【病との闘い篇】その3 まさかの選択
その3です。
大腸がん。それも直腸がんという告知をあっさり受けてしまい、イエティとダンサンは正直ちょっとぽかんとしてしまいました。
というのも前回にも書いたように、頭では理解しているんです。
これは「痔」ではなく、命に関わる病気。そう二人に一人はなると言われている超厄介な病気「がん」だということ。
でも、「大腸」やら「直腸」も明確にどこっていまいち理解しきれてないうちに、さらにステージは??とか実際どこまで進行してるの???という不安も頭をもたげてきます。
そして何より治るの???という大きな疑問。しかも聞きづらい・・・って思っていたら、先生から一言。
「大丈夫、取れるよ」
なんと心強い言葉・・・・・!って思ったんです。次の言葉を聞くまでは・・・
「人工肛門になるけどね。」
そう私たちに投げかけられたのは、「人工肛門」という新たな課題でした。人生の選択がいろいろ急に現れて、全然落ち着いて考えられねぇ・・・!というのが当時の心境でした。
あとは、隣にいる本人より慌てたり、ショックを受けてはだめだと。そう思い、すごく冷静にしてた記憶があります。