前に進めなくなってしまった時、打破するための、たった2つの問い
自分が決めたゴールや道なのに、なぜか足が前に進まなくなってしまい、そんな自分に嫌気がさしたり、情けなくなってしまい、責めてしまう…
ということはありませんか?
私はしょっちゅうあります。
また、驚くことに、そこに立ち止まらせるための言い訳を、自分の周りに沢山積み上げて、自ら足を留まらせる状態を作っている。
その自作自演状態に、無自覚になっている自分に気付いて、思わずハッとする…なんてこともあります。
今日は、そのような状態を打破できる、2つの「問い」について書いてみたいと思います。
「足を止めているものはなんだろう?」
まずは、なぜ自分の足が止まってしまっているのか、前に進めなくさせているものは何なのか?正体そのものに焦点を当てる問いを投げかけてみます。
この時に必要なものは、「勇気」と「客観視」です。
勇気と書いたのは、時に自分の中の、ある意味”恥部”と向き合うことにもなり得るからです。
例えば、
・環境や他者、または、自分自身が現状持ち合わせていないもの(能力、時間、お金など)を言い訳にしていたり
・見えないものや起きてないものに勝手に恐怖心などのイメージを貼り付けていたり
・失敗して恥をかきたくない、傷つきたくない、という思いや価値観が隠れていたり
様々なものが浮き彫りになってくるかもしれません。それらを見つめていくことは、なかなかに勇気がいることです。
そんな時に必要なものが、客観視です。
自分に内在する見たくなかった部分を見ていくことで、嫌な気持ちになることもあると思います。でも、そこでなんとか踏ん張り冷静に客観視することで、それが本当に事実なのか、はたまた自己解釈や思考の癖やパターンなのかに気づくことができます。
その際、揺るがしようがない事実だと判断しても、さらに、
・別の選択肢はないか?
・参考になりそうな情報や、前例はないか?
・1mmだけでも進むとしたら何からやれそうか?
など、もう一歩踏み込んで見つめたり、他の視点から見ていくこともできます。
ここまで考えていくことで、かなり冷静に現状を捉え直すことができるはずです。そして、そこに向き合えた自分に一旦拍手です!!
ここでさらにもう一歩奥へ踏み込んでいきたいと思います。
その時に投げかけるのが、次の質問です。
「それが自分にとって、どんな意味があるのか?」
状態や状況を俯瞰視するための問いです。
この問いを投げかけることで、
・視野が狭くなっている自分に気づくことができる
・足りないと感じているものを意識化できる
そして、そのためにどうするか?と一歩進んで考えるきっかけになる
・それでも進むのか?という覚悟を問い直すことができる
・反対に、敢えて今は進まずに、一旦立ち止まることにする、という決意をすることができる
・選択や判断を見つめ直すタイミングだと考えるきっかけにする
など、より本質的な答えを、自らの中から導き出すことができます。そして、その答えに自信を持つことや、自分に許可をすることもできるでしょう。
前に進めない、のと
前に進まない、のとでは、
自分の腹落ち具合、納得度も全然違うものになります。
もし、立ち止まってしまう自分や、同じパターンを繰り返す自分に向き合ってみよう、という方は、ぜひ、無理のない範囲で、上の2つの問いを投げかけてみてくださいね。