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読書感想文

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心に刺さった本、影響を受けた本、それらオススメ書籍や、他の方の素敵な感想文も、こちらにまとめてゆきます。
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#一万円選書

いわた書店一万円選書 読書感想文②『神さまたちの遊ぶ庭』

いわた書店の一万円選書からの2冊目。本日は、『神さまたちの遊ぶ庭 / 宮下奈都著』の感想文です。 いわた書店の「一万円選書」当選についての記事はこちらをどうぞ▼ このエッセイを読んで、著者の宮下奈都さんの大ファンになりました。彼女の他の作品もこれを機会に読んでみたいと思えるほど、この一冊の魅力的な世界にどっぷりと浸ってしまいました。 福井から帯広へ2年間の期間限定移住のはずが? 物語は、北海道、十勝の山奥にある小さな集落「トムラウシ」が舞台です。 以前から北海道での暮ら

いわた書店一万円選書 読書感想文①『パリのすてきなおじさん』

いわた書店の一万円選書に当選し、送ってくださった本を眺めていて、最初に「あ!これから読みたい!」と思わず手に取った一冊が、この「パリのすてきなおじさん」です。 いわた書店の「一万円選書」当選についての記事はこちらをどうぞ▼ 「パリのすてきなおじさん」とは?ポップで可愛いイラストに、魅力的なタイトル。 きっと、パリのステキなイケおじから、ファッションや考え方、暮らしのセンスなどを教えてもらえるのかな〜、なんて思いながら、気軽な気持ちで読み始めました。 そして結論から言うと

念願のいわた書店の一万円選書に当選!〜岩田店長との本を通した交流〜

昨年の12月、とても嬉しいお知らせが飛び込んできた。 それは、北海道の小さな街にある、いわた書店の店長、岩田徹さんが行っている「一万円選書」に当選したとの便りが届いたことだった。 当選のメールを受け取った時は、「わー!やったー!!」と思わず叫んでしまった。 それぐらい、私はこの選書に選ばれることを、長年、心待ちにしていたのだ。 一万円選書とは? 初めて一万円選書のことを知ったのは、NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で、店長の岩田さんが取り上げられていた回を観たこと