大丈夫の本当の意味
最近気付いたのですが、この「大丈夫」という言葉って意外と難しいなと思いました。
「大丈夫」に込められた意味ってなんだろう?
私は、相手の発した声のトーンや前後の表情、手の位置、目線、話の流れ、などから「大丈夫」に込められた想いを探すためにいろいろな事を確認します。
例えば
・いらない「もう持っているので大丈夫です。」
・元気です「もうすっかり大丈夫になりました。」
・安心して「こっちは大丈夫だから向こうを手伝ってあげて。」
・心配しないで「大丈夫だってば。」
・元気?「大丈夫?」
・できます「私一人で大丈夫です。」
・落ち着け落ち着け「大丈夫、大丈夫。」
同じ言葉でもこんなにたくさんの意味を持っています。
そんなこんなで私たちは、どの意味を持っているのかを瞬時に判断しながら生きています。
毎日、毎日。
沢山の言葉の意味を探しています。
毎日意味を探していると、時に疲れてしまいます。
でも、この作業を怠ると、「気が利かない」「人の気持ちがわからない」などと言われてしまう事があります。暗黙の了解でこの意味を探すという作業は当り前に行われているようです。
この作業って本当に必要なのかな?人の気持ちばかりを優先してしまっていないか?大切なのは自分の気持ちなのではないかな?
そんな時は心の中で結局「大丈夫、大丈夫」と唱えています。
結局、一番欲しい言葉は何の根拠もない「大丈夫」だったりします。
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