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デジタルガジェットミニマリずん

携帯電話回線をMNPした。23年超の長期ユーザだった。それに伴い、iPad Proに挿してたデータ用の別回線も今月限りで回線停止する。この一年、都外に出る機会が激減してステイホーム時間が例年以上に多くて毎月のデータ量を殆ど余らせて繰り越してた(1ヶ月繰り越しで使い切らないと失う)。その上長期契約特典のデータクーポンも確か2つ、使い切らずに残したな。

勿体無がりでケチでモノを捨てたがらない(実質、使ってないけどいつか必要になるかも?そん時に持ってなかったまた買わなきゃならない…のがイヤ)私。だけどミニマリズムにも昔から憧れがあって鞄(持ち運べる程度の)1つの中に吟味された所有物一式っていうシンプルで枯れたスノッブさに憧れてはいる(無理だ。はなっから目指していない)。なのに、ひと頃はガジェット好きでもあるので携帯端末を複数回線のSIMを挿して携行していた。それぞれ用途が異なり携行する根拠もあったのだがいわゆるスマホの時代になり(ってかiPhoneの進化が大きい)、近年はiPhoneとiPad Pro(とWindowsタブレットPC)に集約されてた。WindowsタブレットPCをSurface Goに変えてからiPad Proの必要性がだいぶ下がった(今、このテキスト打ってるのはiPad Proだけどw)。データ回線も停止すると荷物をより少なくしたい時にiPad Proを外すことが可能になる。ApplePencilとSurface Penのお絵描きツールとしての性能差、液晶パネルの表現(色温度とか精細さ)の好みがあって完全には置き換えられないけど可搬性(荷物の数)他の条件を加味したらSurface Goで我慢しちゃおうって局面はきっと少なくない(勿論、個人差あり)。デジタルガジェットのミニマリズムは少しだけ進む。

↑何処でもお絵描き作業環境構築セット。Surface Go はWindows10なのでフルサイズのPhotoshop、PC版のメディバンペイントプロが動くのが最大のポイント。iPad OS版とは若干の差異がある。PC版のメディバンペイントプロならCMYKで出力できる。iPad OSのPhotoshopもあるけど、これはPC/Mac版Photoshopのサブツール的な側面が強い。

↑iPhone以前(一部はiPhone登場以後にも続く)のSmartphoneの代表、Symbian OSで動くNokia端末と、Blackberry。フリック入力がなかった頃はQwertyキーボード付き端末とケータイを併用してた。これらに加えてiPodやらモバイルルータやらも携行してた。写真にはないけどWindowsMobileとかも。iPhoneが実用的に使えるようになって(iPhone 3GS以降)、物理キーボードにあくまで拘るほどでなかったしフリック入力さいこー!って思う方なのでちっせえキーのキーボード付き端末は急速にどうでも良くなった。

そんな歴史を経て最小量ではiPhoneとSurface Goの二つでいいんだー(世界中(*1))と憧れの荷物の少ないシンプルで枯れたスノッブな人に近づけた気がするのである。

(*1) 海外行く時には、日本の携帯電話端末(海外ローミング、MMS利用でメール着信端末として)と現地用携帯電話(現地でプリペイドSIMを入手して挿す=これは今、海外行っても必要だな)、MacBook Air、Wacomの板タブ…を携行してた。ロストバゲッジを恐れてこれらは機内持ち込み。それぞれのAC電源も持つから嵩も重量も馬鹿にならない。とは言え2000年代以降21世紀になってブロードバンドインターネット接続が普及して行ったのでこれでも大分とマシ。それ以前はモデム、回線チェッカー、電話線の各国仕様のインターフェース、なんなら音響カプラにちょっとした工具が必要だった。デジタルガジェットもワールドワイド仕様じゃないものが未だ多かったのでステップダウントランス等の携行も余儀なくされてた。

きっと幸せになりますよ(私が