まんがでわかる 7つの習慣
バーテンダーを目指して修行を始めた主人公が
バーのマスターや常連客との出逢いを通して
『本物』へと成長していく様子が描かれています。
その変化をもたらしたもの……それこそが
『7つの習慣』
でした。
まずわたしは、序章から胸ぐらを掴まれたような衝撃を覚えました(決してそんな荒々しい場面などではありませんのでご安心を(笑))。
というのも、
『問題はいつも自分の中にある』
物事を問題だと思って見ているのは
いつも自分。
物事の見方・捉え方を変えなければ
周囲は決して変わらない。
まず自分の内面から変えること。
それを、インサイド・アウトという。
本当に変わりたいのなら、
自分が変わるという覚悟をもっと強く持つこと。
何かうまくいかなかったり、思い通りにならなかった時に、何かしら理由をつけて言い訳している自分がいました。
だって……
あれは……
心の中で言い訳しても、心のモヤモヤが晴れなかったのは、自分の至らなさを棚上げしていると分かっていたから。自己防衛のつもりが、自分の可能性を狭めてしまう行為だったんですね。
いかに自分が自分の見たいようにしか世界を見ていなかったことに、まず気づかされました。
だからこそ、なかなか変われなかった、変わらなかったのだと。。
ここで触れられている成功哲学は
テクニックではなく 人格を育てること
に重きが置かれていること。
主人公以外にも様々なキャラクターが、それぞれ色々な悩みをもってこのバーを訪れます。
その悩みが
『あー、なんか、それ、わかるなぁ~』
ということだったりで、ついつい自分と重ねたりして、気づけはあっという間に読みきってしまいました。
読み終わってみて、まずやってみようと思ったのは、
『Win-Winを考える』
互いが妥協ではなく、◎となる答えを導きだす。
確かに、時間や労力がかかるかもしれませんが、
そうやって向き合うことで、今まで見えていなかった大きな結果に繋がっていくと。
そしてそれを実現するために大切なのが
『すべての人が満足することは可能だ』
という豊かな前提を持つということ。
日々の慌ただしさに流されてしまいそうな時もありますが、この『Win-Win』の考え方を胸に置いて、少しずつ自分の人格を育てていきたい。そう感じました。