資格試験合否発表待ちの人の読書記録1
某国家資格合格発表待ちの暇人です。この3か月程度の暇な期間に何やってたか思い出すための記録noteです。
近所の地区センターに図書館があるので久々に本を借りてきて読んだ。
手に取った動機と簡単な感想を書いていく。ネタバレあるかもしれない。無いかもしれない。
書名、筆者、出版年の順 出版年は手に取った本の形態(文庫or単行本)の年。
スキマワラシ 2020/8/5 恩田陸(著)
装丁に惹かれ、また、恩田陸が著者なので手に取った。
最後の方までは良い感じだったのだけでどオチがいまいちよくわからなかった。色々伏線が張られているように感じたのにそれが生かされていない。まあ、現実はそうかもしれないのだけど、小説なんだから、もうちょっと伏線っぽいものは活かしてほしい。もしかしたら、これは何かのシリーズで、それを前提に書かれているのかもしれないとすら思ったほど消化不良。確か恩田陸って、全く違う時代で別物みたいな顔をして実はシリーズだったっていうことやってた気がする。
沈黙法廷 2016/11/22 佐々木 譲 (著)
刑事もの、推理小説系を読みたくて手を取った。あと、試験に法律科目があったので興味を持った。
逮捕後の裁判まで描かれていて興味深かった。内容としても非常に面白く、上記スキマワラシと異なり、しっかり構成されていて読後感が良かった。そういえば、裁判傍聴にも行きたかったことを思い出した。
刑事事件に関わり合いたくないと切に思った。警察とメディアが酷い。
ゴーストハント1 旧校舎怪談 2020/6/12 小野 不由美 (著)
出版年が比較的新しいのは、リライトされたから。初出は1989年らしい。
学生時代ドはまりした十二国記の著者の本。小野不由美は、くらのかみも、黒祠の島も、屍鬼も、営繕かるかやも東亰異聞も読んでいるが、そういえばこのシリーズは読んでいなかった。当時は表紙がなんだか気に入らなかったのと怖い話はそんなに好きじゃなかったから手を出さなかった。今回は図書館に置いてあったから、読むか、と言う感じで借りてきた。
なんだかライトノベルみたいなノリだった。口語調って言うんだろうか。でも筋は通っていたし楽しめた。筆者は小野不由美だから本当に心霊現象が存在する世界もあり得るし、なにもない世界の可能性もあり得る。ドキドキしながら読めた。続きも読もう。あ、アニメ化されてる。
ツバキ文具店 2016/4/21、キラキラ共和国 2017/10/25 小川 糸 (著)
観光で行ったことがある鎌倉が舞台だから借りた。
1冊目ツバキ文具店は楽しめた。泣ける。2冊目はちょっと食傷気味。
手紙の代筆業の話で、実際に代筆した手紙が手書き(風)の文字で書いてある。手紙によって筆跡が大分変っているけど、本当に一人で書けるの?と疑問。そして、この手の仕事の話は一話くらいは大失敗するという話があっても良いと思ってたけど、そういうのもなかったのがちょっと物足りない。手紙の書き方の本にエピソードを載せた、という雰囲気があった。
2冊目は、もういいかな…って感じ。旦那の実家に挨拶行く話が事細かに乗ってたけど、蛇足であると感じた。
NHKテキストきょうの料理 2022年 09 月号
料理のレパートリーを増やさん、と思い借りた。まだ何も作っていない。