ものの乱れは心の乱れ

皆さんは整理整頓をしていますか?理想はきれいな部屋で仕事をしたいですよね。ただ、現実はどうしても後回しになってしまい、多少の汚れは気にせず作業をしてしまうと思います。ですが、ぜひ整理整頓は「習慣化」させることをオススメします。

今回おススメしたいのは、日本能率協会マネジメントセンターが出している「仕事の効率を上げミスを防ぐ整理・整頓100の法則(https://pub.jmam.co.jp/book/b498561.html)です。

この本には題名の通り、100個の整理整頓に於けるルールが記載されています。簡単に自身でルール化出来そうなものから、かなり難しいものまで難易度に差異はあります。そこで、今回私のオススメする片づけ法について話します。

先ず最初にやることは、①いらないものを捨てる。さぁ自分のスペースを見ましょう。いるもの、いらないものを分けましょう。ここでいらないものは直ぐにゴミ箱へホールインワンです。次にいるけどいつ使うかという場合です。予定が決まっているものは残し、使うかわからない場合は捨てるOR事務所等であれば共有スペースに置くことを勧めます。また、人をあてにするのも良いかも知れません。自分では捨てていいか悩むものも、人はあっさり判断出来ます。人がいらないものは抵抗せずゴミ箱へ持って行ってしまいましょう。もし、どうしても必要なものであれば、いつ使うか決まっているはずです。

取捨選択が出来ると、次は②位置を決めることです。恐らくここで挫折する方が多いと思います。しかし、これは結構肝なのです。皆さん、年間150時間。この数字は何だと思いますか?実はビジネスマンが一年間でものを探している時間だそうです(大塚商会より)。一日8時間労働として、18.75日すなわち、約一か月くらいをもの探しに費やしている計算となります。とてももったいないですよね?つまり、いらないものは捨てて、シェア出来るものは買わない。置くべき場所は決めておく。このようにルールを決めてしまえば時間もコストもかからないのです。

そして最後は③書類は納期ごとに分け、逐一スキャンしておくです。皆さんの机の中に、謎に古い書類や捨てていいかわからないものが残っていませんか?厳しい言い方ですが、その書類どうするんですか?いらない書類は捨てましょう。もし、処分に期限が決まっているものや、個人情報が含まれている場合に於いても、自身の机に残しておく理由はありません。速やかに然るべき部署へ回すべきです。残したままにしておくと、いつの日か爆発すると捉えてもおかしくありません。また、万が一この資料が見たいと言われた際、クチャクチャな書類を見せるわけにはいきません。必ずスキャンをして取り出せるようにしておくことをオススメします。※個人情報等があるものは扱い注意です。

以上の通り3点を上げました。取捨選択、位置を決める、必要部署へ回すことにより自身の身の回りを綺麗にし、効率の良い仕事を心がけていきましょう。

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