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―秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ 眠らずに闇を見ている人の袖はほ…
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関/蝉丸 ==============…
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに/小野小町 =========…
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり/喜撰法師 ============…
天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山にいでし月かも/阿倍仲麻呂 ============…
かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける/中納言家持 ==========…
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき/猿丸太夫 ================== 百人一首第五番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士のたかねに雪は降りつつ/山辺赤人 =========…
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ/柿本人麻呂 ========…
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山/持統天皇 ===============…
秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ/天智天皇 ===========…