今、読みかけている本
本の読了時にその本について書くのってけっこう「重い」タスクだし、読み終えたときには書き残しておきたいことがとくになかったりもする。そうなると「もういいか」に対して概要を書いたりなんだりしてまとめるのがさらに重くなる。
ので、今年は「読みかけている本」についてもログを残していこうと思った。今読んでいる本ならば興味が持続中ということなので。
これはその一本目。
人形と人間のあいだ
人形学の先生の本。わたしは「今現在のこれのルーツは江戸時代のこれで」みたいな話が大大大大大好きなので、そういう、あれとこれを結びつける学問や仮説やあれそれが大大大大大好きなので(歌舞伎と戦隊の関係性とか)めっちゃくちゃ楽しい。全13回の講義の書き起こしで少しずつ読んでいる。
私は人間ではないけど人間の心を持つ、持とうとしているもの、イマジナリーフレンド、といったものに興味が深く(アンドロイド系ヒロイン大好き)、後述の「ネットワーク・エフェクト」もそれにどはまりしている。
ネットワーク・エフェクト
マーダーボット・ダイアリーの続編。面白いことはわかっているけども技術的な説明が多く、かつ他のSFと違って「読み飛ばさないで読めばそこそこ理解はできてしまう」範囲なのでそこで進行が止まりがち。タイムリープを説明する量子力学のページとかなら「あ、はい、いつものですね」って読み飛ばせるんだけども。
天才たちの日課
作者が作家で、「なぜ俺は原稿ができないんだ」という逃避から古今東西のクリエイターの執筆習慣をまとめてブログにしはじめ、そしてそれが出版されたやつ。
すごい有名人(というレベルではない、偉人もたくさん)のいろんな習慣が出てきてたのしい。自営業者のルーチンといったかんじで、下手な現代のフリーランス本より学びがある。
酒肴(つまみ)のネタ本
古書店にて百円で購入、初版1983年。材料と調理のシンプルさだったり、当時の「珍しさ」がどういうものだったのかわかったり、かと思えば鯨肉レシピが普通にそこそこあったり。
キリンに雷が落ちてどうする
ダ・ヴィン・チ・恐山のnote日記編集本。わたしは有料マガジン加入してるので全部読めるといえば読めるんだけども、編集されたものを紙で少しずつ読むとだいぶ体験が違っておもしろい。他社のひとりごとの断片をぽつぽつひろえる、喫茶店でおもしろいこと言ってる人が隣にいるかんじ。と思えば突然短編小説がぶっこまれたりもする。
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