お母さんとの時間は長さじゃない濃度だ
このお話は、真空さんがお仕事に終われて終始パソコンに向かっていた頃のお話です。バリバリ稼いでいるような表記ですが、月1万にもいかなかったのは忘れられません。
そんなワタワタしていた頃、真空キッズは保育園でヤル気ない、落ち着きがない、泣き出すなどで保育園の先生にしょっちゅう相談していました。
懇談会も頻回で精神的にもつらかったことを覚えています。
お母さん泣かないでね大丈夫よ
「自己肯定感が低いですね。このままでは、自分で頑張ろうとする気力がなくて新しいことにチャレンジできません」
すみませんごめんなさい。私がオムツずらし失敗ばかりで、怒ってばっかりだからか(汗)
まぁ、真空キッズはお調子者でひょうきんな性格です。そのわりにビビりなので、ギャップがあるのかもしれません。
「ご家庭ではどうですか?」
「お母さん大丈夫ですか?」
仕事と子育てにパンクしそうで、さらに追い討ちの自己肯定感……。怒るないうんかい(涙)
困って立ち止まってしまったとき、優しく先生が話してくれました。
「お母さん。大丈夫ですよ。焦らないで真空キッズはあの子なりに成長しています。大丈夫なんですよ。」
ただね。
「団体生活となると話しは別なんですよ。だから、気になることも含めていろいろ相談しましょうね」
「子どもとの時間が少ないんでしょうか?」
「子どもってね。関わり方なんですよ。一緒にいるだけじゃなくてね。しっかり関わるほんのちょっとが大事なんですよ」
「5分でもいいからね。たっぷり遊んでね」
真空さんと真空キッズはその日からかなりの濃度で遊ぶことになりました。
ままごと、絵本、お相撲。
そしたらなんとなくなんですが、気がついたんです。
仕事ばかりだったなぁって。もちろんね。真空さん以外の大人が構ってあげるのも大事ですよね。
お父さんとかね。
一緒に遊ぶって大事なんだなぁって。
その後真空キッズはどうしたの?
支援教室なんかに真空さんと遊びに行ったり、自宅でふたりでふざけたり。気がついたら最近は保育園では「やっているんだ」ってことも増えてきました。
まぁ、子どもは遊ぶの天才ですからね。どの子も(笑)遊び方教えてもらって、遊ぶときは先生になってねっていったら、必死に説明してくれますよ。
それではまたどこかの記事で会いましょう