エリザベス女王杯2022

11/13 阪神11R エリザベス女王杯

上記の予想記事です。

エリザベス女王杯2022の注視ポイント

20,21年同様阪神での開催
・明確な逃げ馬はローザノワールのみ
・当日は朝から雨予報
・マジカルラグーンの存在
これらを基準に予想していきたいと思います。

全頭の見解

①クリノプレミアム
最長1800までしか走った事が無い。
そして揉まれ弱いのに内枠。
マイナス要素ばかりだが、注目したいのは鞍上。
レースの捌きと距離を保たせる事に関してマジのレジェンドである。馬群を嫌い先行策をとりつつ保たせる事も可能だと思う。

②ローザノワール
枠的にも逃げるのはこの馬。
ハイペースでは保たないので、スロー逃げに持ち込めるかどうか。
相手の能力を考えると粘りきれないか。

③ピンハイ
クラシックでは上位に食らいついてきた伏兵。
前走では秋華賞に出れなかった分、その実力を格下に見せつけた。
コーナリングは上手いと思うので小回りは苦にしないはず。問題は内馬場の状態か。後方差し展開を考えるなら有力。

④デアリングタクト
三冠女王。重馬場自体は苦にせず、宝塚記念でも結果を出している通りコース適性もある。
位置取りも前目でも後ろでも対応できる能力はあるので、展開に左右されにくいのも強みか。
最盛期の脚が使えるならば頭まであるがはたして。

⑤マジカルラグーン
今回キーになる海外馬。
この馬がローザノワールをつつくかどうかでペースが変わってくると思う。
基本的には深追いせず先行するだけになりそうだが、今回初の斤量54で普段より2kg軽い。
それにより多少ペース速く走らせる可能性もあるのが難しいところ。
海外のタフ馬場で勝ってるので雨も苦にしなさそう。
今まで少頭数レースばかりだが、余り関係ない事をアルピニスタが凱旋門賞で証明した。

⑥ホウオウエミーズ
単純に能力的にはかなり厳しいところ。
重〜不良馬場までいけば、3着までなら無くはないか。

⑦イズジョーノキセキ
岩田パパ騎乗停止でルメールへの乗り代わり。
ルメールなら問題無くパフォーマンス出せるはず。府中牝馬からの臨戦はプラス材料だけに、あとは展開が向くかどうか。
去年と同じく、前半がハイペースになる展開なら有力視したい。

⑧アンドヴァラナウト
こちらも府中牝馬からの臨戦。
向く展開もイズジョーノキセキと似ているので、差し展開に期待したいが、2000も走れるマイラーという馬なので2200になるとデアリングタクトやイズジョーノキセキを逆転するのは厳しいか。

⑨ウインキートス
長距離寄りの先行馬。
馬場渋り阪神2200で持久力が求められる今回はチャンスがある。
必要な条件は前残り出来る程度のペースでかつヨーイドンにならない展開。

⑩スタニングローズ
The安定感の秋華賞馬。
圧倒的な勝ちなどは少ないが、競馬は大差でもハナ差でも1着には関係ない。
とにかく柔軟な対応ができ、ミスが少ない。
オークスでの2400経験もプラスだろう。
先行馬での軸筆頭だが、この秋3走目がどう出るか。

⑪ナミュール
末脚の切れ味ナンバーワンの馬。
秋華賞でも結果を残しているが、阪神小回りが適性かというと違うと思う。小回りコーナーで外に膨れがちで、エンジンの掛かった最終コーナーでは外に飛んでしまっている。
秋華賞は上位3頭が抜けてたので問題無かったが、今回はそうはいかないのでは。
それでも差し展開予想なら外せない1頭。

⑫ルビーカサブランカ
2200を経験している差し馬。
ただ重賞で馬券に絡めていない能力では相手が厳しいか。
指し展開でも他に上位馬が複数居るのが辛い。

⑬ウインマリリン
去年のエリザベス女王杯から惨敗が続いていたが、前走の札幌記念では復調。
前残りの展開補助が必要なのは否めないが、今回はどう出るか。能力自体は劣っているとは思わない。

⑭アカイイト
去年のエリザベス女王杯覇者。
近走は展開も向かず凡走が続いているが、リピーターも多いエリザベス女王杯はどうか。
枠としてはこの馬には向いていて、雨の消耗戦で前が潰れれば去年の再現も。

⑮ライラック
一発の力はありながらも、安定しない馬。
小型馬とデムーロの相性的に出遅れの可能性が高いのも問題。揉まれ弱くもあるので、外枠自体は歓迎。
今回オーナー指示で前につける可能性があるのをどう見るか。

⑯テルツェット
去年のエリザベス女王杯の惨敗は、やはり距離だと思う。
先行馬なら導入ハイペースで潰れた結果と取れるが、差し展開で差し馬の惨敗は言い訳にならない。

⑰ウインマイティー
前走の京都大賞典での好走は評価したいところ。
枠的に積極的には前に行かず、中団待機策を取ってきそう。
阪神2200は割と前か後ろで極端な事が多いので、メンツの揃っている今回は中途半端になりそうか。

⑱ジェラルディーナ
オールカマーではイン有利の馬場を上手く利用しての1着だった。予想通りの動きと結果で大変有り難かったです。
では今回はどうか。能力的にはやはり展開や馬場が影響してくる馬なので外差し展開が望ましい。
注目したいのは、今年の京都記念。
開幕週らしく1,2着が逃げ先行の前残り展開なのに対して、サンレイポケットと共に差してきての4着。
馬場も稍重だった。
インが馬場最悪の今回、また展開も向くのではないか。

展開予想と印

ローザノワールが逃げ、マジカルラグーンが追う出だし。ローザノワールはスロー逃げしたいのでハイペースにはならないが、ある程度のペースになりそう。
重〜不良馬場想定で、ミドルペースでも各馬だいぶ脚を使う展開。
前で残れるのは2200以上を問題なく走れる馬だけだろう。なら差し展開かというと、ハイペースでの前潰れと違って後ろも追走で苦しい重馬場ではある程度の位置づけは必要だと思う。

◎⑱ジェラルディーナ
○⑩スタニングローズ
▲⑨ウインキートス
△④デアリングタクト
△③マジカルラグーン
☆①クリノプレミアム

展開が最も向きそうなジェラルディーナを◎に。
先行馬では一番上手く立ち回れて残せるスタニングローズを○。
▲のウインキートスは大穴だが、展開予想としては好走条件が整っている今回は狙いたい。
デアリングタクトは良馬場なら切りたかったが、重馬場での優位性はやはり見過ごせない。実力は間違いなく1位だしね。
マジカルラグーンは展開と馬場が向きそうなので抑えに。
クリノプレミアムはマジで武豊の1発狙いの☆なので買うなら単複だけ。

買い目

馬連 ◎○-○▲△
3連複  ◎○-○▲-○▲△
枠連 6,7-7
確たる差が今回は無いと見るので、単系は避けて馬連と3連複から。
またマジカルラグーンがローザノワールに競りかけた場合の完全差し決着を想定して、オッズのつく差し枠連も抑える形にした。

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