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月見れば千々にものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど/大江千里 =========…
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ/文屋康秀 ============…
―わたの原八十島かけて漕ぎ出ぬと人にはつげよあまの釣舟 堂々と大海原の荒波へ漕ぎ出たわた…
今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな/素性法師 ===========…
侘びぬれば今はた同じ難波なる身をつくしても逢はむとぞ思ふ/元良親王 ==========…
難波潟短き葦のふしのまもあはでこの世をすぐしてよとや/伊勢 ==============…
住の江の岸による浪よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ/藤原敏行朝臣 ================== 百人一首第18番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
ちはやぶる神代も聞かず龍田川から紅に水くくるとは/在原業平朝臣 ============…
立別れいなばの山の嶺におふるまつとし聞かば今帰り来む/中納言行平 ===========…
君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ/光孝天皇 ============…
陸奥のしのぶもぢずり誰故にみだれ初めにし我ならなくに/河原左大臣 ===========…
筑波嶺の峯より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる/陽成院 =============…
天つ風雲のかよひぢ吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ/僧正遍昭 =============…
わたの原八十島かけて漕ぎい出ぬと人にはつげよあまの釣舟/参議篁 ================== 百人一首第11番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。