ダンナのこと3

May 26 [Thu], 2011, 10:40

入院までの間、毎日A病院でむくみ止めの点滴を受けていた

正月もいつもなら親戚の集まりに出かけるのだが、ダンナは激しい頭痛と気持ち悪さで寝てばかりいた

当時Mは小3、Tは幼稚園の年長、子供達には『お父さんは頭の中のゴミを病院に入院して手術で取ってもらう』と説明していた

子供達は『え~お父さん大丈夫』と心配しながらも、まだよくわかってない様子

ダンナは、夕飯の時、子供達が無邪気に笑ってる様子を見て涙ぐみ、『ちょっと出かけてくる』と言って外へ出ていってしまった

ダンナの気持ちを察すると
胸が苦しくなった

でも、手術と決まってから私は泣くことはなくなった

絶対負けない乗り越えるみたいな
気持ちがわいてきて
乗り越えるには、前向きな気持ちが大切
ダンナや子供達を支えるには自分が
強くなって立ち向かうんだ
みたいな気持ちに自然となっていた

特にダンナの両親、妹の辛さは
計り知れないものであったと思う

ダンナも手術の頃には、私と『絶対がんばろうね~』と敵を迎え撃つ気持ちの整理がついたようだった

S先生はダンナも私も信頼できる先生だったので
全てを委ねるつもりでお願いしますと言った