さらば、GR。また会う日まで。
先日からGRの調子がおかしくなっていました。
電源をつけてもすぐに落ちてしまうようになってしまいました。
ついにレンズも戻らなくなってしまい、これはイカンとリコーイメージング新宿へ連れて行きました。
事前にネットで調べてみたところレンズユニットの故障のようで、
GRの持病とも言えるこの症状。
修理金額は大体2万円弱。
3月にうちに来てから半年も経たずに発症したことになります。
今更ですが、マップカメラの保証に入っておけばよかった。
後悔先に立たず。
悔いていてもしょうがないのでまずは見積もりを。
受付のお姉さんに預け、30分ほど店内を見回りました。
店内には写真展やレンズの展示があるのでいくらでも待てます。
DFA70-200F4をいじっていると名前を呼ばれ、受付へ戻りました。
すると
『申し訳ありません、こちらの修理に必要な部品はもう生産されてなく、修理不可です。』
……………………え?
『できることは、こちらのカメラを下取りに現行のカメラからお値引きすることくらいしか…』
…………………………………え??
修理………不可……………???
待って待って、え?確か2019年に修理したという記事を見た気がするんだけど、その間に部品終了しちゃったの???
うわあ、えええ、あああ、、
「わかりました…一旦持ち帰ります…ありがとうございました」
……………嘘………だろ…………?
まさか修理不可と言われるとは夢にも思わず。
もう二度とこの子で撮ってあげることができないんだと思うと悲しい気持ちになりました。
コーヒー屋で冷たいカフェオレを飲んで一息。
プランBに移行しよう。
向かったのはマップカメラ。
エレベーターへ乗り込み5Fのスイッチを押す。
ショーケースの中を確認、よし、まだある。
店員さんにお願いして状態の確認。
問題なさそうだ。
「これください」
約3万円を払い、新しい相棒を入手した。
SONY RX100M2
薄情だとひとでなしだと罵られようが構わんッッ
写真を撮ることが目的でカメラを手にしているのだッッ
最も怖れるべきことは
写真を撮るタイミングを逃してしまうことだッッ
だから私はカメラを買った。
それだけのことだ。
よろしく、RX100M2。
少しずつ仲良くなっていこう。
そして
さようなら、GR。お前と過ごした日々は楽しかったよ。
コンパクトなくせにちゃんと「撮る」ことができるお前との出会いで
写真観が変わったよ。
いつでも持ち歩いて、撮りたい時に撮ることができる楽しさを
お前は教えてくれた。
28mm単焦点という尖ったコンパクトカメラのお前を
どうやったら活かして撮ることができるだろうか
そうやって考えながら過ごしたこの5ヶ月はかけがえのない5ヶ月だった。
今回RX100M2を手にしたけどさ、
きっとまた、お前と過ごしたくなると思うんだ。
だからその時は
また遊ぼう、GR。また会う日まで。
P.S.今回はマップカメラの保証、入ったよ──────。