哲学は生活に活きる!番組「ロッチと子羊」
大学で哲学専攻を履修してたもと哲女です。
素敵な番組を見つけてついつい見いってしまいました。
学校編を見ました。
「人見知りで知らない人に話しかけられない」と言っていた男の子。
ロッチとトークしていくなかで、
自分はなぜ知らない人に話しかけられないのかを深掘りしていきます。
問題の根っこを見つけたその時、
哲学者の言葉を伝えられて「世の中にはこんな物の見方がある」ってことを発見。
目がきらりと光る姿が印象的でした。
(この回はアドラーでした。)
良いなと思ったのは
もちろん哲学者の言葉もいいんですが、
哲学の思考実験の枠組みがロッチのトークのなかで活かされていたところ。
「もし○○だったらどうする?」
「こんな前提なら違った見方になるんじゃない?」
哲学はそうやって、
理科室でなく頭のなかで色んなパターンの実験をして問題の本質を導きだします。
そういうやり方が身に付いていると
考え方が柔軟になれるしトラブルに強くなる。
で、いま私はプロジェクトマネージャーになってるわけです。
哲学を学ぶことは
プログラミングや英語と同じくらい
実生活で活きる!
…と私は思っているので、
なんだかこの番組を見て嬉しくなりました。
でも。
なによりすごいのは子供の吸収力。
哲学者の言葉と解説を伝えられてすぐに、
その意味を真剣に考えて自分のものにしている。
目がキラキラしてくる。
なかなか大人になると素直になるの難しくなるので、子ども達のその真っ直ぐさがまぶしかったです。