旦那さんが思い出す印象的な夫婦の会話
先に言っておくと、全くステキな話ではありません。このお話は真空さんの会話の特性によってできてしまった、話です。
人は会話をするとき、話の中でも似ているケースを選んで「そういえば」こんなことがあったと話を続けます。
しかし、真空さんの会話のチョイスは、いつも絶妙にずれていて、ほとんどの人は、話のテンポが崩れ盛り下がった気分になるみたいです。
「それは話が違うでしょ?」「そんな話じゃないんだけど」
だいたいこんな感じで、真空さんのジャストは伝わりません。相手もイライラし始めて、会話を楽しむことは難しいと今でも息苦しくなります。
どうやら真空さんのなかでは聞いた単語から連想される内容全てが、会話のチョイスに含まれるのではないかと最近、旦那さんとの会話で判明しました。
こんな感じです。↓↓↓
真空さん:「昔ね。脱毛してなくなった人がいたんだって。怖いよね」
旦那さん:「まじで?なんか怖いね」
この時旦那さんは髭をピンセットで抜いています。ほぼ毎日、数時間髭を抜く旦那さんを見ながら、真空さんは大変そうだと思ったことを覚えています。
真空さん:「男性も脱毛する人いるみたいなんだよね。記事で髭や揉み上げについて書いたよ。旦那さん脱毛してみる?揉み上げはめっちゃいたいみたいよ」
だから、髭にしときなね。
真空さんのなかでは、冒頭の「脱毛」で亡くなった人の話は吹き飛んでいます。
そして、まさかの「脱毛」を人に「すすめる」という暴挙にでたのです。
今でこそ、笑い話として話してくれる旦那さんですが、かなり当時はご立腹だったことがうかがえます。
きっと、だんなさんのことだから、真顔で「ちょっとひどくない?」ってハッキリ伝えてくれたんでしょうね。きっと。
そして、文脈や流れの説明をしておかしな部分を指摘してくれたのではないかと思います。
おこるだけではなく説明してもらえるとわかりやすい
旦那さんのように腹が立っても感情をぶつけるだけでなく、おかしな部分を説明してくれる人は貴重です。
「なるほど」
納得したら……次からは……。まぁ、難しいんですけどね。
悪意がないので、笑い飛ばしてもらえたら助かります。
何より、文脈がねじれていることや繋がりについて、考えたことがなかったので、面白い発見です。
みなさんが何げなく会話して楽しんでいるその行為は真空さんにとっては大変難易度の高いものなんですよ。
みなさんみたいに真空さんも、スルリスルリと愉しくお話できる日がいつか来ることを祈っています。
それではまたどこかの記事で会いましょう