言葉で人を動かす。ICC優勝を掴んだ西野さんの裏側にある努力とは。
DXで低価格×リモート×短期の歯科矯正を実現し、思い切り笑える感動のユーザー体験を提供する「Oh my teeth」。今回、CEOである西野誠さんにピッチコンテストに向けてkaekaの話し方トレーニングをご受講いただきました。
ICC FUKUOKA 2024のDXカタパルトにて見事優勝された西野さんに、kaekaを受講された経緯やご感想を詳しくお聞きしました。
インタビューはkaekaスピーチトレーナー小倉琳が担当しました。(以下、敬称略)
ICCに出場したきっかけ
小倉:はじめにICCに出られたきっかけをお聞きしたいです。
西野:現在、Oh my teethのメンバーを募集している段階で、一気に成長に向けて採用を強化すべく、認知を増やしたいと思っていたからです。
また、そのタイミングで、ICCの代表である小林さんからDXの種目が新しくできるというお話があって、DXだったら絶対に出たいと思いました。
小倉:そうだったんですね。西野さんは、以前 ICCに出場された時にも優勝されていましたよね。今回改めて、kaekaを利用いただいた理由はどんなところにありますか。
西野:ありがとうございます。2年前に出場した時も優勝しましたが、それからのブランクも気にしていました。また、創業から5年目というタイミングでもあったので、絶対に優勝したいという想いが強かったんです。
そのために、やれることは全部やりたくて、話し方や構成なども徹底的に準備して臨みたいと思いました。
kaekaを受講した感想
小倉:西野さんにとって負けられない戦いだからこそ、話し方を学ぼうと思われたんですね。実際ご受講いただいてkaekaのトレーニングはいかがでしたか?
西野:そうですね。率直にとても満足しています。抑揚やスピードなどの話し方の観点に加えて、内容面でもアドバイスをいただけたのがとても良かったです。自分が考える以上に良いアイデアや構成案をトレーナーの方からいただくことができました。
印象に残っているアドバイス
小倉:ありがとうございます。実際に、トレーニングの中で印象に残っているアドバイスなどがあれば、教えてください。
西野:いくつかあるんですけど、まずは話し方の観点でいうと、声の高低についてですね。これまでも自分の録音からスピードの速さなどは気づくことができましたが、声の高低を使い分けるというのは盲点でした。自分自身の話がのっぺりしているという印象を感じることはありましたが、具体的に声の高低で大きく印象が変わることに気づかせていただきました。
小倉:声の高低も聞き手の注目を集め続けるための一つの工夫になりますよね。ありがとうございます。他にもあればお聞きしたいです。
西野:そうですね。二つ目は、話している時の動作についてです。これまで身振り・手振りなどを習ったことは全くなかったので、自分なりにやっていました。改めて、動作の概念や程度感、手振りをする高さまでアドバイスいただけたのが良かったです。
小倉:話し方の要素以外でも印象に残っているアドバイスなどはありますか?
西野:そうですね、特にピッチならではの実践的で細かいアドバイスをいただけて嬉しかったです。汎用的なアドバイスではなくて、Oh my teethとしての私に合わせて、カスタマイズされたものを提案していただけたのが良かったです。「このミッションであれば、ここの言葉をこだわりましょう」といったように、一対一で話し合いをしながら、考えることができました。
そういった意味では、本やネット上で学習する以上のものを得られたと思います。
小倉:確かに、ミッションやビジョンを踏まえた言葉選びをしようとすると、本だけではカバーが難しいですよね。では、kaekaを始めた時から本番のピッチまでで、最もご自身の変化を感じられたところを教えてください。
西野:これまでのピッチと比べて、一気に「完成度」が上がったと感じています。細部を突き詰められたこと、意識的に工夫することができたからこそ感じられた変化だと思っています。例えば、「同じ言葉でも2回目は言い方を変えてみましょう」などといった細かい点まで指導いただきました。
以前は、その場の雰囲気や感覚でやっていましたが、自分自身がポイントと目的を理解しながら意識的に工夫することができるようになったのは大きな変化だったと思います。
小倉:ありがとうございます。確かに、目的を持って工夫するのと、偶然でたものでは大きな差がありますよね。
西野:そうですよね。あとは、kaekaで立つ場所や動きも本番さながらに練習することができたので良かったです。
小倉:確かに、kaekaでは実際にステージ上に立って、練習していただけます。ピッチの練習場所を確保するのは、なかなか難しいですよね。
西野:はい。加えて、第三者にアドバイスをいただけるのもkaekaを受講する大きなメリットだと感じました。事業内容を知っている会社のメンバーだと、どうしても第三者視点が欠けてしまうんですよね。その点、トレーナーの方からは、聞き手にしっかり伝わる内容なのかというのを客観的に指摘いただけて良かったです。
小倉:それこそ、3Dプリンターの動画の内容についても率直に意見をお伝えさせていただきましたよね。会社のメンバーであれば、簡単に理解できる内容でも、初見の聞き手には伝わりづらいということはよくあるんです。
西野:とても勉強になりました。加えて、目的や理由を伴いながら、表現方法や話し方の工夫を具体的にアドバイスしていただけるのは、kaekaだけなのではないかと思います。
ICC優勝を果たした西野さん。その勝因とは。
小倉:今回の勝因は、ずばりどんなところにあると思われますか。
西野:やっぱり最後には「気持ち」が大事だと思いますね。直前まで、50回以上は練習していましたし、kaekaのトレーニングを受けたことを含め、準備は万全だったと思います。他の出場者の方にも負けないくらい本番まで全力で取り組んできたと思っていたことが、大きな自信につながりました。
今注目されている Oh my teeth のミッションと採用
小倉:では改めて、Oh my teeth や西野さんのミッションを教えていただけますか。
西野:ありがとうございます。私たちは、「未来の歯科体験を生み出す」というミッションを掲げています。数十年間と大きな変化がなかった歯科体験の領域にテクノロジーをもたらすことで、よりストレスフリーな体験をご提供したいと思っています。
これまでも歯科矯正において、一部の方々に喜んでいただけていますが、まだまだ日本人の二人に一人が歯並びに悩み、歯科矯正ができていない現状があります。この現状をいち早く改善し、もっと歯科を気軽なものにしていきたいです。その先にある「歯科ってこんなにスムーズなんだ」という驚きと感動を多くの人に届けていきたいです。
小倉:素敵なミッションですね!ありがとうございます。
よろしければ、採用のお話やどんなメンバーを集めていらっしゃるのかお聞かせください。
西野:ありがとうございます。やはり「未来の歯科体験を生み出す」というミッションや新しい歯科の当たり前を作るという挑戦に強く共感していただける方を募集しています。セールスやマーケティング、エンジニアなど多くのポジションで募集しているので、少しでも日本の歯科体験をよくしたいと思っていただける方はぜひご連絡いただけると嬉しいです。
kaekaを検討している方に一言
小倉:最後に、kaekaの受講を迷われている方に一言よろしくお願いします!
西野:はい。僕も当時そうであったように「絶対社会を良くすることなのに、なぜか伝わっていない」「こんなにも強い想いがあるのに、あんまり伝わらない」と感じている人にぜひお勧めしたいです。「伝えること」の部分で損をしてしまうのは、とてももったいないですよね。
特に話すことによって、人の心を動かす必要がある人に、ぜひ受講をお勧めしたいです。資金調達の獲得、メンバー採用などの目的のために、スピーチやプレゼン、ピッチで人の心を動かす方も多くの学びが得られると思います。
起業家問わず、言葉で人を動かさなければならない場面は多くあると思うので、ぜひkaekaの受講をお勧めしたいです。また、話すことが得意だと思っている人も「ここまで完成度を上げられるんだ」「こんなにもこだわれるんだ」という気づきが絶対にあると思います!
小倉:素敵なメッセージありがとうございます!