見出し画像

世界一になった話②

わしや。
前回の続きです。

迎えた準決勝。相手は従兄弟とその友人のペアで、一昨年のダブルスチャンピオンです。
順番を活かした戦術がうまくて手強い。
シングルスの予選中に裏でカロムキングから詰めカロムの問題を出されまくってたので準備万端感はあったけど油断は禁物です。

ダブルスの1巡目の定石は今は諸説ありますが、シングルス同様に目の前の相手の色を中へ入れるのがメジャーとされていた時代です。
もちろん今でも状況によってはアリな手ではあるけど、直前に相手がやってた場合は同じこの手をやるとこの試合で自分がやったように2巡目から早速自分の色のパックを自エリアに放り込まれる手を狙われてしまうので不利になる可能性が結構ありそうに思います。(下の画像参照)
この試合での2巡目以降の変化を参考に序盤研究がめちゃくちゃ捗りました🤔

序盤は入るものを入れながら妨害していくよくある展開になりました。

途中こういった手もアリだったかもしれませんが、まだまわりの崩れ方によっては次のターンで決め切られる可能性もあるので安全なほうを選びました。
というか多分やってる時は見えてませんでした

これに関しては絶対やった方がよかったけどこれも見えてませんでした←
実際にやった手でも次のターンで負けることはほぼない&その次にジャックを相手エリアに入れるような流れでじっくり勝ちに持っていける可能性があったのでこれはこれで良さそうです。

次の父のターンで全部入る形にして全部入れてもらったら勝ちなので、どれが入らないか聞いて崩しました。しかし、次の瞬間。
父の凡ミスで全部入る状態で手番を渡してしまい、負けを確信しました。

こっちならほぼほぼ負けでした。

とはいえ、自エリアに赤があるので次の自分のターンでは勝ち切れません。
次の相手の自エリアは空で全部入るので、何か守りの手を入れないと結局負けてしまいます。
自分では思いつかなかったので、自分が納得いくまで父に策を考えてもらいました。
そして画面左側の青を相手エリアに入れるウルトラソウルがうまく決まって形勢を覆しました。正直、この日の自分の手で1番偉かったと思ってます。

次の父のターンで全部入って勝ち。初の決勝進出&初のメダル決定でひとまずホッとしました。

続く。

いいなと思ったら応援しよう!