見出し画像

ド素人だけど推しのフィギュアを作ってみたい②

こんにちは、何かと挫折しやすいカドマです。

さて、前回の記事は7/4投稿でしたが、今日は7/26です。
一体どのくらい進んだんだろう?と思うじゃないですか。正直に言いましょう。進んでいません。OH……。

で、本来挫折しかけている理由なんか書いても言い訳にはならないんですが、なんとかペースを取り戻して完成させたいんですよね。
ここはひとつ「しくじり先生」の真似なんかしつつ、己を半生して今後の対応策を考えていきたいと思います。


①何が原因でつまづいた?

▼理由その1は、素材に対する知識の無さ。

たとえば……。

・プレミエ(軽量タイプの石粉粘土)は乾く前はマシュマロのような独特の手触りと粘度、乾くとスチロールのような切削感。また白すぎて細部が見づらく、細かい造形には不向き。

・ファンドは一般的にイメージしている粘土に近い。よくある白い石粉粘土ではなく「グレーファンド」という灰色のファンドがあるので、細かいものを作る時はそちらがオススメ。

・石粉粘土は薄いモノならともかく、ある程度厚みのあるモノを作ってしまうと乾かない!(大体完全乾燥まで2~3日)パテの「大量に盛ってサクサク削っていく」を想像して同じように盛るとそこで作業が止まる。さらに想像していたより乾燥後は固く、削るよりは盛るほうが向いた素材。パテと似たようなものだと思って使うと何度も首を傾げることになる。

・芯材や真鍮線の入れ方を理解していないと切削時に原型が折れる。(脚が何度も折れた)

こうやって見ると当たり前なんですけど、作っている時は気づかないもので…。

しかも、いつもはデジタルでお絵描きとかしてるわけじゃないですか。
デジタルはいくら失敗してもDeleteしたら終わり。ところが物理の作業は何か失敗するたびに失敗作が積み上がり、素材がどれだけ無駄になったかを痛感させられるわけです。これが結構つらい。

▼理由その2は、ペース配分の勘違い。

そもそも、初心者がスケールフィギュアを作るまでにどのくらいの期間が必要なのでしょう?

最近はデジタル造形でものすごく手の早い方もいるので一概には言えませんが、業界大手のグッドスマイルカンパニーの記事によると「入社したてのスタッフ(つまり経験者)がアナログ製作する場合、早くて3~4か月、大作スケールフィギュアともなると1年ほどかかる」とのことです。

参照先:グッスマの20周年インタビュー記事https://goodsmile20th.jp/pickupitem/04/

原型の腕があると見込まれて採用され、職業として造形を行うスタッフですらそのペース。
たぶん「1か月でスケールフィギュアの原型を作る」って結構難しい話だったんですね。ところが、ちょうど粘土をこねだしたタイミングでTwitterではWFの進捗がさかんに投稿されており、それもあって「1か月くらいで出来るものなのかな?」と思い込んでしまったわけです。

▼理由その3は、ひとりで作業を続けるのが思っていた以上に難しい!ということ。

これは向き不向きがありますね。絵や文に比べると粘土は完成まで時間がかかるのは分かっていましたが、モチベーションが一度途切れると復活させるのが難しい……!
ひとりで作業を続けるのが難しいのは私に限った話ではないので、あえて人のいる場で作業する人、師匠をつける人、教室に通うひと、色々と製作スタイルがあるみたいですね。

②この後どうする?

教室に通うことも考えてちょっと検索をかけてみたところ、結構あちこちの教室が出てきますね。
そのまま教室に申し込んでもいいのですが、その前に、試しに教室のカリキュラムのひとつを自宅でなぞってみる事にしようと思います。
例を挙げると……。


回数・期間:週1日・3ヶ月間 / 全10回
時間:1回2時間

進行予定
1回目:素体の用意、ポージング
2回目:裸体制作
3回目:顔
4回目:手
5回目:髪
6回目:足・靴
7回目:分割
8回目:服
9回目:表面処理・磨き
10回目:仕上げ(サフ)


……なるほど。
木曜日を粘土の日に決めて、とりあえず上記のスケジュールで進めてみましょう。

ただ私自身がとても甘えん坊の寂しん坊なので、これとは別にDiscode上にある作業スペースに申し込んでみました。人がいないと作業できない人が集まる場だと聞きます。どうにかコレで孤独感を解消したい。

あとまあ、「やってみたけど上手く出来なかった」というのも経験のうちなので……すでにかなり挫折感出てますねえ。未来の私に頑張って欲しい。


いいなと思ったら応援しよう!