「4月12日」
声優の藤原啓治さんが亡くなって1年経つ。
ので何か改めて書こうと思った。
しかし藤原さんのファンであることは
もはや一生涯変わることは無い訳で、
しかも1年程度じゃ自分のスタンスも
ほぼ変わらないことに気付く。
『ファイナルファンタジー7リメイク』は
藤原さん演じるレノが登場する前に
プレイを止めたまま。
藤原さんの過去の出演作も、
ろくに見ることができないまま。
見たらもう悲しくなってしまうから。
でも聴かないのも寂しいし悲しい。
というのもあって、ついに先日
『アベノ橋魔法☆商店街』を見返してしまった。
もし、この作品の藤原さんをご存知の方がいらしたら
「なぜそのチョイス…?」と顔をしかめるだろう。
しかし私にとっては10代の頃に
「藤原さんが出てるから」という理由だけで視聴した
思い出深い作品たちの中の一つなのだ。
『アベノ橋魔法☆商店街』は
大阪・アベノ橋商店街で繰り広げられる
SF有り、ファンタジー有り、多大なパロディ有りの
ドタバタコメディアニメ。
視聴した当初は脈絡が無いギャグの応酬に
気持ちが乗り切れなかったものの、
物語の筋を理解して何度か見返しているうちに
好きになっていった。
ストーリーはあって無いようなもの、とか某所に書かれてたけど
改めて見るとSFとしても面白い。
藤原さんは、主人公の女の子のお父さん役、
という藤原さん的にはありがちポジションなんだけど
関西弁&エセフランス語で喋るという
頓珍漢なキャラ付けがされてて
それが個人的に凄く、グッとくる。
出番が凄い多いキャラ、って訳では無いけど
まさに藤原さんのコメディ演技の本領発揮。
良過ぎる。
良過ぎてまた悲しくなってきて、また泣いた。
作品は残る。
キャラクターは残る。
でも、でも、
やっぱり悲しい。
アベノ橋ですらこうなのだから
私が藤原さんの出演作を
改めていろいろ見返せるようになるのは
もうちょい先かもな…と思った。