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赤い公園と、残しておきたい気持ち

赤い公園を好きになったきっかけは、サークルの先輩方が演奏していたこと。
それまでも存在は知っていたし、曲もいくつか聴いていたし、駅ビルの大画面で流れる「くるりん」の歌を気に入って通る度にガン見していた。そう思えば好きではあったのかもしれない。
ただ、ちゃんと全部の曲を聴くようになったのは1〜2年前、本当に最近だ。

なので、何か深いことを語れる立場にはない。ファンとしてはまだまだ新参者だから。
ただ、好きだという気持ちだけ、誰に話せるわけでもないのでここに残しておく。


ラストライブを観た。リアルタイムじゃなくて土曜日になったけど。
曲が素晴らしいのは周知の事実として。何より演奏している姿がとても楽しそうで、私はその空気感を好きになったのだと感じた。
それまでライブを観ることができていなかったが、他の活動からも楽しさが滲み出ていたんだと思う。

音楽が好き。メンバーが好き。
だから急激に心惹かれていったのだ。

あと、ギターの津野米咲さんが、めちゃめちゃ好き。
「消えない」のMVを観た瞬間に惚れたのです。それまでももちろん目にしていたけど、関ジャムとか見てたけど、こんなにかっこいいのかと急激に惚れた。
ギターの音、弾き方、佇まい、全てがかっこいい。
もう米咲さんのようになりたいと思った。今からでも近づけるか、ギターを始めれば少しはかっこよくなれるか、なんてよく考える。
永遠の憧れの存在。

石野理子さんの儚くも強い歌と全身のパフォーマンス。
藤本ひかりさんのほわほわした感じとベース演奏時のギャップ。
歌川菜穂さんの明るく輝いた笑顔でドラムを叩く姿。
佐藤千明さんの高貴で唯一無二の歌声。

全て好き。ずっと好きでいる。
解散なんて言わないで。楽曲は存在しているのだから、「赤い公園」は確かにそこに存在している。

これからも赤い公園の楽曲に寄り添ってもらうのだろう。





さて、この記事を書いたのはラストライブを観た直後だった。

先日、テレビで VIVA LA ROCK の特集があって、米咲さんの話をしていた。Anthemsでアイナ・ジ・エンドをボーカルに迎えて、Canvasを演奏していて、まるでそこにいるかのような映像で。
目の前に親がいるのに泣きかけた。危ない。

誰かがいなくなってこんなに絶望したことがなくて。ずっと泣いてしまうのです。きっと米咲さんは、ずっと生きていてほしい存在だったんだなと。

去年は好きな人たちがたくさんいなくなってしまったから。
そりゃあこの世を呪いますけれども。じゃあ私もって思っちゃいますけれども。

ただ、皆さんは生きていてくださいね、もう好きな人がいなくなるのは御免です。私が死んでも生きていてください。
そのために、赤い公園は沢山助けてくれるのでぜひ。

ちょっと話が横道に逸れてしまった。
映像を観てやっぱりこの文章を世に放っておこうと思った、という話でした。自分用だけど。


また改めておすすめ曲を書こうと思う。ちゃんと発信用に。

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