【予想】勝島王冠競走
2021/12/8(水)大井競馬場 第11R 勝島王冠競走 雨 不良
勝島王冠攻略のカギをにぎるのは3つ。
①天気(馬場)
②誰が逃げるのか(ペース)
③3歳馬の取捨
①、②に関しては、どんなレースでも予想するうえでは重要なファクターなのだが、こと今年の勝島王冠に関しては、今日から明日まで降り続けるであろう雨によって不良馬場が濃厚。そして絶対的な逃げ馬が不在という2点はこのレースの予想するうえで重要な課題だ。
さらに予想を難解にさせているのが、最内枠に入った3歳馬の2頭、1トランセンデンス(森泰斗J)、2セイカメテオポリス(矢野貴之J)の存在だ。内枠有利になることが多い大井競馬場において、内で脚を溜められるのは大きい。鞍上も南関リーディングトップ1と3。切るに切りづらい。
さて、これら上記3点をふまえて展開の予想に入っていく。
■展開予想
まず「必ず逃げるだろう」レベルの逃げ馬は不在。ハナを主張するとしたら11ワークアンドラブ。ゲートをしっかり出られれば1トランセンデンスあたり。10リコーワルサーあたりも出てくるかもしれない。
有力どころで前目につけたいのは、3エルデュクラージュ、5コズミックフォース、7リッカルド、15フィアットルクスになるだろうか。
続いて、2セイカメテオポリス、14ゴールドホイヤー、16デアフルーグあたり。後方13マンガンといった隊列になりそうだ。あまり縦長にならず、大きな団子状態になるのではないだろうか。
注意したいのは、1トランセンデンスだ。最内枠ということで、ハナを主張し先頭に立ちたい気持ちもあるかもしれないが、この馬は自分でペースを握るよりも前に目標があったときのほうが良いレースをできている傾向がある。そう考えると、うまくゲートを出つつ最内の2.3番手あたりで脚を溜めて直線に突き抜ける可能性もある。
■印
◎5コズミックフォース
並びがいい。この枠でまわりの関係性であれば好位につけつつ、内で落ち着いて脚を溜められそう。
○15フィアットルクス
大井1800は7-0-0-0、道悪での成績も良好ということも考えれば軸馬として有力候補。しかし、大井で展開が膠着する可能性があ大外枠ということで外外を回らされるような展開になると厳しい。本橋孝太Jの手綱捌きに期待がかかる。
▲11ワークアンドラブ
ハナに立つ可能性があり、ペースが極端に遅くなれば逃げ粘ることも十分考えられるだろう。先頭に立たないという選択肢含めて、鞍上の笹川翼Jがどう乗るかがポイント。
△7リッカルド
メンバーの中で最も競馬が上手いのはこの馬。難しい馬場で、逃げ不在の展開でレース巧者ぶりを発揮すれば、鞍上が変わっても十分に馬券内はあるのではないか。
⭐︎1トランセンデンス
展開予想にも書いたように、活躍するパターンがかなり限定的な印象を受ける。パドックでの状態や馬場などを見て一考したい。
■買い方※パドックを見て変更する可能性あり
3連単軸1頭流しマルチ
5-15.11.7
※パドック後変更
三連単フォーメーション
5.15-5.11.15-5.7.11.15
※この記事はレース終了後に無料公開に変更します