小学四年生「渋谷cop2023」レポート
こんにちは、小学4年生の楓です。12月19日、渋谷スクランブルスクエアで開催された「渋谷COP2023」のお手伝いに行かせてもらいました。「渋谷COP2023」では、地球ひとつで暮らすためのトークセッション & ワークショップ & 大交流会が行われました。
最初に渋谷COP2023を主催している一般社団法人swichの代表/佐座マナさんが、会場である渋谷QWSの案内をしてくれました。大きな窓ガラスから、渋谷の街が一面に見えてとても綺麗でびっくりしました。
次に、運営の方やイベント参加企業の方と名刺交換をしました。初めての体験だったので緊張とドキドキであまり覚えていません。でも、みなさん笑顔で受け取ってくれて嬉しかったです。
お手伝いスタート前に、わたしも各企業さんの3つのワークショップに参加させてもらいました。ワークショップはそれぞれ「脱炭素社会」「資源の循環」「生物多様性」がテーマになっていました。
最初は日立さんのお話を聞かせてもらい、未来の都市のエネルギー機械の事を知り、皆で渋谷がどのような場所で、活用できるかを考えました。渋谷の街を縮小した模型も展示されていたので未来の姿がよりはっきりと想像できました。
日立さんブースではお手伝いもさせていただき、来場者に付箋やペンを配りました。みなさんの様々なアイデアが知れてとても勉強になりました。例えば、太陽発電を使って工場の電気を節電するという発想があって、たくさんの工場で実現できたら凄くいいなと思いました。
隣には、meijiさんのブースがありました。カカオを育てる大変さと、工夫を知りました。農場模型や、本物そっくりのカカオ、クイズなどもあって分かりやすかったです。
チョコレートを作る過程で出てしまう、カカオのカスを再利用したコースターやランドセルもあり驚きました。コースターはカカオの自然な色が出ていてとても綺麗でした。ランドセルは、チョコレートのイメージととてもマッチしていて可愛くて欲しくなりました。みんなのアイデアも募集していて、私はカカオのいい匂いがする入浴剤にしてもいいなと思いました。
イオン環境財団さんのブースには、里山保全をしている2つの団体/水沢森人の会としろい環境塾がありました。
普段のわたしの東京での暮らしでは気づかない自然の美しさ、自然の大切さ、自然を守る活動について知りました。主に活動をしている人たちは、高齢の人が多いという話を聞いたので、もっと若い人にも知ってもらい一緒に何かできたら良いなと思いました。
最後に、swichの代表/佐座マナさんと少しお話させてもらいました。わたしは、人前に出るのがすごく苦手で、やりたいことやアイデアがあっても積極的に発表することができません。こんなわたしでも、どうしたらマナさんのようになれるのか質問すると、アドバイスをしてくれました。
一つ目は学校でたくさん手を挙げること、二つ目は自分の意見を尊重すること、だと教えていただきました。他にも色々と丁寧に応えていただき、嬉しかったです。
また、わたしと同じように環境やSDGsに興味がある中学生とも出会いました。学校ではなかなかそういう友達に出会えなかったのでとても嬉しかったです。イベントに参加すると、同じものに興味を持った友達との出会いもあることを知ったので、これからも機会があったら積極的に参加をして、自分から頑張って話していきたいと思いました。
実はわたしは昆虫食が好きで、昆虫食新聞を作っています。この日はお手伝いをした日立さんのブースに置かせてもらいました。紹介までしてくださいました。おかげで、日立さんに来場したお客さんが、新聞を読んでくださったり、質問をいただけて、とても嬉しかったです。
良かったら読んでみて下さい。今後も作っていく予定です。
【まとめ】
私が今回渋谷COP2023のお手伝いをさせていただいて感じたことは、大きく2つあります。
「このままではまずい、困っている人がいる」と課題を見つけ、それに対して進んで取り組んでいる人が多くいるということ。
二つ目は、課題を多くの人に知ってもらったり、興味を持って行動してもらうためにプレゼンテーションをしている人が多くいるということ。そして、より興味を持ってもらうため、分かりやすくするために、モニターを使ったり、模型を用意したり、図を使って説明したり、様々な工夫をしていることも知りました。
私もこのように、どんどん行動を起こしていきたいという思いが強くなりました。また、積極的になるためにできる行動やプレゼンテーションの方法も学ばせていただきました。これからこれらの経験を生かして、色々なことに取り組んでいきたいです。