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ズボラな私を支えた!痩せるスープの方程式

「食べたいけど痩せたい」「今の自分を変えたい」5キロやせては8キロ太る!リバウンドを繰り返していた私が、20kg痩せて20年以上キープしているのは、正直、奇跡です。

運動は大嫌い。食欲は我慢できない。食べることが生きがい。面倒なことはしたくない。ああ、なんてずぼらな性格。本の美味しい料理を見ては本を買う。家にはたくさんあるけれど、9割は作っていない。本を買うだけで、私はいつでも本があるから痩せられる。料理もできる。そんな勘違いをしていました。

決まったレシピこそが痩せないストレス


あなたは料理が好きですか!?正直、決まった材料を買ってきて、決まった作り方に従って作ることが苦手です。この行動の束縛がどれほど心を縛るものか?!

OL時代は自信を無くした本当の理由

私のOL時代は毎日が深夜帰り。家に帰ったらお腹はペコペコ。お腹がすいてコンビニ飯を買ってきて、食べる日々を過ごしていました。そんな暮らしをしていると、なんだか「毎日の生活」に自信がなくなり、自分への信頼感が損なわれていきました。「きちんと暮らせていない」そんな暮らしがこれほど心を不安定にするのか。わかっていても頑張れない。

元気が出ない日、飲み会が続く日、キッチンに立たない日が続くと、スーパーの惣菜、コンビニ飯。この繰り返しによって・・・

不治の病!免疫性の病気が発覚

そんなあるとき、会社の健康診断で治らない免疫性の病気が発覚しました。自分の生活を振り返れば当然の結果です。
でも、まだ死にたくない。このままでは病院と薬漬けで太る日々は嫌だ。そんな思いから書籍や論文、東洋医学、いろいろな健康療法を読み漁り、最終的にたどり着いたのが痩せる栄養スープでした。

「なんとか、忙しい暮らしの中でも、必要な栄養を簡単にとる方法はないか。その最終地点が必要な栄養を美味しく食べるスープだったんです。

基本のスープは「食材」と「スープベース」

スープはレシピ不要。食材(野菜+タンパク質)をスープベース(和洋中)に入れるだけだからとても簡単です。濃い味にしたい場合は塩で味を整えるだけです。

「40代から痩せるスープの方程式」
野菜×タンパク質 x 好きなベース

料理のレシピといわれると、あれもこれも準備が必要と感じますが、スープの場合は、この3つを入れて煮るだけです。

やせる栄養の組み合わせ2種類


40代から不足しがちな栄養素は野菜とタンパク質です。


◆野菜・・・食物繊維(便通改善)、ビタミン、ミネラル(代謝アップ)、
ファイトケミカル(抗酸化)


◆タンパク質・・・代謝アップ、生命の維持に欠かせない。

消化管を通過する間にさまざまな消化酵素の働きでアミノ酸に分解され、肝臓に送られる。血液とともに全身に運ばれたアミノ酸は筋肉、内臓、皮膚、髪の毛、骨などを構成する。またセロトニンなどのホルモンや、消化吸収、代謝をサポートする酵素、更には免疫力を支える抗体など、生命の維持に欠かせない重要な役割を果たす。

*引用元:大塚製薬 栄養価カレッジ

40代から痩せるスープの方程式の作り方

野菜×タンパク質 x 好きなベース

では野菜とタンパク質をどのようにスープにするのか。この方程式をどのように使うのかというと、鍋に以下の①〜③をそれぞれ1つ選んでいれてください。


①【野菜】トマト、にんじん、キャベツ、かぼちゃなど
②【タンパク質】豚肉、牛肉、手羽先、じゃこ、卵、大豆製品、ツナ缶など
③【ベース】中華だし(鶏がらスープ)、洋風だし(コンソメ)、和風だし(かつおだし)など

例えばこんな組み合わせで作っています。


組み合わせ: 「①キャベツx② 豚肉 x③ 中華だし」

キャベツと豚肉の中華スープ
<作り方>
1 キャベツと豚肉を適当に切る。
2 1とベースを鍋に入れて煮る。

*写真はイメージです

◆アレンジ1 組み合わせを1つ変えてみよう!


では、組み合わせを一つだけ変更してみましょう。最初からしょうゆ、みりんなどの調味料を増やすのは注意です。レシピがないと作れない人になってしまいます。1つ変えてみるアレンジから進めると長続きします。

【野菜を変更】「トマトx 豚肉 x 中華だし」
キャベツ→トマト

【タンパクを質変更】「キャベツx 鶏肉(手羽先) x 中華だし」
豚肉→鶏肉
【だしを変更】 「キャベツx 豚肉 x コンソメ」
コンソメ→中華だし

◆アレンジ2 野菜を2つ加えてみよう!

【野菜を変更】「トマトx玉ねぎ×豚肉 x 中華だし」

◆アレンジ3 だしを2つ加えてみよう

【だしに追加】 「キャベツx 豚肉 x 中華だし×しょうゆ」

◆アレンジ4 美味しく旨味を足してみよう!


【うまみを追加】 「キャベツxにんにく×豚肉 x 中華だし」
例)にんにく、しょうが、長ネギ、玉ねぎ

料理が苦痛だ!という本当の理由

レシピは決まった材料や分量があります。心の中ではこのレシピをみると、この通りに作らないといけない。守らなければならない。という無意識の圧力がかかります。その結果、料理は苦痛という気持ちになるのです。

私はレシピを見て作るのは料理の中級者になってから。まずは、この公式に従って、鍋に放り込んでみる。ここをクリアできたら、これを入れたらもっと美味しくなるかな。今、貧血気味だから鉄分豊富なあさりの缶詰をいれてみよう!そんな料理経験を積み重ねていけば、必ず料理はもっと自由で美味しく楽しくなるはずです。

つまりスープなら、毎日ストレスフリーで淡々と頭を使わず悩まず、いつもと同じ味噌汁を作ればいい。暇があれば手の込んだスープを作ってみればいいのです。

40代から痩せないのは栄養失調

40代までは食べないダイエットでも痩せました。なぜなら栄養不足でも、体の中で必要な栄養素を作り出せすこともできたからです。
でも、代謝はもちろん、女性ホルモンも減少する40代からは栄養失調では痩せません。

そもそも家庭料理とは生きるための食事。ハレの日とケの日でいえばケの日。健康に生きるために必要な栄養を補うことが目的です。健康に美しく痩せたいなら、私のように病気になりたくないなら、コンビニ飯やスーパーの惣菜はから卒業してください。鍋に水と野菜とタンパク質を入れるだけで世界が変わります。

習慣化が苦手

私のようなズボラな人はすぐ飽きて、習慣化が苦手です。でも、生きることに手を抜くと幸せが逃げていきます。生きるために必要なことは、栄養をとることだけ。痩せるスープを作る習慣を定着させると、体が整って心が整います。きちんと暮らしている自分に自信が生まれます。

家族のある方はきちんと家族の健康を守れている。そんな自信は生きがいや喜びにもつながります。

美味しいご飯は子供の欲を刺激します。毎日食べたら必ず飽きますし、またファミレスのような濃い味付けのバラエティー豊かな食事を要求してきます。
40代から健康に痩せるには、他の人の機嫌をとらないこと。私の機嫌をとることを最優先してください。不思議なものであなたがごきげんになると子供も夫もごきげんになります。求められるものを作ることが家族の健康を守ることではありません。あなたが守るべきものは必要な栄養をあなたと家族に与えること。つまりスープにタンパク質と野菜を入れて煮る。ご飯を添えれば立派な食事になります。

面倒な時は野菜と厚揚げの味噌汁にご飯を入れて、ねこまんまでもいいではないですか!?素朴な味が心を癒して朝から元気に「行ってきます!」と
今日も1日をスタートすることができるでしょう。



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