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車椅子旅 伊勢志摩へ(1)

車椅子の母と伊勢神宮へ旅行に行ってきました。
普段、仕事で障がいのある人の外出を支援しているので、車椅子旅もそんなに億劫ではなく、鉄道、バスを使って旅をしてきました。
最近は、いろいろな予約がスマホでできるので、旅の進み具合や、体調を見ながら予定を組んでいけることも大変助かります。
今回は、新幹線で名古屋まで。そこから近鉄で伊勢市に向かいました。
この旅で一番印象に残ったのは、近鉄のサービスのスマートさでした。車椅子で改札を通ると、スタッフが声をかけてくれて、乗車時のサポート、そして到着駅への連絡を何も頼まずともスムーズに行ってくれました。
以前、京都奈良に旅行をし、関西の車椅子に対する支援の手厚さは感じていたものの、近鉄のスマートさは群を抜いていました。
伊勢神宮は、外宮、内宮と2日をかけてまわりました。伊勢神宮も、敷石に対応した車椅子の貸し出しがあったのですが、今回は、自前の電動アシスト車椅子でも特に問題なく参詣ができました。ただ、神宮内は、特に配慮があるというわけではなく、階段でお参りができない箇所も多くありました。内宮の正宮は、階段があり、案内の資料によると、事前にお願いをするとお助け隊なる人々が運び上げてくれる(有料)というサービスがあるとのことでしたが、車椅子だとなぜそうしなければならないんだろう、、という思いもあり、階段の下からお参りをしました。スロープとかちょっとつけてくれるといいんだけどなぁという思いがありましたが、まあ、神様の場所ですから、そういうことはしないのかなぁとも思いました。
伊勢神宮は、外宮と内宮が離れていて、そこの主な移動手段がバスでした。混雑するバスはなるべく避けたいのと、直行バスは、観光バスタイプで車椅子から降りて階段を登るのがちょっときつかったので、内宮へは、五十鈴川駅から歩いて向かいました。途中、月讀宮や猿田彦神社などを巡り、ゆっくりと散策ができました。

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