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最強の整理整頓ツールを手に入れた

整理整頓が苦手です。
パソコンの中ならルールづけて整理できるのに……現実世界でも全てをフォルダにおさめることができればいいのに……と思い続けてきたんですが、ありましたわ現実世界でもだいたいのものをフォルダに収める方法。

はい、ラベルライターです。
私はダイモ使ってますがテプラでもピータッチキューブでも良いでしょう。

規格の近しい箱を山ほど用意してラベルライターのラベルを貼り、積んでいく。
整理整頓に本当に必要なものってこれだったんだ……と衝撃を受けています。
片付け本はそこそこ読んできましたが、ラベルの効用をはっきり書いてくれてる本って、漫画だと思い出せる範囲ではこのくらい。

この本は片付けが苦手な友人に著者が「いいからラベル貼れ、騙されたと思って貼れ」っていうけど、友人が拒否するんですよね。

わっかる、ってなりました。片付け苦手な人、ラベル貼るの、負けた気がしてプライドが傷つくみたいな感じになるんですよ。
シニア世代の人が「おじいちゃんでも使いやすいよ」ってらくらくホン渡されるとかデイケア施設で「お達者ほねほね体操」やらされるみたいな屈辱に似た何かを感じるんですよ。
あとめちゃ片付いた人の部屋や押し入れの写真でラベル貼ってんのほとんど見たことないから、うまいひとはそういうのやらない、貼ってる人もたまにいるけど小さい子供がいるからだ、みたいになってて。

でもねーーーーーラベル大事!!!!
本当に騙されたと思ってやってみてほしい!!!!

ていうかわたし本業はウェブデザイナーで、ナビゲーションやラベルの重要性を日頃から業務で語る立場にあるのに、「ホモサピエンスは言語がないと4以上の数を認識できない」とか「一度に覚えられる要素は7つが限界」とか「英語のメニュー名はかっこいいけどちゃんと読めないと離脱される」とか言ってんのに、ね!!!!

そもそも動物的な本能を超えた物量の管理を必要とされてるんだから文明の力、「文字」に頼って当然なんですよね!

名前をつけてグループわけするというのは認識、分類するということです。
自分が何を持っているのかがえたいのしれないぼやっとしたでかい塊から個別の集合体になりました。

一番の驚愕は、細かい文具やなんやらをどこにしまったのかがわかるようになったのはもちろん、「リモコン」と書いたラベルを貼った箱をおいただけでリモコンが毎回そこに吸い込まれていくようになったことです……「リモコンの定位置を決める」、これすら忘れるんですよ。
もうラベルというか部屋中にメモが配置されてるようなものです。

そんなわけでラベルライターと箱、おすすめです。
私は無印良品のファイルボックスをベースに組むことにしました。ダイソーでもよかったし最初はそれで様子見してたんですが、長く使いたいプラ製品なのでそこそこしっかりしたものであってほしいのと、しっかりがっつりスタッキングできるのと、すべてA4を基準点にサイズ展開してるのでとにかく汎用性が高い。

ラベルライターはダイモ使ってます。
テプラでもピータッチキューブでもよかったんですが、ダイモはこれらに比べて安い。そしておしゃれ。見えてても大丈夫。テプラだとどうにも職場がちらつく。

そんなかんじで引っ越しへの備えもあり、家の中にどんどん箱を増やしています。
開けなくても中身がなんなのかわかる箱、が増えていくと同じ収納スペースでも収納力が格段に上がっているのを感じます。

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