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子供をいくつまで育てるか?

子供にはできる限り手を差し伸べてあげたい、子供が楽しく生きてくれるようにサポートしていきたい、と思いますよね。

子供が生まれてから私もいつもいつも考えている気がします。
でも、「できる限り」ってどこまででどれが自分たちに合っているのか答えは出ないまま。

「親が基準を持つ」や「身の丈に合った」は理解しているものの、正解がない子育てでは何を基準にするべきなのかどのくらいが身の丈なのか(親が苦労しても子供にあっているのなら身の丈を超えたっていいのでは?とさえ思ってしまう…)わからないものだと思います。

基準や線引きが曖昧なまま、長女はもうすぐ5歳。これまでもインターナショナルスクールがいいのでは?小学校受験?習い事は毎日?とさまざま考え、実行してきたものの合っているのか間違っているのかさえもわからないままでした。

さて、これからどうしていこうか。と思って、子育てに関する本や体験ブログなどを読んでしっくりときたことがあったので、誰かのためになればと思います。

子供をいつまで育てるかで教育方法はかわる?


突然ですが、お子様はいつまで家にいてほしいと思っていますか。大学卒業までいてほしい!なら22歳くらいでしょうか。大学は地元じゃなくていいなら、高校を卒業する17、18歳くらいまででしょうか。

私は家を出たその時から、子育ては終わりだと考えておくべきなんじゃないかと思っています。

家をでて、一人暮らしを始めるということは、身の周りの生活を自分で行う必要があります。毎日の食事や風呂の準備も自分で行わなければいけません。その他にもっとも重要なのは、生活するためにかかる時間とお金についても自分で考え、管理していかなければいかなくなります。

生きていく上で必要な物事は、いままでは親の役目になりますが、家を出てからは自己責任な部分も多く出てくると思うと、家を出たそのときから子育ては終わり、サポートするだけになっていくんだろうなあと考えています。

そう考えていくと、親が子供にいろいろと教えていけるのは、18〜22歳までなのかしらと。ただ、「海外に留学したい!」とか「寮に入りたい!」となると、13歳や14歳といった中学生くらいの年齢でも、家からでていく可能性もでてきます。

そうなってくると、私たち(ここでの私たちは私と主人のことです)が、子供にいろいろと教えていける時間は0〜小学校卒業までなのじゃないかと。小学校卒業は12歳。長女はもうすぐ5歳。あと7年しかないのだな。と気付かされました。

中学校で家をでていく。ということは、稀なケースだと思いますが、娘たちのやりたいことがそうでなければ叶わないのなら、なくはない話です。

あと7年しかないのか。と改めて考えると、どんなスピードで何を教えていかなければいけないのか少し見えた気がします。

そこから逆算して習い事や学校を決める

あと7年しかないとなると、そこから逆算して長女の環境を考えていく必要がある。

私立の小学校やインターナショナルも視野にいれておこう。毎日勉強する習慣をつけるには、公文をやめて自宅学習に切り替えるほうがいいのか?と一つの基準が決まると、それに向けてお金や教育、習い事、普段の接し方をどうしていけばいいのか見えてきます。

そろそろお金のことも説明が必要だと思っていたので、「生活費型お小遣い」を導入しようとも。

そして一番重要だなと感じたのは、長女はもう子供ではないこと。私が親元を離れて、生活を安定して回せるようになったのは、ここ6〜7年くらいの話(私が自立できなかったのもある)。

「自立する」にはそのくらい時間がかかるもの。
いつまでも子供扱いしていると、彼女の成長にもよくないともいえます。

"あきびんご"さんのコラム

公文では毎月公文受講者のみに配られる月刊誌があります。

そこに絵本作家のあきびんごさんのコラムが掲載されており、読みながらガツン!と胸を打たれました。

受講者のみ読めるようになっているため、どんな内容だったのかしかお伝えできませんが、あきびんごさんの両親の教育方法についてです。

最後はこう締めくくられています。

子どもは家庭という殻の中に生まれ育ち、12歳になると自分で殻を割ってヒヨコに生まれ、育っていきます。親が子育てできるのは、ヒヨコになる12歳小学生までで、その先は子ども本人に任せるしかありません。親に大切なのは、中学入学までに、一生分の教育をしておく覚悟ではないでしょうか。

子育てはいつまでもできるものだと思っていると、あっという間に大人になってしまうのだろうなと思います。

私自身もこうやって書くことで、タイムリミットは12歳だと覚悟して、今必要な教育をしていかなきゃな、と改めて思いました。



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