プラスチック=評価がゲキ落ちクンなマテリアル
いつ頃のことか忘れたけど以前、東銀座の晴海通りと昭和通りの交差点角にプラスチック製品の小洒落たアイテムを売ってる店があって確かプラスチックっぽい店名だった。プラスチック、その人工的なマテリアルのポップさがイケてると思われていた時代があった。それが今や広義のプラスチック=石油化学製品は適切な処理をせず不法投棄されてしまうと自然分解しないから劣化して砕け細かくなるだけ。そうしてマイクロプラスチックとして浮遊し拡散し海洋生物が誤飲し食物連鎖の頂点の人類をも脅かす恐れが出てしまっている。適切な処理でも焼却は二酸化炭素排出に、埋め立ては後の世で掘り返すことがあった時には土壌汚染の可能性に繋がる。大量生産大量消費時代の象徴でもあったプラスチックス、SDGsを唱える未来にはそぐわない。
奥田圭子「Plastic」作詞:秋元康・作曲:氷室京介
渋谷センター街をずっと行ったところにあったNYLON100% 何度か程度しか行ったことないけどセツの友達が入り浸ってた。ヒカシューの人やらシナロケが出入りしてるのを見た記憶がある。
YMOが脚光を浴び同時多発的にテクノポップバンドが生まれた、その象徴的なプラスチックス。スタイリストやらまあまあ業界人的だけど音楽の専門家じゃない(一部除く)人達。良くも悪くもDEVOっぽいのをファッションでやってみたー的なスタンス。
文脈的にはあまり関連ないけどプラスチック・ベルトラン。ジョルジオ・モルダーのプロデュースだったかな?
「プラスチック」はマイクロプラスチック問題でイメージがガタ落ちだけど「NYLON」は雑誌名にまだあったりして、まだダイジョーブなんかな?
きっと幸せになりますよ(私が