映画はいいぞ。 後編

これの続き。
どうでもいいけどあらすじスマホで見たら3行じゃなくて5行だった。そのくらいでまとめていきます。

ここからは夏休みに観た映画たち。

① バクマン。

画像1

高校生の真城最高は、同級生の高木秋人から一緒に漫画を描こうと誘われる。2人でコンビ作家としてプロの漫画家になるべく、週刊少年ジャンプでの連載を目指して奮闘していく。

これも観たかったけど先延ばしになってたやつ。
夢を追いかけるきらきらをお裾分けしてくれて、漫画を最近全然読んでないのでもっと読みたいなと思わせてくれた。
さらに嬉しかったのは音楽と映像。
音楽は、最高に好きなバンドの1つであるサカナクションが担当している。端々に「うわ〜サカナクションだわ〜」と感じられる部分があって。視覚的にもそれに合わせて動くような場面もたくさんあって。映像として凄まじく好きだった。
やっぱり劇伴って素晴らしいです。劇伴マニアとして生きてきて良かった。


② イニシエーション・ラブ

画像2

大学生の鈴木が、合コンでマユと出会い親しくなるところから物語は始まる。マユは彼を「たっくん」と呼び、交際することになる。
ラブストーリーなのに最後にどんでん返しがある、という作品。

どんでん返しという謳い文句に惹かれて。
前回「発信したい」と言った手前、ストーリーに触れるとネタバレになりそうで心配。だから残すのが難しい。自分で自分の首を絞めてしまった。とりあえず、ラストは全部繋がってほーってなった。語彙力欠如。
1つストーリーと関係ない部分で思ったのは、私が間違ってバブル期に生まれていたら生きていけなかっただろうな、と。それぐらいしか残せないな。


③ さよならくちびる

画像3

インディーズ2人組音楽ユニット「ハルレオ」は解散を決意した。ハルとレオ、ローディーのシマはそれを表に明かさないままに日本縦断ツアーに出る。解散が迫る中、3人の心情が複雑に揺れる。

音楽への愛も、人への愛も、様々ある。
音楽を本気でやるのはちょっと怖いのです。どこかで壊れてしまいそうだから。
でもそこを通じて救われる人は確実にいる。やる側聴く側問わず。
音楽は人を救う、なんて綺麗事は言わない。
人を救うのはやっぱり人だと思う。もちろん救えないこともある。
ただ、その救うためのツールとして音楽が存在しているのだとしたら。「音楽を続けるために一緒にいる」ことも、「音楽を辞めても一緒にいる」ことも正解なのかもしれない。なんて思いました。
音楽やりたい!


④ タイヨウのうた

画像4

太陽の光に当たることが出来ない難病・XP(色素性乾皮症)を持つ雨音薫は、深夜に駅前で弾き語りをすることが日課である。ある日、いつも窓から見ていた憧れの青年・藤代孝治と出会い、恋をする。

デビュー間も無いYUIの初々しさたるや。今すぐ保護したくなった。保護させてくれ。
世の人々がみんな、ここの登場人物ほど優しくなってくれることを願う。何処かにはこんな優しい世界が存在してほしいものです。
この映画も音楽が沢山出てくる。
音楽は自分の記録、好きな人の記録を残すために最適だと思う。私も何か残していきたい。
音楽やりたいぞ!!


⑤ サクラダリセット

画像5

住人の半数が特殊能力を持つ町・咲良田。記憶を全て保持する浅井ケイ、世界を3日分巻き戻す「リセット」を持つ春埼美空は、同級生・相馬菫を蘇らせるため、政府に立ち向かうため、行動する。2部作。

超能力的なものがかかわってくるとどうしても苦手とする映像になりがちなので、「でも対象年齢Gだから…!Gって書いてあるから…!!」って唱えながら観た。そこまでどうにかなるほどでは無かったから私の勝ちです。
この物語には優しい人しかいなくて、結局は皆それぞれの大切な人を守りたい一心なのだと思う。善悪がつけられないから悩むんだけどね。
皆が幸せになるのって難しいけど、主人公のようにその方法をいつも模索できる人になりたいと思った。なってほしいとも思った。



⑥ 水曜日が消えた

画像6

幼い頃の事故より、曜日ごとに異なる7人の人格が入れ替わる「僕」。ある日、平凡で退屈な「火曜日」が目覚めるとそこは水曜日だった。いつもと違う曜日を謳歌する「火曜日」だが、次第に状況は変貌する。

本当は映画館で観たいと思っていたやつ。観られてとても嬉しい。
まず映像が美しくて、表現が唯一無二に感じた。幸せな瞬間もハラハラする瞬間も綺麗。その綺麗さが不思議な世界観を表していて一秒も目が離せませんでした。
そして中村倫也氏の演技力ですよ。7人が確かにそこに存在していて、もちろん髪型服装は変わるけどやっぱり内面が全然別人です。外見が変わっていなくとも分かります絶対に。
感じたことと言えば、人と繋がることは誰にとっても重要だということ、繋がるためにその人のことを理解しようとお互いに思えば絶対に出来るということ。
これはもう一回観ようと企んでいる。



以上、夏休みに観た映画たちでした。
各映画については9月に記録していたのだけど、好きなものばかり、贅沢な時間だったなと振り返って思う。また好きなもの漬けの時間が欲しい。

前回の記事含め、もしこの中の作品を観たら感想を聞かせてくださいね。ぜひ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?