ダンナのこと

May 26 [Thu], 2011, 10:08

2009年秋からダンナが単身赴任をスタートした

こちらの様子をダンナに知らせる手段として
日々の我が家での出来事や子供達の様子を
綴るブログを私もスタートさせた

2005年 愛・地球博があった年
12月のクリスマスに家族で
ディズニーランドへ旅行した
旅行中に激しい頭痛に襲われたダンナは年末に医者へ…

なんとそれ以前から度々左手足の痺れや脱力があったという

CT撮ったら後日MRIを撮ることになって再び受診

MRIを撮り終わり造影剤を入れた後だからとダンナは別室で横になり脳がむくんでいたので、むくみ止めの点滴を受けていた
その間、『奥さんだけちょっと…』と呼ばれ私は診察室に入った

先生が画像を並べ…よくドラマで見るようなシチュエーション

『脳腫瘍です…』『すぐに手術をする必要があります』『良性ではなさそうなので、放射線と科学療法をすることになりますが、この治療をするには本人にもきちんと説明しないと難しいでしょう。本人に伝えてよろしいですか?』と聞かれ…

ちょっと待って…
何も言葉が出てこなかった

頭が真っ白ってこれだなと思ったのを
覚えてる

そんな中、なんとか先生に聞いたのが
『今、治療すれば治るんですよね?』

先生の答えは…
『手術しても再発を必ず繰り返す病気です』

………息がとまる気がした
起きてるんだか夢なのか、何が何だかわからない感じだった

『主人には今は病名と治療についてだけ
話してください…』とお願いした

もう一度ダンナといっしょに
先生の説明を聞く前に、トイレに入って泣いた

ダンナと顔を合わせるのができない…
車に行って、親に電話した
自分の気持ちをまず落ち着かせる必要があった

10分くらいして、無理矢理気持ちを落ち着かせた

点滴しているダンナに会いに行くと
私が何か聞いたのではないかという感じで
私の顔色を伺ってるのがわかる

『今から先生から説明があるらしいから待合室で待っててだって』とだけ話した