【自己紹介】「継続力がない」を長所にした人間
自己紹介をしていなかった。
私は、アラフォー実家暮らしニート。
大学卒業後に2年間ニートして、24から働いて、社会人15 年目。M-1でいえばラストイヤー。
今までのらりくらりと仕事をしてた。どれもそんなに続かなくって、正社員期間は4ヶ月だけ。基本バイトか契約社員で責任がない立場にいたい。
業務委託の仕事をしたいけど、求人に応募しても良い返事は今のところない。
だから実家に甘えて、趣味で写真を撮り、ファンタジー小説を書き、お笑いを見てる。現実逃避するばかり。甘々に育ててくれて、本当にありがとう両親。
好きなものから自分の性格を考えた
好きなものは色々ある。ふと頭に浮かんだのは、コマ送りで動画を撮る手法「タイムプラス」だ。
たとえば、植物の成長を何十日間と撮り続けた動画を数分にまとめたものだ。土から双葉が出て、どんどん成長して大きくなって、一輪の花が咲いて、枯れるまで。
そんな人生というか花生をさっと追うのは心躍る。自分と重ねて、わびしさも感じたり。
それ以外にも、「私ならこんな動画作れない。製作者はえらい」という感想もある。
タイムプラスを作るために大事なポイントがある。「毎日動画を撮ること」だ。
カメラは据え置きだろうけど、ちゃんと撮れているかチェックするために、時々カメラを覗き込むくらいするだろう。
そんな管理のもと、長時間の動画が出来上がる。そこからいらない部分をはぎ取って、コマ送りにして完了。それが「タイムプラス」の動画だ。
タイムプラスの動画が作れる性格ではない
動画制作の過程を想像するたびに「うらやましい」と感じた。
なぜなら、私はタイムプラスが作れる性格になりたかった。
私は「継続すること」ができない。
最初の一歩は踏み出せる。たとえば、習い事は気合十分ではじめる。
だけどそのうち「楽しくないなぁ」とテンション下がり、バンバン辞めていく。
都合が悪いことは忘れるので、過去にどんな習い事を辞めたのかもぼんやりしている。(タップダンスとドラムはやった。あとは何だっけ…?)
だから、そんな私がもしも「タイムプラスを撮ろう!」と気合を入れてカメラを回しても、「なんか長いな…そんなに花も成長しないな…電気がもったいないな…めんどう」と理由をつけて、カメラの電源を落とすのが目に見えるている。
私も!と同意してくれる人は結構いると信じてる。じゃないと、「継続力が身につく本」的なものは存在しない。有るってことは、そういうことだろうから…。
なーんも続かない
私は、「毎日動画を撮る」なんてコツコツした作業はやらない。できない。したくない。
習い事は、どんな大金を払っても辞めてきた。
最近は一括払いよりも、サブスクが増えてきたので尚辞めやすくなった。
その後、すぐに諦める自分に呆れる。自分への悪口が始まる。
「また続かないんかい」
「立派な人はコツコツ実績を積み上げて、成功するんだよ」
「お前は一発逆転の宝くじをずっと待つ人生か?」
「当たらなくて終わる可能性がめっちゃ高いよね~ハハッ」
頭の中はおしゃべりだ。だけど、そんな悪口もすぐ終わる。なぜなら私は「継続」ができない人間だから。
反省も自嘲もすぐに飽きて、ソファーで横になってスマホを操る。推しの情報をルンルン気分で探し、「つまらなくて辞めたこと」の記憶から逃げる。
続かないことを嘆いたけど、他の視点を取り入れた
逃げて終わり、であればいいのだけど、何日か経って記憶がぶり返して、自分の性格を嘆く。「あぁ~」と情けない声を出す。
「こんな継続力がなくて、つまんない人生だなぁ」と危機感を持つ。
やっぱり人生、充実させたい。長く趣味を持ってる人はキラキラしている。
そうして焦って、習い事を開始する。なにか見つけたい!なにか手に入れたい!とすぐに手を伸ばす。
そして、「楽しくない」と思ってすぐ辞める。この繰り返し…
そんな中で、笑福亭鶴瓶さんのインタビュー記事を見つけた。
あの方は、何でも「楽しいほうに流れる」という生き方をしてるらしい。
単純な考えがよぎる。「真似しよっかな」と。
そして同時に冷静な自分もいる。
「いや、これは鶴瓶さんという人だからやっていいのであって、なんの肩書もないお前がやっても、ただ楽なほうに流れるダメ人間になるよ」と。
その主張も理解できるんだけど、納得はできない。
何か始めてつまらなかったら、やめていいじゃない。
なんで、わざわざ必死に「続けること」にしがみつくの?
「楽しいほうに流れて生きていく」って良いじゃない。
だから私は、タイムプラスへの憧れは手放すことにした。できないことはできないでいい。無理しない。
こんな考えでいると、またも冷静な自分の声がどっかから聞こえる。
「無理した人が、充実した人生を過ごすんじゃない?」と。
もうご勘弁ください。
誓い「楽しいほうに流れる」
「うええん、何も続かないようぅ」と嘆き続ける姿は俯瞰して見ると魅力がない。
だから、嘆くのをやめて、むしろ長所だと言い切ってやれ。
そのおかげで最初の一歩は軽いんだ。そのおかげで知らない様々な世界に触れられるんだ。
「楽しい」に触れるんだ。そっちを意識して、流れてやるんだ私は。なんとなくそっちのほうが性に合ってる気がするから。曖昧な判断だけど良いや。
こんな感じで、自分の駄目だと思っていた性格を放り投げることを誓った。
けど、記憶力がないので、「続かなくてOK」「楽しいほうに流れる」のを意識するのを来週には忘れてるかも。
日々を淡々と生きて、「私ったら、またすぐ辞めてダメ人間…」「そんな楽しくないなぁ~」とか言い出すかも。
なのでここに忘れないようにアウトプットしてみた。
いつかnote内で「最近楽しくない」という記事があったら、今日書いた記事のことは忘れたってことになる。
記憶力がないなコイツと笑ってほしいなぁ。
以上が自己紹介。
読んでくれた人いるんだろうか。わざわざありがとうございました。
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