鍋に炭水化物を入れる
嘘かまことか知らないけれど、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の五味の他に、「でんぷん味」なるものがあるそうな。これを聞いた時、心の底から、わかる、と思った。すいとんの入った汁は美味い。餅の入った雑煮は美味い。参鶏湯ってやけにおいしいと思ったらもち米と一緒に炊いている。
ある。「でんぷん味」は確実にある。
以来、鍋には必ず炭水化物を入れることにしている。マロニー、麩、うどん、きりたんぽ、マカロニ、残って冷凍しておいたたこ焼き、お好み焼き。あるものを適当に。なければ小麦を水で練って適当な大きさにちぎって入れる。生米をパラパラ入れてしまったっていい。
「でんぷん味」
真偽の程は定かではないが、炭水化物の入った鍋は美味しくなる。ほんとだよ。