エレキヴァイオリンを使ってみての所感。

\( 'ω')/ヘーーイ こんにちは!Kadyです。
楽器の練習進んでいますか?
私は本日で342日目となりました、めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ楽しいですゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

今回、最近出たmixi2の管理コミュニティ「楽器練習報告コミュニティ」にて質問を頂きましたので、それに回答すると共に、エレキヴァイオリンをがっちり語っていこうではないか!ということで記事を書いています。
思い立ったが吉日ゥ!!!!

もくじを置いておきます( 'ω' )
気になるところから読んでネ!!!



エレキヴァイオリンとは?

「サイレントヴァイオリンとちゃうの~~~????」
っていう声が聞こえて来そうですが、ちゃいます。違うんです、実は。
サイレントヴァイオリンはYAMAHAさんが商標登録しているエレクトリックバイオリンのことです。
(あれまって?note下線機能消えた???)
ですので実際のところ、エレキヴァイオリンは「エレクトリックヴァイオリン」が正しい呼び名になります。

YAMAHAさんから公式動画出てるので良かったら見てネ!!


①エレキヴァイオリンのメリット

私はYAMAHAさんのYEV104と、キクタニさんのESV-380を所持しています。今はすっかりアコースティックがメインで、YEVをサブ機(3日に1回くらい弾いている程度)で使用しています。ESVは今ホコリ被ってる。
デメリットもそこそこあるものの、やはりメリットから話していきましょう!!


メリット その1「音量が小さい」
アコースティックを弾いている皆さんは、その音量の小ささに驚くと思います。マジで小さいですハイ。
金属の重たいコテコテミュートをつけて、ちょっと控えめに弾いたときより小さいくらいです。
むしろエレキヴァイオリンを思い切りがっつり弾いたときの音量が、ようやく金属ミュートコテコテ音量と同じくらいになります。
つまり「思いっきり弓を動かす練習が、音量を気にせずできる」ということです。
アコースティックでの練習は、どうしても音量問題がついてきます。そしてその音量を抑えて練習するというのは、本番でも大きな音を出すことができない癖がつく結果になります。びっくりするほど、身体の思い切りがなくなるんですね。
実際に私もアコースティック+金属ミュート+控えめ弓使いで練習をしてレッスンに持っていった結果、
「Kadyちゃん、もっと音出していいよ!!!ここフォルテだし!!!」
と言われてしまったのでした(遠い目)。
もちろん、楽譜の指示を見落としていたということもありますが、ここで初めて「無意識に身体が小さい音を出すように動いていた」ことに気づきました。週2回はエレキで思い切り引く練習をしていてもこの体たらくです。
つまり……そういうことです。わかりますね????


メリット その2「デジタル出力ができる」
さすがエレクトリックヴァイオリン。エレクトリックなだけありますわ!!イイネ!!!!!!
本体にピックアップを内蔵しているモデルが非常に多いです。
ギターシールドなどを接続して、インターフェースを通すことで、デジタル録音することができます。さらに、アンプに差し替えればそこから音を出せますし、エフェクターを通すこともできます。
つまり「音色を様々に変えることが可能」なのです。
今はネットセッションもあり、インターネットを通して合奏することもできるようになりました。VRChatでリアルタイムのライブ活動する人もいて、それができる時代になりました。オソロシイ。そしてクオリティがホンマやばい。すげえ。
デジタル出力ができますから、ロックバンドへの参加もできますね。
クラシックを弾くだけでなく、幅広いジャンルに対応することもできますし、ありがたいことに5弦モデルもあります。
ジャンル広げるのにも一役買える楽器です。


メリット その3「なんかとってもカッコイイ」
なんだこれ一番頭悪い感じだぞ。
アコースティックのヴァイオリンと違って、本当に色々な見た目のエレキヴァイオリンがあります。

海外の動画ですが、こちらの紹介者さんの後ろにはエレキヴァイオリンがずらり!!!!!!!
めっちゃ種類あります。

最近発売されたYEV104/105のプロモデル。お値段えぐいんですが、ペグがギアペクだったり、従来モデルより軽量化していたりして、個人的にめっちゃほしいモデルです。赤×黒マジかっけえええええ!!!!!

日本ではあまりエレキヴァイオリンの種類はありませんが、海外にはかなりの種類が出回っています。エレキヴァイオリンでのステージパフォーマンスもたくさんあります。
光るやつも、スケルトンな感じのも、なんかよくわからん形のもあります。
もう個性爆発ですやん。
もちろん、これでクラシックのオーケストラには参加できませんが、カッコイイヴァイオリン持ってるだけでテンション上がりません???????私だけか??????????スンマセーン




②エレキヴァイオリンのデメリット

正直な話。デメリットのほうが多いです。
特にアコースティックをメインで弾いていきたい方にとっては、気になるところが多いかと思います。実際に使うかどうかは、このあたりを承知の上で検討くださいませ!!!


デメリット その1「重い。とにかく重い。」
ほ ん と に お も い 。
これはもう、内蔵ピックアップのせいである。
ついでに、ボディを削った結果、形を保つための骨の木密度がモリモリで、余計に重たい。
どれくらい重たいかというと、アコースティックヴァイオリンに激重金属ミュートつけたくらいに重いです。
私はつい最近までエレキヴァイオリンでしかヴァイオリンを弾いてきませんでした。ですので、初めてアコースティックヴァイオリンをちゃんと弾いたときは「かっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっる!!!!!!!」と驚いたものです。そりゃあ腕筋肉痛になりますってコレ……と言いたくなるくらいの気持ちでした(実際に筋肉痛なりませんけれどもw)。
重たいということは、全体的なパフォーマンスが落ちる原因にもなります。余計な力みのせいで、動きが固くなることもあります。
重さはそれくらい痛いデメリットになり得るわけですね……。


デメリット その2「リペアに限界がある」
当たり前ですが、ヴァイオリン工房でエレクトリックな部分のリペアはできません。実際にお世話になっているヴァイオリン工房さんへ持ち込んだ際にできない箇所として「内蔵ピックアップ」が不可と事前に教えていただきました。
ですので、なにか不具合があった場合に持ち込める場所がないのです。
ギターなどのエレクトリックを扱うお店でもできるかどうかわかりません。問い合わせたことがないので、どこまでできるのかもわかりません。
ヴァイオリンの基礎構造部分のリペアはできても、なにかトラブル(異音)などがあった場合には対応できない可能性が非常に高いのが難点です。
ヴァイオリン工房に持ち込む際には、まずは問い合わせてみましょう!


インターバル【異音トラブル】
キクタニさんのESV-380
これを使わなくなってしまった原因が、この異音トラブルでした。
E線のファ#を押さえて弾いたときに、オクターブ下の低い音が鳴るようになり、混乱したのを覚えています。
原因は取り付けられていた内蔵ピックアップの振動による異音で、取り外す以外に解消方法はありませんでした。原因は取り除きましたが、結局弾かなくなってしまったので今はホコリ被ってます。YEVが最高だったもんで……。


デメリット その3「生音がとにかくしょぼい」
ボディがないので当たり前ですね。本当に金属の弦を弓で擦っただけの音がします。ハハハ。
そして肝心のボディがないため、音量のコントロール —— つまり強弱がつけづらい傾向にあります。いくらアンプを通すとはいえ、実際にアコースティックと比べて強弱の幅が狭いです。フォルテとメゾフォルテの弾き分けマジ難しいっす。
今年9月で初めての発表会にエレキヴァイオリンで出たのですが、よくまぁこの状況で発表会出ようと思ったなって思いました。初心者ほど、この弾き分けが難しいため、メイン楽器として使うことをオススメしません。
練習でもやはりその弾き分けを意識しようとしても、イマイチよくわからんな?となります。これでは表現力が育ちません。
楽器の個性を出すにも、弦の個性を出すにも、弓の個性を出すにも、やっぱりちょっとパワー不足だなと感じています。




③エレキヴァイオリンの使いどころ

ここまで、エレキヴァイオリンのメリット・デメリットについて書いてきました。実際にこうして文字に起こしてみると、正直なところデメリットにかなり目が行きますね?
実際にアコースティックもエレキも所持していると、使いどころをどうしようかと考えることがあります。
やりたいことに合わせて使い分けるのが何よりですが、ここでは普段アコースティックを弾いている方向けに解説していきます。


使いどころ その1「夜や壁の薄い部屋で練習するときに使う」
エレキを検討されている方の大半が、この「騒音問題」に対しての対処方法としているのではないかな?と思います。
かくいう私も、いきなりエレキでヴァイオリンを始めた一番の理由がこの騒音問題でした。ヴァイオリンミュートの存在を知らなかったんですもの……オホホ。
メリットでも語ったように、音量がかなり小さいため、夜でも練習ができます。思い切り弾いてもアコースティック+金属ミュートより小さい音量ですし、普通に弾けばもっと抑えられます。
ただし、すげえ小さいとはいえ、やっぱり音は出ますから完全なサイレントを想像していると「思ったより音でけえ!!!!」と思うかもしれません。
個人的な参考としては、普段人と喋っている音量より、気持ちちょっと大きいかな?というくらいの音量です。壁が薄い部屋なら隣に聞こえるリスクはどうしてもあります。過剰な期待注意!!
ただし、ヴァイオリンは耳元で音を聞くため、意外にも大きくない可能性もあります。そのへんの加減は難しいですね。
それでも、弓が思い切り使えるのは良い練習になりますよ!


使いどころ その2「録音に使う」
音が小さく普段遣いもできるので、自宅でヴァイオリンの音源を撮りたいときに使えます。もちろんそのためには、インターフェースやシールドが必要とちょっとお金がかかりますが、マイクで直撮りするより綺麗に収録できます。
今のインターネットが発達した環境で自分の演奏を発表するには、1本持っていてもいいと思いますよ!
音色をいじることもできるので、ヴァイオリンを弾きながら色々な音が出せるのも魅力です!


使いどころ 多分私だけ編「カラオケに持ち込んで採点機能使える」
多分私だけですね。ハイ。
カラオケに楽器を持ち込んで、カラオケ音源に合わせて弾いて練習できます\( 'ω')/
やり方はとっても原始的!!!!
ミニアンプを買って、繋いで、アンプ前にマイク置いてスタート!!これだけ!!!!!らくちん!!!!!!!
ちなみに初めてやったカラオケ採点は「カントリーロード」でした。95点取れましてよ!!!!!!!!!
これで、二次会にカラオケ誘われても大丈夫!!!貴方にはエレキヴァイオリンがついています!!!!!!!
歌わなくて済むんだ!!!!!!良いでしょう!!!!!!!!
まぁ私は歌いたいですけど。





YEV104の個性

YAMAHAさんから出ているエレクトリックヴァイオリン4弦モデルYEV104
5弦モデルのYEV105もあるヨ!!!要チェック!!!
今までのエレキヴァイオリンの説明に加えて個性があります。
おそらく、YAMAHAさんから出ているエレキ&サイレント楽器すべてに共通するものもあります。注意も兼ねてあえて独立させました。
あくまでもヴァイオリンYEV視点での話になりますが、参考にはなると思います!!ヨロシクオネガイシマース!


YEV104の魅力

見てくださいよこの素敵なフォルム!!!!!!!!!!!!!
ヴァイオリンなのにヴァイオリンの見た目をしていないこの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かっこかわいい見た目!!!!!!!!!!!!!!!

個人的にはProよりも従来モデルの指板が黒のほうが好みです。
本当に素敵。
今でも、ケースを開けてエレキを見ると「やっぱいいよな~!」って思います。見た目って大事!


気になる音色は?

実際にアンプに繋いで弾いてみると、とてもまろやかな音がします。
個人的な体感として、どことなく管楽器の……トランペットやサックスなどのテイストを感じる音色です。私だけかもしれませんが🤪
正直、生音もやっすいエレキヴァイオリンよりしっかり鳴ります。本当に感動するくらいしっかり鳴ります。
もちろんアコースティックには敵わないものの、エレキにしてはしっかり感あって満足度が高いです。
練習用だけで買うにはちょっとお高い買い物ではありますが、練習と+αで使うところがあれば1本あって損はないです。


ペグが……ペグとペグの間隔が……狭い……?!

実際に他のエレキヴァイオリン、今使っているアコースティックを使っていてびっくりしたのですが、多分YEVのペグとペグの間隔が狭いです。
これは完全に盲点で、楽器を構えた状態でペグを回すとその狭さにびっくりします。回しづらッ!!!!!!!!!!!!!
このペグ周りの規格がそれぞれにあるのか、それともYAMAHA製の個性なのか、詳しいことはわかりませんが、少なくとも今までヴァイオリンを色々触っていて、YEVのペグ間隔だけ狭いです。
もしヴァイオリンの作りに詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示くださいませ……!!


駒が交換不能。マジ泣いた。

なんとなく察してはいた。実機映像や写真を見るに、この楽器に取り付けられている駒(ブリッジ)は、専用のものであると。
つまり「リペアで直せない=YAMAHAの専用工場に郵送して直すしかない」ということです。下手すりゃ買い替えです。
どう専用であるかというと、駒に直接ピックアップが装着されており、駒の下からそのまま線で繋がれている状態です。このピックアップ外せません、多分。
駒壊したら終わりです。ホントかなしい。
私が手にした個体は、駒が適正弦高より1mm高い状態でした。駒を調整するにも、外して駒だけの状態にできないため、弦が触れる部分だけを削る作業での調整しかできません。
加えて、駒の摩耗で弦高が低くなってしまった場合、ヴァイオリン工房では対応できないのです。弦高調整をお願いしたときにも注意としてお伝えいただきました。「低くすることはできるけれど、駒の交換ができないので後から高くすることはできません。それでもやりますか?」と。


ネックが太め

今まで触ったヴァイオリンよりどっしりと太めです。
ですので練習として使う場合には、いつもとちょっと違う弾き心地になります。個人的には安定していて好きなんですけれど。
今のところ触ってみたヴァイオリンと比べて、太いな~という感想です。ちょっと慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
あとわざわざ項目も受ける必要はないかなと思ったのでここで追記しますが、ナットはプラスチックでした。びっくりだよ!!!!!!!


肩当てがめっちゃ外れる

皆さん。MACH ONEの肩当て……めっちゃ外れます
どれくらい外れるかというと10分弾いていたら、自分の力みのせいで取れます。ポロリと。
ちゃんとつけたと思って、ヴァイオリンを縦に持っても……ポロリと外れます。笑っちゃうくらい外れます。
これ、なぜかといいますと、肩当てを装着できる部分があまりにも薄く、肩当て装着部分がしっかり固定されず外れてしまうのです。
装着部品が割としっかりめなゴム製でも、弾いていると外れてきます。
まさか自分の身体に合った肩当てを選ぶ前に、YEVにあった肩当てを探さねばならんとは思いませんでした。びっくりだよォ!!!!!
なお、解決策としてはエベレストの肩当てが割としっかり嵌まってくれます。装着部分が粘度高め?なゴム製です。
肩当て選びの幅が少ないのが本当に残念です。しっかり装着できる肩当て出して!!!YAMAHAさんンンンンンンン!!!!!!!!!





頂いた質問にお答え!

mixi2にてご質問頂きました!今回この記事を書くにあたって、一番の原動力になりました。
こういうことがないと本当に何も書かない。もうちょっと頑張れ私。
まず最初にお伝えいたしますが、私はエレキヴァイオリンで弾いてきた時間のほうが圧倒的に長いです。なぜならアコースティックヴァイオリンを弾き始めたのが今年11月中旬くらいの話だからです。まだ1ヶ月半くらいでして、まだまだ「ミュートなしでの演奏経験が少ない」状態です。
(といっても、エレキヴァイオリンでさえ10ヶ月くらいのもの🙄)
それらを踏まえた上で、質問へGo!!!!!!


①弦の共鳴を感じられますか?

正直にお答え~~~!!!!
わからんかったでえええええっす!!!!
アコースティックに持ち替えてからアラアラアラアラアラ~~~!!!!!!となるくらいには、本当にわかりませんでした。
そもそもそういう「共鳴」を意識したことがなかったこともあり、イマイチ体感が得られていないという根本的な問題もあります。
練習でたまに使っていても、アコースティックほどダイナミックに伝わってくることは少ないと思います。ボディがない弊害でしょうか。
初心者からエレキで始めるのは本当に損だなと感じます。だって音の細かいニュアンスが捉えにくいんですもの。
弦が振動していることには変わりありませんので、全くないことはないと思います。ただ、人間が捉えられる大きさになってないんだろうなと言うのが私の回答です。


②音程が合っているときの 響きは感じられますか?

上記の回答で、なんとなく察しがついていると思いますが……。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん……あんまり😅
やっぱりボディがないのが、本当にネックです。ネックは太いのに……(急にどうした)。
音を抑えてデジタル出力できるようにするために、ボディを失ってしまったために、楽器単体での良さがごっそり抜け落ちてしまっているように思います。
ポジティブにいうと、ボディを対価に自由を手に入れたんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まつりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


③練習に使いたいけど、音もうちょっとどうにかならん???

(話を広げたいがために自分で質問作りました。ユルシテ)
音量が抑えられていて響きがほとんどない。こんなん弾いてて楽しくない!!!!そんな貴方にオススメなアイテムがあります。
そう「耳栓」です。次の章で熱弁しますヨロシクオネガイシマス。
なんで耳栓?!って思う方もいるでしょう。
話はシンプルです。自分の身体を、ヴァイオリンのボディ代わりにして音を認識していこう!ということです。
案外良いもんなので、ぜひ次の章も見てってください!





耳栓のススメ

2024年ンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!
買ってよかったアイテムランキングゥゥゥゥウウ!!!!!!!!
1位と僅差の2位!!!!!!!!!!!!!
耳栓ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あえて、ここでお伝えいたしますが、2024年買ってよかったアイテムぶっちぎり1位はヴァイオリンです。私の人生はここから始まったァァァアアア(突然)。

ということで、今や私の生活必需品にまで登り詰めた耳栓。
こちら、ヴァイオリンにも欠かせないアイテムとなりました。


なんで耳栓?

よく考えてください皆さん。ヴァイオリンは音が大きい楽器です。
ですから、エレキヴァイオリンで騒音問題を軽減しようというお話でしたね?
その騒音問題……一番影響を受けているのは誰でしょうか?
自分です。弾いている本人が一番影響を受けます。
そう、左耳が本当にヤバイ。ヤバすぎる。音でかすぎる。
実際私も初めてアコースティックを弾いてみて、その音の大きさに衝撃を受けました。まず空きっ腹にダイレクトヒットし、次に脳みそやられました。音がでかすぎる。(大事なので2回ry)

難聴対策としてもオススメな耳栓。
どうやら海外のオーケストラでは、演奏者に装着をお願いしているところもあるのだとか。
この耳栓。実はエレキヴァイオリンの練習にとても有用なのです。


耳栓の効果

耳を守るための効果ももちろんありますが、もうひとつ良い効果があります。
ヴァイオリンは鎖骨と顎に楽器が触れるため、楽器を弾くと骨伝導で身体全体に音が響きます(これが本当に骨伝導かは知らんが)。耳栓をしたときに自分の声が大きく聞こえるアレですね。
そのおかげで、エレキの小さくチープな音も大きく綺麗に聞こえます。なんなら、自分の呼吸音(大体は楽器の音量に負ける)弓が弦を擦る音など……色々聞こえてきます。
初心者のうちは呼吸が止まりがちですし、自分の呼吸を意識するアイテムとしてもかなり良いのではないでしょうか!!
耳栓をすることでエレキの小さい音もしっかり拾って練習ができるので、ぜひ一緒に購入をお願いしたいアイテムです。


耳栓してるとメトロノーム聞こえなくない?

そ れ は そ う 。
ただ、エレキヴァイオリンの場合、生音が小さいためイヤホンで代用可能です。
ちゃんとした——音楽室にあるようなメトロノームだと難しいかもしれませんが、6000円くらいで買えるメトロノームとチューナーが一緒になったものであれば、イヤホンジャックがついていますので、それを使ってやってみても効果があります。
かくいう私も、メトロノームを使うときはイヤホンして練習していました。
ちゃんとヴァイオリンの音も聞こえてきますよ!!


何を買ったらいい?

耳栓色々ありますが、個人的なオススメを1点紹介いたします!
なんで1点だけって????????
それしか買ってないんですゥ!!!!!!!!!!!!!!

ライブ用の耳栓です。
普通の耳栓より聞こえる範囲が広いのが特徴ですね。
普通の耳栓をオススメしないのには理由があります。
少し話が逸脱しますが、普段のアコースティックでの練習も、私は耳栓をつけて練習しています。
ただ、アコースティックは音が大きいので「イヤホン戦法」が使えません(ミュートつけているので使えんことないと思いますが😂)
そうなると有用なのが「左耳だけ耳栓」です。
このとき、普通の耳栓をつけて練習すると、左右で音を拾う音量が変わり、耳栓を取ったあとの負荷が大きいからです。特にミュートをつけないで練習できる環境だと特に顕著で、強烈な違和感が右耳を襲います。
オススメを置いてはおきますが、自分のあったものを探してくださいね!!!



ここまでお疲れ様でした!
今後の参考になればと思います。
最後までありがとうございました!

Kady

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