【お客様の声|株式会社soui woodworks様】 遠慮の壁を壊そう!チームワーク強化のためのワークショップ
この度、株式会社soui woodworks様の社員の皆さんのコミュニケーションとチームワークを強化する目的で、2回のワークショップを開催しました。
2回目のワークショップ直後に、神保社長、そして参加くださった社員の方々に、ワークショップに参加されてみてどうだったか、インタビューさせていただいた様子を動画にしました。
ワークショップ直後、相当ヘトヘトなはずなのに、みなさん快諾くださり、ありがたい限りです。
動画の下には、
・ワークショップ実施に至るまでの状態(課題感など)
・ワークショップの実施内容
・皆さんから寄せられた感想
もテキストで載せていますので、お好みの方をご覧いただけたらと思います。
お客さまの声
神保社長インタビュー▼
社員さまインタビュー▼
「良い人」「優しい人」が多い組織の良い面と、それゆえに起きていた弊害
事前に神保社長とお話をしていて、「社員の一人ひとりが、とても良い人間だし、信頼できるメンバー。仕事に対する熱意も持っている。しかし、優しいがゆえにお互いに遠慮しあい、活発な意見交換や新たなアイデアの提案が起きにくい状況にあることも事実。」とのことで。
そのような状態が、それぞれの成長や組織の活性化やイノベーションの妨げになっていることが伺えました。
そこで、まずは社員さん、お一人ずつに30分程度のインタビュー、オリジナルの満足度調査(無記名式)を実施させていただきました。
見えたこととしては、社長さんがお話しされていた通りでした。
皆さん、組織や仕事、一緒に働いている仲間に対してとても良い印象をお持ちで、居心地の良い環境だと感じていました。また、満足度調査の結果も非常に高いスコアでした。
一方で、インタビューの中で「気を遣ってしまう」「自分が言わないほうがいいかな、と意見を差し控えることもある」「この先に挑戦したいことは、あまり見えてない」などの声も上がりました。
お互いの遠慮の壁を壊そう!
事前の満足度調査の結果や、神保社長や社員の皆さんのお話しを伺い、今回の改善に向けたテーマを「チャレンジ」と「コミュニケーションの活性化」とすることに決まりました。
お互いに遠慮の壁がある、ということは、相手のことをまだ深く理解しきれていない部分があるから。さらに言えば、自分自身のことについてもだと思うのです。
お互いの相互理解が進めば、当たり障りのない会話だけでない、もう一段深い対話や意見交換ができます。そこから、より活発なコミュニケーションが行えたり、アイデアが起きやすく、チャレンジしやすい環境を目指せると思い、2回のワークショップを以下の流れで行うことにしました。
【1回目:自己理解と他者理解。さらに組織課題に向き合う】
1. 自己理解と他者理解:
事前に行った「クリフトン・ストレングス」に基づくフィードバックを通じて、皆さん個々の強みや特性を探求するワークを行いました。そこから、自己認識を深め、さらに仲間の強みや特徴を深く理解してもらうことで、今後のコミュニケーションの取り方、仕事の仕方などの向き合い方に落とし込んでもらいました。
2. 組織課題に向き合う:
次に、ワールド・カフェ形式*のグループワークを通して、組織の課題(活発なコミュニケーション、チャレンジが起きやすい風土)に対して、それぞれに思うことや改善できそうなアイデアを出してもらいました。自由な雰囲気の中で、活発な意見をドンドン出していただき、たくさんのユニークなアイデアが生まれました。
※ワールド・カフェ形式:合意形成が目的ではなく、与えられた問い(テーマ)に対して、自由に意見やアイデアを出し合う、ブレインストーミング形式のワークです。
【2回目:自身のキャリアビジョンや目標を描き、行動計画を立てる】
1.自身のキャリア志向を探る:
2回目は、「キャリア・アンカー」を用いたワークショップを行いました。キャリア・アンカーの”アンカー”とは「船の錨(いかり)」のことで、働く上で大切にしている価値観や、方向性の軸、モチベーションの源泉などを指します。今回はこの自己分析ツールを用いた個人ワーク、さらにペアワークを交えることで、自分の価値観やキャリアにおける大切な要素を探ってもらいました。
2. 個人目標設定と行動計画:
次に、今の自分が数年後にどんな状態になっていると理想的だと言えそうか?というありたい姿や、組織や仲間、その先のお客さまにできる貢献、などをイメージしてもらいました。さらに、行動計画まで落とし込むことで、この先進む道筋をクリアーにしていきました。
参加いただいた皆さんからのフィードバック
ワークショップを通して、社員の皆さんからは、非常にポジティブな反応がありました。特に自己理解が深まり、仲間同士のコミュニケーションが、以前よりオープンになったという声や、未来へのビジョンや道筋が描けたことで、挑戦していきたい意欲が湧いた、という声があがりました。
そこで暮らす人の豊かな時間、空間に思いを馳せて、センスの良い、家具づくり、世界づくりをされるsoui woodworksさん。
今回のワークを通して得ていただいた気づきや、コミュニケーションの壁を乗り越えていく中で、今後、皆さんからどのようなアイデア、心地の良いものが生まれていくのか、楽しみです。
今回は、ワークショップを実施させていただいた、soui woodworksさんにインタビューさせていただきました。
この貴重な機会をいただいた神保社長、そして社員の皆さんに心から感謝申し上げます。