S7使用構築
S7使用構築の備忘録。
【構築コンセプト】
上位帯でのサフゴ自体の減少を感じたため比較的扱いに慣れた塩を軸に、前シーズン使用のどくびしサイクルのブラッシュアップを行い拾える構築を増やす。
【個体】
選出率順にメモ書き
腕白/妖テラス
H252B76D180
207-120-187-x-133-55
しおづけ/再生/ステロ/まもる
調整意図(テラス後)
HB…11n陽気鉢巻ガブの地震確定2耐え、意地パオジアンのつららを守るの残飯回復込3耐え、ディンルーのカタス後の地震地震を守るの残飯回復込み2耐え
HD…控えめ神のムンフォ確定2耐え、臆病ツツミのハイドロポンプ確定2耐え
圧倒的選出率1位。全試合選出していた。イーユイの評価が上がりサフゴそのものが減少傾向にあると感じたため隠密サフゴはやや切ってもお釣りが返ってくるポケモン。
レギュCにてパオディンルー鉢巻ガブリアス等が増えたため使い慣れたHDからHBDに振り分け。
この変更自体は相当使用感がよく、環境の中心のパオには意地つららをまもる+残飯込で3耐えするため怯み1回で試合が決してしまう展開を避けることが出来安定した勝率を出せた。
またシーズン序盤に多かったチョッキ意地ディンルーのカタストロフィ→じしんじしんに対しても妖テラ後いずれかのタイミングでまもる+残飯込で確定耐えするため立ち回りに余裕が出来た。
その他にもシーズン中盤以降から増えた鉢巻ガブやガッサに対しても塩単体で打ち合えるシーンが増え交換択を避けることに寄与した。
初手のガブイーユイパオガッサセグレイブ辺りにはほぼ全て即決で妖テラを切っていた。
1番信頼していたポケモン。
控えめ/草テラス
H220B188C4D44S52
183-x-104-177-136-137
ほのおのまい/あさのひざし/どくびし/とばし
調整意図
HBD…控えめ特化神のムンフォ+ショック耐え
臆病眼鏡サフゴの鋼テラゴールドラッシュ+C-1後のゴールドラッシュ確定耐え
HB…意地ミミッキュの+2珠シャドクロを最高乱数切り耐え
C…余り。H4振りサフゴをステロ+炎の舞が11/16で1発
S…準速サフゴ抜き
選出率2位。塩の相方としてほぼ全ての試合に選出していた。当初はシグマさんのイトケの実ドクガの調整をお借りしていたがもっとサイクルに組み込みやすい構成にしたくなったため黒いヘドロに変更。ヘドロ自体は好みの性能ではあったがテラスを強く使えないことやステロ+眼鏡神や眼鏡サフゴの並びに釣り交換を2回ほど決められるだけでサイクルが崩されるためブーツに変更。
実際ブーツドクガの使用感はよくシーズン序盤には拘りサフゴや拘り神に対してサイクル崩されることなくゲームを作り安定した勝率を出せていた。
シーズン中盤から増えた挑発ディンルーに対してカイリューを投げたい展開が多く残り数日でカイリューにブーツを渡すか無限に思案したものの変更する勇気がなくそのまま使用した。
構成は飛ばしが本当に偉く神やチオンジェンを起点にどくびし+とばしで居座りを許さずに強力だった。
後述のカイリューとの相性もよく、カイリューに飛んでくる氷技や妖技をアンコール→ドクガ引き→とばしで竜舞妖テラバカイリューなどを流す役割をしてくれた。
腕白/妖テラス
H196B228S76
191-154-158-108-120-110
炎の渦/地震/羽/アンコール
調整意図
HB…よくあるマリルリのじゃれに後出しから羽休めで受かるライン
S…遅いアンコールカイリューやサフゴ意識で余りで可能な限り早く
ありがちなゴツメHBカイリュー。
ヘイラッシャとディンルー等の地割れの一貫を切るポケモンとして 採用。
地面の一貫切りにはアマガロトム等色々試したが純粋な数値の高さと拘束技である渦、先に書いた通りのアンコールとドクガで無理やり構築単位で重いポケモンを流すことが出来る点を評価し選択。
シーズン序盤の流行、ドクガへの打点として地震を採用した。中終盤に向けてドクガが減り、自分自身がゲームメイクに慣れたこともありドクガに地震を打つ展開は少なくなったが地面技が純粋に通りがよくそのまま使用した。
シーズン中終盤では挑発ディンルーが上位帯で流行しそれに対してゴツメでは展開不利を取る事が多かったため最終日付近だけブーツにしても良かったかもしれない。
腕白/地面テラス
H252B252D4
じしん/なまける/あくび/とばし
調整意図
HB…カイリューで回せない対物理へのサイクルを可能にするためぶっぱ
軸であるキョジオーンが身代わり持ちのポケモンに隙をみせやすく、特殊に対してはドクガで飛ばせるものの物理はカイリューがスピナーを覚える身代わり持ち物理ポケモン(キバワダチ)全般や流行の身代わり剣舞+かんちで麻痺を押し付けてくるカイナに不利をとるためそれらの並びにケアが効くなまけ飛ばしカバルドンを採用。(挑発持ちは身代わりとの共存が考えにくいため塩が通る。)
持ち物は無難なお盆を採用しようとしていたが隠密マントにすることで塩ミラーで相手視点から見えにくい勝ち筋になってくれることに気づいたため隠密で採用。結果としてアイへ怯みで勝ち筋をおってくるカイリュー、鉢巻ガブ、ワダチやキバ、パオつらら怯みに億さず技選択をできるようになった。
テラスについては砂ダメを嫌って岩か鋼を考えたが仮想的に地面物理が多く耐性を損ないたくないこと、H228振りサフゴをステロ込み12/16で落とせるため受け出しを許さないことや、仮想敵の塩に対しても再生では受からなくなるなど想定していない火力の押しつけができる点から地面で採用。数戦この火力で拾った試合はあるがもう少し検討の余地はあったかもしれない。
意地/妖テラス
H4A252S252
131-156-100-x-125-148
じゃれ/シャドクロ/影打/呪い
調整意図
H…4n-1になるので余りをH
AS…意地ぶっぱ。臆病サフゴに抜かれていることだけ気になったが、臆病は眼鏡以外概ね存在せず眼鏡はドクガでサイクルが成立するため最後までこの調整で使用した。Sについては後述するが少し落としても良かったかもしれない。
選出率5位。あからさまなギミック構築、いわゆる害悪戦術の類(小さくなるバトンやまもみがムラっけ)やドクガカバのいずれでも流せない可能性がある積みエースが見えた場合に選出した。
選出機会こそ少ないものの出した際にはしっかりと仕事をしてくれる仕事人だった。
(最終日付近では7回投げ、内6勝に寄与した。)
ちいさくなるバトン、ゴーリや起点作成×2+積みエースのような並びに対して呪いやレッドカードが強烈に刺さることはもちろん。どくびしを押したタイミングで受け出してきたドクガで飛ばせない積みエース等を飛ばすことが出来た。
また相手が積みエースや身代わり鋼テラツツミを塩の前に安着させ身代わりを残すことに成功した展開に対して塩の耐久を活かしまもる再生しおづけの択を繰り返しながら時間を稼ぎつつTOD可能な時間になったらミミッキュを後投げレッカ→ステロ+どくびしを踏ませる。これによりミミッキュのHP1/8と引き換えに積みエースを流し裏に1/4のダメージを入れることでが出来、再度積み直す時間を与えずTODに持ち込んだりミミッキュ圏内の裏のポケモンを引きずり出し一貫を作るなど相手視点から見えない勝ち筋として強力だった。
1枠で本構築が対応可能な範囲を大きく広げてくれた。
Sラインについては中速ポケモンの身代わり+積みに後投げした際、上から何を押しても下から殴られてレッドカードが発動し無駄な1ターンになることがあったため控えめサフゴ抜き辺りまでSを落とす選択肢があったかもしれない。
意地/霊テラス
H28A252B36D4S188
159-189-105-x-86-179
つらら/砕く/テラバ/礫
調整意図
H…塩ドクガで疲弊させ裏から投げる想定のポケモンのため16n-1
A…最も高く
S…意地にて採用する時点で意地パオミラーや控えめ神ミラーといたちごっこする気はなく、臆病ドクガ抜きに留めた。
BD…余り
300戦の中で1試合しか出さなかった。再戦にて前回初手の挑発ディンルーに思うように動かれた構築に対して1点読みで投げたのみ。
選出誘導の側面やパオ入りに初手投げしてきているなら〜という所で構成や持ち物等の予測がつきやすくなるメリットは確実にあった。
運ゲを積極的に仕掛けている訳ではなく結果として怯みと言う副産物があるだけと言う解釈自体は理解できるが、パオジアンの怯みを考慮しなかった際パオジアンに対面勝てるないしは2発耐えて仕事ができるようなポケモンは沢山いる。そのためこのポケモンの採用自体がやはり命中不安を2発当てて対面突破、もしくは怯ませて対面突破をすることを強みに計上している節があり好みの性能ではなかった。
ただそれはそれとしてどうせ見せポケだからと考察をややサボった部分がありこちらについて反省すべき点のため来季はパオジアンと仲良くしていきたい。
ここ2ヶ月デュエルマスターズを本当に触らず真剣にポケモンだけに取り組み、少しづつではあるが結果に繋がってきている。実感としても先月の俺よりも強いと言える程度には熱量を注ぐことが出来た。
ありがとうキョジオーン。