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鳩ノ巣渓谷を撮り歩く その2

鳩ノ巣渓谷を撮り歩く、その2です。

家を出るときに「もし寒くて活動不能になったら大変だ、一応ヒートテックをカバンに入れて行こう」そう思ったこと自体は危険予知ができているので褒められる行為でしょう。
しかし、今こうやって汗をかきながら歩いている。どちらかというとタオルを持って来るべきでした。天候の読みが甘い。

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ひいふう言いながらようやく橋まで登る。
グラグラと揺れる吊り橋。うーむ、この橋の上では三脚は使えない。

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…マジでRX100M2が一台あればほとんどの写真の用は済んでしまうのではなかろうか。ちょっとした旅行でカバンに忍ばせておけば撮れ高満足できる気がします。

橋を渡り終え、また渓流の方へ降りていきます。
ちらほらとハイキングしている家族連れやカップルがいました。カメラマンも既に数人見かけています。中にはマウンテンバイクでこのトレッキングルートを楽しんでいる人もいて、器用に岩と岩をジャンプして進んでいました。

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FA*24mmF2の広角で手前の岩に焦点をあてダイナミックな1枚にしようとしましたが半端になってしまいました。ううむ残念。縦構図でもう少し上から撮影する方が意図通りになったと思います。

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NDフィルターを使うことでF値を不必要に上げることなく水の流れを表現できます。FA77mmF1.8LimitedでF3.5、SSは3秒です。

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これはFA43mmF1.9LimitedでF8、NDフィルターは無しです。

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こちらは同じFA43mmでF8ですがNDフィルターを使用してSS13秒です。

コロコロとレンズを変えて撮影しました。というのも上述のレンズたちをネイチャーでまだちゃんと使っていなかったので実力把握です。
もちろん、全てしっかり使えるいい子たち、という結論です。

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移動中はK-1ちゃんを載せた三脚を肩で担ぎ、片手にRX100M2でスナップしつつ歩きます。案外このスタイル良いかもしれません。強いていうならRX100をもっとうまくホールドできれば良いかと思いますがコンパクトさが長所であり短所でもあってしまうので悩みどころです。

階段を登ると休憩所がありました。少し休憩。

休憩所のすぐ近くには真っ直ぐに伸びる木々が立っていました。自然豊かな場所は本当に被写体に困りません。

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これはTamron70-200F2.8です。この子も良いレンズです。すっかり古いレンズではありますが、特にPENTAXユーザーにとっては貴重なF2.8通しのリーズナブルな望遠ズームレンズ。写りも十分良いです。

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先に進むとダムがありました。白丸ダムというようです。
当初のルートでは写真左手に進むようになっているのですが現在は通行不可になっていました。だから国道を歩くことになったんだ、そうか。多分他に道はなかったと思います。

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たかーい。

ダムの上から望遠で紅葉を切り撮っていきます。

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青い水の上で紅葉が泳いでいました。
NDフィルターを使った長秒でその軌跡を撮っておけばよかった。ぐぬぬ。

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ダムを後にして進みます。車道のすぐ脇をヒヤヒヤしながら歩くことになります。車やバイクの運転手は同じかそれ以上にヒヤヒヤしたことでしょう。

その3へ続きます。

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