、DHS調査の概要とともに、なにがとは言わないけど必要な情報の訂正等したこと、リドレスナンバーを発行したから渡航のための予約取るときに登録するように、といった内容が記されていました。
CBPの報告書も、同じくなにがとは言わないけどESTAの必要条件を満たせてないから拒否されたということ、渡航禁止ってわけじゃないけどアメリカ来るならビザ取るしかないよ、といった内容でした。
一応これらの書類も面接前にコンビニで印刷して提出書類のクリアファイルに追加しておきました。
米公的機関の報告書書面に興味ある方向けに有料部分に載せておきます。
●ビザ面接後〜受け取りまで Day11~22
・面接翌日~週明け Day11~14
面接翌日から三連休に入ったので動きはありません。
連休明けの月曜日になっても、ビザ審査状況に変わりはありません。「Approved」のままです。
発送はレターパックプラスで行われるそうなので、郵便局のサイトで領事館から自宅までの所用日数を調べてみました。発送後翌日午後には届くようです。木曜日までに自宅に向けて発送されれば土曜日自宅出発・日曜日国際線乗り換えの旅行に予定変更は必要ありません。
すぐにでも発送してもらえるように住所登録など発送に必要なことを前もってしたいとビザ面接予約サイトのサポートフォームより問い合わせを送りました。返信で指示されたAyobas Premiumというビザ配送サービス会社のサイトで住所登録を行いました。Ayobasのサイトは日本語で表示されていて、住所入力の際に例示されている住所も日本語で書かれていたため、日本語で自宅住所を入力しました。すぐに住所登録完了メールが来てこれで準備万端と思っていました。
・火曜日 Day15 Issued
ビザ面接から5日目の夕方。審査状況が「Issued」になりました。もうこれであとは今日か明日には発送されるのだろう…余裕とはいかないけれどなんとか間に合った!一安心だ!と、このときは思いました。
・水曜日~木曜日 Day16~17 発送待ち
水曜日はとりあえず丸一日待ちましたが、発送の通知は来ませんでした。
Ayobas Premiumサイトにはパスポートの追跡機能もあるのですが、そちらではまだ領事館を出発していないという表示がされていました。
木曜日も何の動きもありません。
お昼頃に、領事館、Ayobas Premium、ビザサービスのそれぞれの問い合わせ窓口に向けて、急ぎでビザ付きパスポートを返送して欲しいという内容のメッセージを送りました。
・金曜日 Day18 領事館から発送
15時ごろにメールを見ると、昨日問い合わせを送ったところからメールが来ており、どれも、私のパスポートは領事館からすでに発送されているという内容でした。
Ayobas Premiumからは問い合わせ回答とは別にもう1通メールが届いていました。そちらには記載されたコードを入力して添付リンクより住所を登録するようにと書かれていました。
前もって住所登録しておいたのにまたやるのかとうんざりしつつ、今日中に発送してくれるのかもという望みをもって即座に住所を登録しました。登録完了確認メールがすぐに送られてきました。
Ayobas Premiumの問い合わせフォームに、出発が迫っていること、住所登録はすぐしたから本日中に送って欲しいことを書いて送信しておきました。ネット上の体験談で、急ぎだと問い合わせると返信はなかったものの実際に当日中に発送されたという人がいたのでなにか効果はあるんじゃないかと期待していました。
この問い合わせへの返信として「添付リンクからDelivery addressをupdateしてください。」という内容のメールが18時頃に届きました。もう登録したのになんで?と思いつつ同じ内容で再び住所入力しました。確認メール受領。不安だったのでupdate要求してきたメールアドレス宛に「言われたとおり住所更新しました。すぐに配送お願いします。」と送っておきました。
この日はこれ以降動きはありませんでした。土日は配送サービスも休みに入るので、発送は早くとも週明け月曜日、届くのは最短で火曜日ということにほぼ決定しました。
私の分の飛行機は全部キャンセルし、パートナーだけ予定通り日曜日に出発して、私はビザが届き次第追いかけることにしました。
・土曜日〜日曜日 Day19~20 発送待ち
終業間際に発送したから通知や追跡ができていないだけで、もしかしたら届くんじゃないかと思って待っていましたが、届きませんでした。
・月曜日 Day21 発送催促
午後になっても発送通知が来ないので、改めて問い合わせフォームにメッセージを送ります。
すぐに返信が来て、「金曜にもメール送ったけど、リンクからdelivery addressをupdateしてね。」ときました。
もう流石に意味分からん!と思いつつ、なにか違うことをしないと状況打破できないと考え、住所入力を英語にして更新しました。
問い合わせには「金曜日に2回メール受け取って、2回とも登録した。なんでまたやらなきゃいけないかわからない。とりあえず、日本語の問題なのかもしれないから今回は英語にして登録した。今日発送してください。」と返信。
すぐさま「今日の夕方5時以降にパスポート追跡をチェックして。」と返ってきました。毎度毎度短文で返してきて説明もなにもないことにムカつきます。
17時30分ごろに発送メールが来ました。レターパック追跡番号をチェックすると17時過ぎに新宿郵便局で荷受けされています。調べると配送は最短で翌々日午前と出てきました。自宅最寄りの郵便局に「急ぎで受け取りたい書類がレターパックプラスで発送された。配達待つよりも局に届いたらすぐ受け取りに伺いたい。」と電話しました。快く対応してくださり、局に届いたら取り置きして電話してくださることになりました。
住所登録でアップデート繰り返させられた件がモヤモヤするので、Ayobasの問い合わせ宛に、日本語での住所登録が問題だったのか、だとしたら何故そう教えてくれなかったのか、何か他に遅れの原因があるのかと訊ねるメールを送りました。
・火曜日 Day22 パスポート&ビザ受領
朝に問い合わせ返信あり。「調査の結果、住所登録は毎回正常に行われており、人的ミスによって繰り返しアップデートを要求していました。ご不便おかけし申し訳ありませんでした。」とのこと。(英語で入れてればよかったのかな、自分が悪いかな…)とうじうじ思ってたけど、向こうのミスならなんかもうどうでもいいや~と吹っ切れました。
夕方、郵便追跡で最寄りの郵便局に到着しているのを確認。配達予定日が翌日となっていましたが、受け取りに行ってすぐ受領しました。
面接から数えると12日後での受領です。遅いな遅いなとイライラしていましたが、まあ、最初に領事に言われた通り2週間以内だから予定通りなのかもしれません。
ビザの内容が間違えられていることがあるそうなので、一通りチェックしました。
個人情報、発行日、有効期限…大丈夫そうです。
Annotation(注釈)にESTAの件が書かれています。これは入国審査でのトラブル避けのためなのか、むしろ入国審査でしつこく質問される足がかりにされるのか…。
若干の不安を抱えつつ旅の準備をします。ひとまずビザ申請プロセス全部終わりです。
●有料部分のご案内
以下の有料部分には今回の反省点、私なりの申請ポイント、補足書類英訳ファイル、DHSとCBPの報告書画像、Ayobasへの文句を書いています。
記事本体と重複することもありますし、他の方のブログ等でも似たようなことが見られる内容でもあります。ビザ申請と記事作成お疲れ~というお気持ちで購入いただければ幸いです。
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