まえがき...【サークル・オルボロス】

文明の夜明け以前から、サークル・オルボロスの謎めいた黒衣のドルイドたちは、多くの者が足を踏み入れることを恐れる野生の地の影に隠れながら、陰謀を企んできた。オルボロスとして知られる古代の存在を崇拝するサークルのドルイドたちは、その謎めいた目的を達成するために、野生の獣や野蛮な部族を支配下に置いてきた。

これらの部族の中で最も数が多いのは狼の誓約者で、権力と保護と引き換えにブラッククラッドに命を捧げることを誓った男女である。ウルフ・スウォーンに加え、サークルには野蛮なターンのような古代の原始的な戦士もいる。彼らはデバウアー・ヴルムに献身することで、この捕食の神の恐ろしい化身に変身する能力を得ることができる。

飛び回るサテュロスから超自然的なワープウルフ、俊敏なグリフォンや吠えまくるアーガスまで、サークル・オルボロスが利用できる戦獣は致命的なほど多種多様である。これらの強大な獣を補うために、ブラッククラッドは石や木で建造物を作り、聖地の静かな守護者、保護者として立つ。

これらの野生の捕食者と野蛮なハンターを結びつけるのがサークルのウォーロックである。これらの計算高く強力なドルイドは、ケーンの地下に流れる計り知れない力を利用することができる。砂漠の太陽の枯れるような熱で敵を打ちのめすデザートウォーカーのモフサー、ハリケーンや稲妻のエレメンタルの怒りを解き放つストームロードのクルーガー、生と死の自然のサイクルを利用する術を会得したドーンシャドウのモルヴァーナなど、それぞれのウォーロックは独自の方法で自然界の力を行使する。原始的な戦獣の怒りを原動力とするドルイドの力は、他の追随を許さない。

「Forces of HORDES： サークル・オルボロス・コマンド」では、サークルの背景を幅広く紹介し、その不可解なウォーロックや野生のウォービースト、そしてそれらをサポートする様々なユニット、ソロ、バトルエンジンを入手することができる。さらに、この巻では2人のエキサイティングな新ウォーロック、ワイルドハートのカヤとスカイハンターのユウナ、そして新キャラクターのウォービースト、残忍で狡猾なワープウルフのロキを紹介している。

サークル軍の礎となる特定のモデルに関する豊富な情報とともに、本書にはサークル・オルボロス」初の新テーマ軍も収録されている。「オルボロスの骨」テーマ軍団は、石の不屈の強さが黒衣団の敵に降り注ぎ、「野生の狩り」テーマ軍団は、オルボロスの狼の多数の部族とその仲間を、サークルの野生の戦獣とその主人とともに、偉大な狩猟団として集結させる。

自然の猛威によって生まれ、強者のみが繁栄する世界で育ったサークル・オルボロスのウォーロック、ウォーリアー、ウォービーストは、野生の止められない力を敵に放つ準備ができている。歯と爪の熱狂の中で、最も重装備で装甲を固めた部隊をも倒すことができる野蛮な群れの指揮を執る準備をしよう！