育休から復帰した半年を振り返って
娘0歳10ヶ月になった今年4月に時短勤務で職場復帰して半年。頑張った自分へのねぎらいも込めて、この半年の振り返ってみようと思う。
当初の目標
復帰1年目の目標として胸に秘めているのは次のこと。
「色々あるだろうけど、
色んな人に頭を下げまくるだろうけど、
なんとか落第点は免れたいなぁ」
なんとも後ろ向きな目標だけれども、
1年目は保育園で風邪をもらい休みまくるらしいとのこと、私の復帰先は係長でそのような働き方をする人を受け入れたことがない。
やり方次第では「中途半端にしか働かない人」とマイナスイメージを持たれかねなくて、
それが今後のキャリアに一番ダメージがある気がした。
なので復帰1年目は無理しない。
プロジェクト的な挑戦もなし。
休みまくる係長という
職場的に前代未聞な事態を、
なんとか「お前はくびじゃあ!」
と口に出されずに切り抜けられれば、
御の字ではないかなと思っている。
その代わり、凪のような1年間のうちに
私自身のOSをアップデートして、
長時間型→短時間型へ思考回路を切り替え、
次の1年にそなえられたらいいなと思っていた。
できたこと
そんな目標をかかげてこの半年で何ができたか。
・「お前はくびじゃあ!」とまだ言われて
ない。セーフ!
・仕事をする感覚を取り戻せた。
・業務内容が限られたことでモチベーションの
上げかたに悩んだけれど、
他の人の仕事を観察する機会ができたと
前向きに考えた。たまに寂しくなるのは
しょうがない。
(書いたnote→1)
・時短勤務下の仕事について考えを深め
られた。
通常勤務の思考:どれだけやるか
時短勤務の思考:何をやるか
(書いたnote→1 2)
・娘をおおむね20時には布団につかせる
ことができた。(寝てくれないけど)
できなかったこと
できたことを書いたらできなかったことも書いておこう。
・「無理しない」ができなかった…
仕事のことを考えて眠れなくなり
泣きながら上司にお休み1日をもらった。
→休みの間に読んだ本で
自己効力感と自己肯定感の違いを学べた。
少しずつ肩の力が抜けてきた。
・子供の風邪休みを予想して計画をたてて、
他の人が私の仕事のカバーをしないで済めば
いいなぁと思っていたが全部は無理だった…
→まったくカバーを受けないで済むは
目標が高すぎた。
カバーはしてもらったうえで
「自分だからこそできる仕事」に注力し、
最終的なチームプレーに繋げることを
意識するように。
・仕事が終わったら仕事を忘れて娘に
全力投球する!と思ってたけど、
切り替えが難しく満点できた気がしない。
→保育園の先生の話を聞く限り
外で天真爛漫に過ごしてくれてるので、
満点でなくても「あなたが大事だよ」
メッセージはなんとか娘に出せて、
娘の情緒は安定してるかなぁ。と思う。
時短勤務は楽じゃなかったよ
産前、
私は時々見かける16時になったら帰っていく時短勤務の人をみて、
「もう帰れるんだ、いいなぁ」と思っていた。
ところがどっこい。
リアルはぜんぜん「いいなぁ」ではなかった。
まず短時間で成果を出そうと意気込むほどに、リカバーに使える時間がないことで「失敗できない」とプレッシャーがハンパないことに。(性格のせいかもだけれど…)
それに仕事が終わってからも娘の世話と家事とやることはあるので、
体感では結局20時くらいまで残業するのと変わらない日々の疲れだった。
やってみないと分からないことは多いものだ。
うまくできなかったことだってあったし、
みっともない姿を会社の上司同僚や夫娘に見られたこともあったけれど、
「うまくできないと分かった」という収穫が得られたとも言える。
それはそれで、今までの私には知り得なかった新しい世界を見られて、私の密かな目標「味のあるナイスなおばあちゃんになる」に近づけたんじゃないかな。
うんうん。私頑張ったよ。
次の半年はどうなることやら。
参考:私のキャリア計画