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「開運霊学マスター」の除霊記 16
こんにちは~
「開運霊学マスター」のしゅんしょう先生です。
田中さん(仮名)という方が突然、娘さんと小学生になるお孫さんを連れてきて「見てほしい」という。
私としてもいきなりなのでどのような事柄を見るのか飲み込めませんでした。
そこで娘さんにいくつか簡単な説明をしてみたところ、その態度や返事がとても反抗的でした。
おまけに田中さんの小学生のお孫さん孫の女の子も私を睨みつける始末でです。
ここでやっと母娘の承諾を得ずにここに連れてきたことが判明しました。
そこで、私は気持ちを切り替えて静かに霊査を始めました。
その2~3分後に、私は切り出しました。
「 この女の子(田中さんの孫)の上に兄弟となるべき人がいたのではありませんか?」
「 いえ、ないです」
と私を睨んきました。
そこで もう少し具体的に、
「 あなたとそのお子さんの間に小さな男の子が出ているんですけれどねえ」
と言ったところ 相手の態度が一変しました。
そして、いろいろなことを語り始めたのです。
それは、田中さんの娘さんの嫁ぎ先の義父から見て、おじいさんが再婚した際に、その奥さんになる方が前夫との間にできた一人の男の子も連れてきたそうです。
その子は母親をはじめ、誰からも可愛がられることもなく髪の毛はいつもボサボサで名前で呼ばれることもなく、この世で何一つ楽しい思いをすることなく20歳で自殺によって他界してしまったそうです。
この話を聞いてからというもの、その娘さんの頭の中からその男の子のことがはなれなくなったという。
それ以来、その娘さんは家族で出かけることがあればその男の子に「今から遊びに行くから 一緒に行こう。」
と呼びかけるようになったそうです。
そして、日が経つにつれて、その子がそばにいることがわかるようになってきたという。
そうこうしていると、そこの嫁ぎ先の家族ともうまくいかなくなり、家業の蕎麦屋も手伝えない状態になってしまい 外に働きに出るようになりました。
とにかく、そのなくなった男の子がかわいそうで仕方がないという。
そこで、その男の子が成仏していないことや、そのような気持ちの持ち方は、その子の成仏を妨げるということを説明してあげました。
すると面白いことに、一緒に来た小学生の女の子がいちいち母親に「成仏とはどういうことか?」 と尋ねていました。
その男の子が少女を通じて 霊界の法則を聞いていたのです。
母親も私から聞いた霊界の話を丁寧に噛み砕いて教えてあげていました。
そして、少女が話を心の中に受け入れたことで、母親は今までの自分がしてきたことの過ちに気がついたのです。
その後は、供養の心得を説明し、 私も一緒にその子の成仏のために祈ることを約束したました。
その親子が帰る頃には来た時とは180度の変化が起こり、笑顔と感謝の言葉を残して帰って行きました。
母娘が帰った後、 田中さんに聞いてみると「最近娘は目つきがきつくなって、何か話しかければ大変な剣幕怒る」ということで、 これは何か普通ではないと思い、 私のところに連れてきたのでした。
それが、ここにきていっぺんで普通に戻ったので、驚きを隠せない様子でした。
20歳で亡くなった男の子というのは、母親と再婚相手のところに来てまもなく精神的苦痛で精神年齢が止まってしまったのです。
ですから、霊界では今だにその5~6歳のまま。
霊としては精神年齢に近い子供の姿で出ていたのです。
娘さんが嫁いでのち、その優しい性格に男の子の霊がふれていつも傍にいたのです。
不成仏霊なので、そばにいるだけでも悪い波動を浴びます。
そして、ちょうど精神年齢が近い女の子に時々憑依しては、甘えていたのでしょう😌