シャワーが壊れて賃貸も悪くないなと思った話
日記というか雑記です。
おお、タイトルがいかにもnoteって感じだ。
書いてから読んでみたけど本当にまとまりのない話です。
当方30代。そろそろ家を買う人は買うのか、と気が付いてちょっと焦ってた時期があった。
色々調べて買う人の理屈でぐっと来たのは
・家賃として払いっぱなしで勿体ない
・どんどん物価が上がっていくから今のうちに
・同じ金額なら持ち家ローンの方が良い設備の部屋に住める
・年齢上がると組めるローンが減る
等々。そうか。
理屈はともかくとして、良いな、一国一城の主。自分の思いのままに住居をカスタムできるって。
資格試験勉強終わったら家でも見に行くか、と思ってたんだけど、なんか面倒で結局行ってない。
そんなこんなで、ぼんやり暮らしていたんだけど賃貸も悪くないと思った出来事があったので書いておく。
某日、いつも通りシャワーを浴びて、風呂場を掃除しようとしたら、シャワーから水が出なくなった。お湯も出なくなった。カランからも液体は出てこない。
断水か!
と慌てて、洗面所の洗面台の蛇口をひねったら水が出る。
そういえば、この部屋は事故物件で、浴室でお亡くなりになったんだよな…
と思い出し、少し恐怖に震えたが、冷静になって色々調べたところ、どうやらシャワーが引っ付いている混合水栓の劣化だったようだ。
こんな混合水栓なんていう複雑な器械使ってるからこんなことになるんだ。
やっぱ理想は単純な蛇口から水をホースでひいてきて、湯船で沸かす古いスタイルだよな。いいよ、シャワーとかいらないよ。実家ではずっとシャワー使わずに洗面器使ってたよ。
てか、アナログ良いよな。アナログ。
五右衛門風呂なら水さえ引ければ、薪で沸かせるぞ。壊れないぞ。
トイレも汲み取り式のぼっとんだったら地震で断水しても使えるし、故障はしないぞ。
世の中複雑になりすぎなんだ。耐用年数10年程度の消耗品ばかりで故障時の不便さや、新しいものの選定とか、買い替えコストが大変なんだ。やってらんないや。
とか余計なことをしばらく考えていた。
その後帰宅してきた夫は銭湯に…と話していたが、冷静に考えると、シャワーと蛇口からお湯が出ないだけで、風呂にダイレクトにお湯を張るシステムは別で生きていたので、湯船にお湯を張って、洗面器でそれを掬ってお湯をかぶるスタイルで入浴してもらった。
翌日管理会社に連絡したところ、その日のうちに修理業者が来て混合水栓ごと交換していってくれた。もちろん費用負担は無し。
※ここでポスティングされてくるマグネットなどに印刷された水道業者に連絡してはならない
と言うことで、色々考えていたものの、新しい混合水栓で私は普段通りのシャワーライフを楽しんだのでした。
これが持ち家だったら当然に自分で業者を探さねばならないし、修理費も負担せねばならない。新しい混合水栓も選定しなければならない。
これを考えると、設備の劣化については追加の負担がない賃貸も悪くないな、と思ったのでした。
因みに、色々ネットサーフィンした結果何となく分かったのが、現代の住宅は短いと30年程度でガタが来るそうで。でなくても外壁や、風呂、キッチンなども20年くらいが寿命だそうで、メンテナンス費用が結構掛かるそう。
近所で家が建築されていて、すごく狭い敷地にミッチミチに建てられていて3階建て。日当たりが悪そうだな、と思いながら前を通ってみたらホームセンターの匂いがして、ちょっとここには住みたくないと思ったのだけど、不動産屋のチラシをみたら、同じようなタイプの家が5,000万円と書いてあって、そもそも住めない、と思った。
って考えると、新築じゃなくて、堂に入った古民家とか良いなって思ってたけど、立地問題が大きくて。
多分私たちは、このままずるずると賃貸暮らしが続くんだと思ってます。