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「考えるな! はい、出来ます。と手を挙げろ😡」

こんにちは〜

「総合開運霊学研究所」所長

「開運霊学マスター」のしゅんしょう先生です。

「出来るか、出来ないか、は考えるな。『はい、私がやります。』と手を挙げるもんじゃ。」😠

これは、私が真言宗の本山に在住していた時に、師匠から兄弟子達と共に叱責された時の言葉です。

状況は、真言宗の各本山の管長クラスがお集まりになり、会議をする。

その前日に、畳敷の大広間に20数席分の座布団をキチッと誰か敷ける者はいるか?

つまり、「きちっと座敷を作れる者はおるかか?」

と言う問いに対して、兄弟子達を含め、私も尻込みして誰も手を挙げ無かった時のことでした。

「誰か敷けるか?」と言った後、僅か1〜2秒位の時間か?

感覚的に言えば、「誰か敷けるか。」と言った瞬間に大きな声で怒鳴られたのでした。

その後直ぐに、

「こんな時は、出来るか?出来ないか?を考える前に手を挙げるもんじゃ。」

「そうやって考えるから、何も出来んのだ。」

と、叱られた。

私としては、

まだ、寺に住んで二年も経っていない頃で、そんな大きな会議も未経験だったので、少し不満に思いました。😕

すると、師匠は心を読んだのか?少し口調を和らげ。

「出来るか?と言われたら、考える前に『はい、出来ます』と言って、自分から前に出る、その後どうやったら良いか考えたらえ〜んじゃ。」

と言うことだった。

このことが分かるまでには、その後20年以上は、かかったかもしれません。

分かったつもりで居ても、今だに実行出来ていないと反省している今日この頃🥳

写真は、私が本山在住時に特注した密教法具の金剛杵の「独鈷杵」です。

金剛とは、何物にも傷付けられないダイヤモンドのこと。

元々は古代インドの武器だったようです。

この尖った尖端が、「金剛智」と言う智慧を表しています。

「考える前に、『はい、やります!』と手を挙げなさい。」

とは、まさにこの「金剛の智慧」なのです。

金剛智とは、金剛杵の鋭い切先の一点の事。

時間、空間を切り裂く何ものにも傷付けられないダイヤモンドの様に堅固なもの。

一瞬で閃く智慧は、どんな思考よりも早く、何者も壊すことが出来ない堅固なものです。

人間が、「考える。」ということは、自分の学んで来た知識を使うことになります。

実はこの知識と言うものは常に遅く「死んでいる?」ものです。

死んだものからは。絶対に新しい生命は生まれて来ません。

取り敢えず、「はい、私がやります。」と言って自分を追い込む(金剛杵の切先に成り切る)ことによって、誰よりも先に一歩前に出る。

と言うことは、人間の思考より先に、前に出ること。煩悩の暗闇を破ること。

そして、「死んだ知識」を使うのでは無く、どうしたらそれが出来るのだろうか?と頭を使って工夫する。

頭脳を工夫することに使おうとする時に、智慧が湧いてくる。

こう言う状態の時にこそ、本で蓄えた知識以上のものが、サッと降りてきたりするのです。

頭は、悩むために使うのは間違い。

工夫するために使うものです😌

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