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悪口や愚痴が生み出すもの

悪口依存症っていうのがあるって知っていますか?

アメリカの心理学者であるレオン・フェスティンガーは
人間はついつい他人と自分を比較してしまう生き物だという

日本人っていうのは集団で行動する民族
農耕文化がその背景であることが象徴的

集団で行動する背景からも他人の顔を伺ったり
他人の言動を気にしたり、自分と比較しがち

あなたの軸はどこにありますか?

オープンチャットを見ていると
あの人がやっていることはダメなのになんで?
あの人違反してるのになんで消えないの?
やたらと他人に執着しがちになっている光景を見る
人の欠点や粗探しをしている光景っていうのかな

悪口や愚痴は溜めない方がいいというけれど

口にすることで
やる気や快楽に関与するホルモン(通称ドーパミン)が放出され
ドーパミンが出ると楽しい気分に陥ってしまう
そして、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌される
コルチゾールというのは、ストレスを感じたときに放出されるホルモンで
ドーパミンが放出されるので快楽を得ていると思ったら
悪口を言っているときは同時にストレスも感じているという悪循環

これが悪口依存症と呼ばれるものだ

悪口と愚痴は違うというけれど
大抵のことは立ち止まって深呼吸すればどうでもいいことに気づく

この麻薬みたいな悪口や愚痴を吐き出すことで
自分で自分の脳を傷つけているってことですよ

誰かの悪口や愚痴をこぼすくらいなら
自分がどうすればいいのか考える方が絶対にいい

オリンピックが終わった今
4年前より誹謗中傷が身近になっている
誰かを攻撃する前に一度立ち止まって
その手のひらに温もりがあるのかを問いかけてほしい

ワタシ自身がワタシ自身のことを言われることは聞くけれど
やむなく耳にするときは
他人の悪口や愚痴は基本的にラジオだと思って聞いている

よく考えてみると
悪口や愚痴をいう場合って会話のテーマは悪手
それぞれに言葉やニュアンスは違うけれど
シンプルに考えて相手と好意的な関係を築くところではない

一時的な会話として盛り上がれることはあっても
そういう場にいるってことは
自分のこともいう人が集まってるってことになっちゃう

愚痴なら穴ほって叫んどけって話
これは夫がよく言うこと

悪口や愚痴は相手との関係性を深める手段にはならない
・・・そう考えるとプラスでいれる関係ってどんな人か見える

ワタシが夫をパートナーに選んだ最大の理由が
どんな相手でも悪口を言わないこと
そして、愚痴をこぼしても瞬間で終わること
この半年彼のその姿勢にとても救われました

どんな時も
食べて寝て思いっきり遊ぶ
これができたら大抵のことはどうでもよくなる

どんなロードを作るのか自分に問いかけたとき
答えはそこにある

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