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人生フラフラロンドン日記 ~Week 25~
ロンドンに来てから25週間が経過。もともと100週ちょいの予定のこの日記もいよいよ4分の1が終わり。あっという間だな〜と思いつつも、まだまだ75回ぐらい更新するのかと考えると少し面白い。67週目あたりとか何書いているのかもう気になっている。少しでも色々なことが好転していれば良いのだけど。
母親から調味料やお菓子が詰まった小包が届いて嬉しくなった。中にある手紙を読んだら、「グラストンベリー気をつけてきてね」という文。アレと思って差し出し日を見ると5月末だった。約2ヶ月かかったことになる。手紙はようやく1週間ぐらいで届くようになったけど、小包はまだまだ時間がかかるんですね。船便だからなのかな。
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熱波が過ぎ去ってからというもの涼しくなり、公園の芝が枯れ始め街路樹も心なしか茶色くなってきた。すっかりもう秋か…と思っていたけど単純に雨不足みたいだ。それもヨーロッパ全土で。雨の多い国に住んでいるはずなのにまともな雨はしばらく見ていない。夏だから毎日晴れなのは嬉しいんだけど、どの植物もシオシオになっていくのは少し寂しい。太陽は雨にもシフト分けてあげて欲しい、週一くらいで。
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いつも作業スペースとして使っている大英図書館のReader Registrationをした。要するに資料室への入館証。結構ガチガチで面倒かなと思っていたけど、あっさり10分ぐらいで完了。もちろんそんなことをしなくても作業スペースは山ほどあるのだが、いつも人が多く、何より電源の奪い合いになるのでそれなら資料室の方がいいなと思い登録。案の定、資料室は各テーブルに電源・ライト、全て備わっていて作業場所としては完璧。席も大量にあるので奪い合いになることもないし快適だ。外とは比べ物にならないくらい静かだし。ただ飲み物や鞄を持ち込めないことだけが不便か(PCなどは大英図書館のクリアバッグに入れ替える)。博物館にあるような古そうな絵巻を模写している女の子を見かけて、登録さえしてしまえば、どんなに古い資料でさえ簡単にアクセスできるのは凄いなと思った。ちなみに大英図書館は約1億7000万点もの資料を所蔵していて、世界でも最大級の研究図書館らしい。マルクスもレーニンもヴァージニア・ウルフも来たことがあるって聞くとロマン感じますねえ。
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DIIVを観に行った。これで2020年の恨みは果たした。本当は恵比寿で来日公演ある予定だったけどコロナでオワオワリでした。初めて行った会場だったけど、ラグジュアリー感凄かったな。会場着いた時には明らかにオタクの人しかいなくて、ロンドンに来てから観たライブ史上一番居心地良い〜とか思ってました。シューゲイザーだしモッシュとかも起きないだろうと思って、サンダルで行ったらフロアが盛り上がり過ぎててビビった。オタクばかりと言ってすみません…。
DIIVでダイブしている人たち。あまり心の調子が良くなかったけど、マジで轟音はメンタルに効く。救われたし吹き飛ばされました。ありがとうDIIV、ありがとうLike Before You Were Born…。
Like Before You Were Bornを聴いた瞬間に全てが救われてしまいました。DIIV本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/uMSZ2za5Ez
— 𝙆𝙖𝙚𝙙𝙚 (@_mam_e) August 4, 2022
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先週は直感的に何かが始まっている気がした。何かと逃してばかりの人生だけど今回ばかりは見送っちゃいけない気がする。どうせ間違えるんだから、間違えるたび一つ一つで落ち込んでいてもしょうがない。日曜日にアレクサンドラパレスで夜景を見た時にやっぱり東京とは違うな思った。歩いて帰る都心の道は季節も相まって東京にしか見えないのに。それでもロンドンにいることを凄くラッキーだなと思う。大切に思ってくれている人を大事にしてフラットな気持ちで成長したい。イギリス生活はまだまだ続く。
もし一生でこれだけしか食べられないと決めるならタコスです