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バスケットボール指導用備忘録

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大阪でバスケコーチをしている資料の備忘録
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2023年11月の記事一覧

だいたいのトラブルは想像力の欠如

日本大学は、アメリカンフットボール部の薬物事件でこれまでに部員3人が逮捕されたことなどを受けて部を廃部にする方針を固めました。

 リンク先はNHKニュースです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231129/k10014271811000.html

 2018年のいわゆる悪質タックル。2023年の部員による麻薬特例法違反の疑いで逮捕。

大きくはこの2事

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TOV%

 こちらもスコアシートからは読み取れない要素となります。

 計算式

 ターンオーバーの回数をターンオーバーの回数とさらに(フィールドゴールを打った回数+フリースロー×0.44)で割ったものとなります。

0.44という定数は4ファクターの項目で出てきたディーン・オリバー氏が過去の統計から計算したものとなっています(近年のバスケットボールの統計からは少しずれができている可能性があるといわれてきて

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ORB%(Team)

 こちらもスコアシートからは判別できない要素です。
 
計算式(チーム全体)

 獲得したオフェンスリバウンド数を相手ディフェンスリバウンド数と合わせたもので割ったものとなります。感覚的には30%くらいの確率になると、「かなりオフェンスリバウンドをとられているな」という感じになります。
 
2023年11月11日のNBAの試合 LAL@PHX(122-119)
LAL ORB数9 DRB数34 (

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eFG%

eFG% (effective Field Goal %)
 
 スコアシートやボックススコアには記載されていない要素です。
effecive。辞書を引くと「効果的、有効、実行」となっています。意味合いとしては「実行としてのフィールドゴールの確率」。といったところです。
 
計算式

FGM:フリースロー以外のシュートが入った数(2P、3P問わず)
FGA:フリースロー以外のシュートを打った数(2

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4ファクター

4ファクター

 ディーン・オリバー氏が提唱している、勝敗に大きく影響する構成要素。

・eFG% (effective Field Goal %)

・TOV% (Turnover %)

・ORB% (Offense Rebound %)

・FTr (Free Throw rate)

 大まかに、
シュートの確率。
ターンオーバーでどれだけオフェンスを終わってしまっているのか。
オフェンスリバウンドをどれ

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