小さな虹

小さな顕微鏡で、小さな宝石を覗いてみました。

肉眼では見えない僅かな輝きですが、青空の中の虹か
あるいは宇宙の銀河を覗き見ているようですね。

同じ宝石を別の角度から見てみると、また違った印象になりました。

波打つように平行に模様が入っています。
光の反射した色がまた綺麗です。

私が持つ宝石たちは小さかったり欠けていたり、この子のように内部に不純物を含んでいたりと、石の世界では「難あり」とされるのものばかりのようです。

きっと主役にはなれなかったカケラたちですが、その中にもきちんと美しさが潜んでいて、顕微鏡を覗くとあっというまに時間が過ぎてしまいます。

気をつけなければ見過ごしてしまうような小さな石でも、
魅力は十分にあると垣間見ることができました。